読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

「笑顔という魔法」(『伝え合う言葉1』(中学1年生国語教科書)より)

2013年10月09日 | 気持ち・心・体の本
すっかり秋ですね~
我が家の前の空き地にはイヌタデ(アカマンマ)がたくさん咲いています。

今日は、玄関にイヌタデを飾りました

さて、自分のペースでどんどん先の内容に進むことができる小学生国語道場クラス。
現在、中学生の内容に進んでいるお子さんもいらっしゃいます。

そこで、今日の読み聞かせでは、中学1年生の教科書からこちらを読んでみました。
伝え合う言葉 中学国語1
クリエーター情報なし
教育出版株式会社

『笑顔という魔法』 池谷裕二

このお話は、教科書のために書き下ろされたものです。

さて、質問です。
人間は、楽しいから笑うのでしょうか、それとも、笑うから楽しいのでしょうか。

この文章では、題名通り「笑顔の魔法」とでも言うべき効果が、様々な実験結果と共に説明されています。

「笑う門には福来る」という言葉は本当なんですね

クラスでは、文章の後半に書かれていた実験を、実際に行ってみました。
ペンを口に横にくわえた状態(笑顔に似た表情)で単語を見ると、楽しい単語を識別するスピードが上がるというものです。
つまり、「おいしい」「親切」「笑う」など、楽しい単語の方が、「死」「負ける」といった悲しい単語よりも、目に入りやすくなるのです。

実験結果を伝えずに試してみたのですが、実際にそのような結果になり、驚きました

お話を読み終わった後は、どのお子さんもいい笑顔

これからも、ニコニコ笑顔を心掛けていきたいものです
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『算数の天才なのに計算ができない男の子のはなし』(絵本)

2013年10月07日 | 障がいについて知る本
算数の天才なのに計算ができない男の子のはなし 算数障害を知ってますか?
バーバラ・エシャム・文 マイク&カール・ゴードン・絵 品川裕香・訳
岩崎書店

算数ならだれにも負けないと思っている小学3年生の男の子、マックス。
しかし、担任の先生が計算問題をやるときに、時間を競わせるようになってから、算数ができなくなってしまいます。
家で練習したときはできた問題が、時間を競わせるようなテストをされると、できなくなってしまうのです。
計算テストでは、マックスがいつも一番最後。
何でも一番になりたがるデヴィッドは、マックスのことを「マックス、マックス、バカックス」と言ってからかいます。

マックスは自信を喪失してしまいます…。

ある日、算数の宿題をやろうとしたマックスは、ノートがないことに気が付きます。
ますます、落ち込むマックス。

しかし、そのノートは学校で先生に拾われていました。
そして、そこに書かれていた内容が、先生たちを驚かせることになるのです

小学校の頃は、「計算ができること」と「算数ができること」が同じことだと思われがちですが、実は、著名な数学者の多くは計算が苦手だったのです。
私も、以前テレビで著名な数学者の方が、「小学校の頃は算数が嫌いだった。計算ドリルが苦手で…」という話をされていたのを覚えています。

算数は、高学年になればなるほど、単なる計算ではなく「数の概念を理解して、数学的思考をする力(その数が意味することを理解して、与えられた問題の答えに行きつく方法を考える力)」が求められます。
絵本の最後にも書かれていますが、幼児期から、生活の中で数の大きさを意識する体験をせずに、単に計算手続きを教えてしまうと、計算はできるけれど、その計算が意味することが分からないということになる可能性もあるそうです。

私どもの塾には、算数クラスもありますが、答えが合っているかどうかではなく、「どう考えたか」ということを重視して指導しています。
時間を競わせる計算テストも行っていません。

では、学習進度はどうかというと、学校よりも速く、算数道場クラス(頑張りに応じて先の内容に進めるクラス)のお子さんの中には、小学生で中学生の範囲に進んでいる生徒さんもいらっしゃいます。

「じっくり考えて答えにたどり着く」というのは、一見時間がかかりそうな方法ですが、長い目で見るとお子さんの算数能力を伸ばす近道なのではないかと思っています。

算数クラスは夫が指導していますが、保護者の一人の意見として(うちの息子たちも通っているので)おススメです(あ…、後半は塾の宣伝になってしまいました…
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"The EAR BOOK"(英語の絵本)

2013年10月05日 | 英語の本
今日は、小学生英語クラスでした。
先月、体の部分を表す言葉を学習したので、今日はこちらを読みました
The Ear Book (Bright & Early Books(R))
クリエーター情報なし
Random House Books for Young Readers

色々な音が聞こえてくる、この本

水がしたたる音、フルートをふく音、鐘が鳴る音…

英語の擬音語は、日本語とは違うので新鮮です

絵があるので、お子さんたちも内容がよく分かったようです。
楽しそうに聞いていました
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『自然と共に レイチェル』

2013年10月03日 | 伝記
小学生国語道場では、それぞれの生徒さんが別々の教材に取り組んでいます。
自分の頑張りによって、どんどん先に進めるこちらのクラスでは、上の学年の教材に取り組んでいるお子さんもいらっしゃいます

今日(あ…、もう昨日ですね)は、道場クラスのお子さんがレイチェル・カーソンの伝記の読解問題に挑戦していたので、それと関連させて、こちらの本を読みました。
自然と共に レイチェル (絵で読む教科書に出てくる世界の科学者たち)
文・絵 杉山薫里
汐文社

少し長いお話なので、レイチェルの子ども時代、学生時代、漁業局に入ったエピソード、そして『沈黙の春』について、紹介しました。
読書好きで小説家を目指していた女の子が、科学者になり、その後両方の特技を生かして世界に影響を与える本を書く、という展開は、読みながらいつも感心してしまいます

生徒さんたちも、将来は自分の長所や得意分野を、世の中で生かしていっていただきたいです
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"From Head to Toe"(英語の絵本)

2013年10月01日 | 何度も読んでいる本
明日から中学校の定期テストです。
今日の夕方は、中学生たちが続々やってきて熱心に勉強していました。
教室も満員御礼状態
みんな、試験がんばってね!!

さて、昨日は小学生英語クラスでした。
月曜日ですが、運動会の振替休日だったのです。

土曜日の運動会では、色々なところで塾生の皆さんが活躍していて、我が子がたくさんいるようで楽しかったです
赤組応援団長さん、白組応援副団長さん、マーチングバンドの主指揮、副指揮、そして金管楽器をかっこよく演奏しているお子さん達などなど…。最後の紅白リレーでも塾生さん、大活躍
教室での様子とは違った一面が見られて、感動しました

さて、クラスでは先週と同じこちらの本を読みました。
From Head to Toe
Eric Carle
HarperCollins

先週の読み聞かせの様子はこちら

絵本では、動物たちの色々な問いかけ(たとえばキリンからの、Can you bend your neck?など)に対して、子どもが"I can do it."と答えます。
そこで、クラスではお子さんたちに"I can do it."の台詞を読んでもらいました。
みんなしっかりした声で読んでくれました
何度も何度も繰り返したので、覚えられたかな?

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