先週の小学生英検5級クラスでは、こちらの本を読みました。
表紙に日本語が書いてありますが、中はすべて英語です。
『おやすみなさい おつきさま』の邦題でも知られていますが、私は、できれば英語版で読むことをお勧めします。
英語版では、例えば、"kittens", "mittens" "house", ”mouse”のように、似た音の単語を並べることで、文章にリズムが生まれています。
詩のような美しい響きの文章と、だんだん暗くなってくる静かな室内の絵が合わさって、読み終わる頃には夢の世界にいってしまいそう…。
生徒さんも、英語の音の響きを一緒に楽しんでいました。
読後に邦訳と比べ、言語による絵本の味わいの違いについても、一緒にお話ししました。
原文で味わうことの面白さ、そして翻訳の難しさと面白さについて、お子さんと一緒に考えてみるのもいいかもしれませんね。
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