散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
人は、語る
旅の空冷えたビールの旨さかな
12月13日(金)
八重洲のスタバで、一人でずーっとしゃべっている女子大生(たぶん)を見た。もちろん独り言ではなくて、両脇に座る三人の友だちに向かって話していた(横並び席だった)。両脇に座る二人は相づちをうつだけ、もう一人は携帯電話に逃げ場を求めていた。
その様子を見ていて「人は自分のことを語らないで生きていけるのか?」、「人は自分のことを語らないと生きていけないのか?」という疑問が目を開いた。
自分のことを考えたら、やっぱり語っている、友だちや知り合いに。その友だちや知り合いも語っている。時々、初対面の人に語られるときもある。やっぱり、人にとって語ることは大事なんだと思う。
語り方、内容、しつこさ・・いろいろあるけれど、とにかく語るのが人だ。語ることは、放出なのか? 新しいものを吸収するための深呼吸みたいなものなのか? 語らねばバランスを崩してしまうのかもしれない。
そこから辿っていくと、聞き上手というのはなんだ? と、また新たな疑問が目を覚まし始めた。でも、新幹線の時間が迫ってきたので思考を中断。たぶん、この中断は永遠の中断になるだろうなと思いながら、席を立った。
心底、語り合うことが出来る人、そういう人の存在はとても大きいなと、何人かの顔が浮かんだ、ありがとう。
◎食絵日記
ブリの刺身。
しゃぶしゃぶも食べたい。
ブリのしゃぶしゃぶは、
まだ未体験であります。
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