散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
欲望の
ならまちの静けさ人の気配消す
12月10日(火)
朝着替えるのがツライ。子どもか! 状態になってうだうだしてしまう。できれば、着替えずに一日もこもこした姿で過ごしたい。子どもでもそんなこと思わないか。
12月も前半終了だ。気持ちだけが先に慌ただしくなっていく。正月休みがあるので、仕事の進行も早くなるし、1月のスケジュールも入ってきている。焦るな、焦るな、すべて一拍置いてから、話す、考える、答える。いきなり本題には入らないこと。心がけよう。
昼から仕事、一直線。一直線に物事を進めると、横道にそれたくなってくるものだ。
午後7時過ぎ、気がつけば電車に乗っていた(そんなアホな、夢遊病か)。体と心がアルコールを欲したのであります。今日から欲望に忠実に暮らそうと、もう欲を抑圧しない(欲圧でもいいか)。本日、解放のスイッチは押されたのである。イエーイ!
ならまちで一杯。奈良の酒をぬる燗でやる。ほんわかあったまってくる感じはたまらない。五臓六腑に染み渡るとは、このことだ。
最後は、欲望からの指令である鰻重を食べる。ゼイタクしちゃうわけだ。ゼイタクしたぶん働く、労働との交換である。全ての欲を満たすために労働するのである。労働を金に変換するのではなく、欲望に変換するのだ! なんか変になってきたか。
しかし、鰻は東のものが好みだな。無性に東の鰻が食べたくなった。鰻を食べて鰻を食べたくなる、この欲望も満たさねばいけない。欲望と生きる決意をしたのである。
◎食絵日記
大山のひなたの牛肉たたき。
安くてうまくて、
ヒデキじゃなくてもカンゲキー。
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