読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』(本)

2013年10月23日 | 哲学・生き方の本
ある日、本を読んでいたときに目に入ってきたのが、この本の広告!
「子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」という質問も気になりますが、答えていらっしゃる方々もとっても魅力的
これは、ぜひ読みたい…ということで、借りてきました

そして、今日の小学生国語道場クラスでも紹介してみました
子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?荒俣宏、内田樹、瀬戸内寂聴、坂東眞理子、福岡伸一、藤原和博、茂木健一郎、養老孟司 8人の識者に聞きました
クリエーター情報なし
日経BP社

全部は読めませんので、クラスでは「(茂木さんの写真を指さしながら)この人、テレビで見たことあるー」というお子さんの声で、茂木さんの意見と、私が個人的に好きな瀬戸内寂聴さんの意見の一部を読みました。

この本には、子ども向けに書かれている「子ども編」と、大人向けに書かれている「大人編」が収録されています。
子ども編は、漢字にふりがながふってあるので、低学年のお子さんでも読めるようになっています。
小学校高学年の読解力があるお子さんでしたら、大人編も十分読めると思います。

いわゆる学校の勉強だけにはとどまらず、本当の意味の勉強の大切さについて教えてくれる本です。

勉強についての名言だらけです

一読して、感動を覚えました
ぜひ、親子で読んでいただきたい1冊です。
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"Ape in a Cape"(英語の絵本)

2013年10月19日 | 英語の本
小学生英語クラスでは、10月からフォニックスの学習を始めました。
「フォニックス」というのは、英語のつづりと発音のルールです。
これが身につくと、英単語を覚えるのがぐっと楽になります。

クラスでは、カードを使って、お子さん達とゲーム感覚で学んでいます

さて、今日の小学生英語クラスでは、こちらの本を読みました。
Ape in a Cape: An Alphabet of Odd Animals (Voyager)
Fritz Eichenberg
HMH Books for Young Readers

タイトルの"Ape in a Cape"で始まるこちらの本。

AからZまでが、不思議な動物さんたちと一緒に紹介されています

韻を踏んだ文が面白く、フォニックス学習にぴったり

日本人には、少しなじみのない単語もあるのですが
"bear" "fox" "box"など、基本単語もたーくさん出てきます。

そして、「かわいい」とは、なかなか言い難い絵(どちらかというと若干怖い…)も、癖になる魅力

クラスでは、英語の響きを楽しみながら読んでみました。

教室に置いてありますので、興味のある方は是非読んでみてくださいね
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『風をつかまえたウィリアム』(絵本)

2013年10月16日 | 社会に目を向ける本
今日の小学生国語道場クラスで読んだこちらの本は、カテゴリー分けするのに悩みました…。
世界に目を向けることもできるし、生き方の本でもあるし、技術系の要素もあるし…。
色々学べる絵本であることは、確かです

結局、「社会に目を向ける本」としました
風をつかまえたウィリアム
ウィリアム・カムクワンバ ブライアン・ミラー・文 エリザベス・ズーノン・絵 さくまゆみこ・訳
さえら書房

アフリカのマラウィという国に住んでいるウィリアム少年が、物語の主人公です。
この村には電気がきていません。
人々は、暗くなると家に帰って、すぐに寝ています。

しかし、ウィリアムは、暗い中で色々考えるのが好きでした。
また、何かを作ったり、分解したりするのも好きでした。

その頃、雨の降らない日が続き、畑の作物は枯れてしまいました。
食べ物がないので、マラウィの人たちは、おなかがぺこぺこです。
作物が実らないと、お金が入りません。
ウィリアムは、学校のお金が払えなくなり、学校に行けなくなってしまいました。
ウィリアムはがっかりしました。

でも、ウィリアムは、通りの向こうに図書館があったことを思い出しました。
そこには、あざやかな写真がついた科学の本がありました。英語で書かれています。

ウィリアムは辞書を片手に読んでいきました。
その中で、一番気に入ったのは、「風車」の写真です。
そこでには、「風車は、電気を生み出したり、水をくんだりすることができます。」と書かれていました。

「風車」は命をつなぎとめる手立てだと思ったウィリアムは、自分で、風車を作り始めるのです


このお話は、実話です。
ウィリアムは、現在、アメリカのダートマス大学で学んでいます(いきさつは、絵本の最後に載っている文章をご覧ください)。
行動することの大切さが伝わってきます
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『日本人なら知っておきたい日本文学』(マンガ)

2013年10月14日 | 何度も読んでいる本
今日は祝日でしたが、月4回の授業数を確保する当塾では、通常通り授業を行いました。

昼間の時間帯には、無料寺子屋教室も開催。
多くの塾生さんがいらっしゃって、勉強していました

さて、今日の中学生国語クラスでは、歴史や古典で文学史にも親しんできた中1生たちに、こちらの本を紹介しました。
日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典
蛇蔵&海野凪子
幻冬舎

教室文庫でも大人気のこの本。以前の読み聞かせの様子はこちら

「古典」「文学史」というと、「難しそう…」という印象を持つお子さんが多いのですが、この本は、そんな印象を見事にひっくり返してくれます。

最初に「まえがきマンガ」を生徒さんたちに紹介したところ、「何これ!?面白いと、瞳キラキラ
「もっと読んで!」とせがまれ、「藤原道長」「清少納言」「紫式部」を紹介しました。

3人とも時代が同じなので、人物関係もクリアに分かったようで、「清少納言が仕えた中宮さま(定子)って、藤原道長のお兄さんの道隆の娘ですよね!」(生徒談)など、マニアックな知識もすんなり入ってしまうのが、このマンガのすごいところです

「徒然草」の兼好、「方丈記」の鴨長明なども載っています。

爆笑しながら古典好きになること、間違いなしです
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"The EAR BOOK"(英語の絵本)

2013年10月12日 | 何度も読んでいる本
昨日から、また夏が戻ってきたかのような暑さ
9月末の、小学校の運動会の時は寒かったのになぁ~

皆さん、体調にはお気を付けくださいね!

さて、今日は小学生英語クラスでした。
読んだ本は、先週と同じこちら
The Ear Book (Bright & Early Books(R))
クリエーター情報なし
Random House Books for Young Readers

先週の読み聞かせの様子はこちら

水が落ちる様子や、ポップコーンがはじける音、たいこをたたく音など色々な音が登場するこちらの本。

絵も面白いので(「大太鼓が大きすぎ~!」「ふうせんガムのふうせんが大きすぎ~!」など)、お子さんたちも楽しそうに聞いていました

日本語と英語の、擬音語の違いを楽しめます
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