当塾は、8/10(水)~16(火)の期間、夏季休業とさせていただいております。
休みと言っても特に遠出する予定はなく、普段はなかなかできない家の壁のペンキ塗りをしたり、学生時代の友人たちとオンラインで「本について語る会」を楽しんだり、ゆるゆると過ごしています。
さて、今週水曜日からは授業が始まるので、少しずつ頭を仕事モードに戻すべく、ブログを更新することにしました。
8月第1週の中学国語道場では、ブックトークを行いました。
テーマは「戦争」。
取り上げた本は、2冊です(それぞれ複数巻ありますので、正確には5冊かもしれません)。
まず、1冊目はこちら。
こちらは、女優の綾瀬はるかさんが戦争体験者の方々の話を聞いた、ニュース番組のシリーズを書籍化したものです。
ページを開くと、彼女が二十歳の頃に、ふるさとの広島でご自身のおばあさまに話を聞いたエピソードから始まります。原爆の話を今まで祖母から直接聞いたことはなかったという綾瀬さん。彼女の涙と「いままでの自分が恥ずかしい」という言葉が印象的でした。
そして、その5年後から、綾瀬さんは日本中の戦争体験者に話を聞きに行くのです。
広島、長崎、沖縄、ハワイ、東北…
体験者の方から話を聞くと、歴史上の出来事としての「戦争」ではなく、より現実味を持って戦争が迫ってきます。そして、戦争が一人の人生に及ぼした影響の大きさを実感します。
私が子どもだった頃は、学校で太平洋戦争についてかなり詳しく学習した覚えがあるのですが、私の子どもたちや塾生さんたちを見ていると、今は学校であまり詳しく学習していないような気がします(地域差があるのかもしれませんが…)。
今でも、世界では戦争が行われています。
平和を守るためには、戦争について知り、そして考えることが大切だと思います。
こちらの本はインタビューの対話形式で文章が進んでいきますので、本をあまり読み慣れていないお子さんでも、読みやすいのではないでしょうか。
ちなみに、こちらのシリーズには2冊目もあります。
原爆の体験談を中心にまとめられた、こちらの本もおすすめです。
ブックトークでご紹介した2冊目(2種類目?)の本は、次回のブログでご紹介します。
人気ブログランキング ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪