僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

山元町ボラと花見

2019年04月03日 | 東北のためできること
先週末は宮城県山元町にボランティアに行ってきました。
昨年秋から何度かツアーに申し込んでいたけど人が集まらず中止が続いてた。
やっと行けた。

到着後、先ずは中浜小学校を見学。
バスで向かう途中、新たに出来た避難道路や様々な設備を見た。
6年前に来た時は震災や津波の傷痕が残っていたこの街もすっかり復旧が進んだ。
中浜小学校で語り部さんの話を伺う。津波に耐えて死者が出なかったこの場所。
災害に備えた事前の綿密な準備には唯々感銘を受ける。

一方で・・・この町でも矢張り多くの犠牲者が出ている。
無事だった人も色々抱えてる。8年経って出てきたココロの傷・悲しみ。
家族を喪ったのに他人に云えず酒に溺れた人。親を喪った悲しみをずっと我慢してた子供。
親が亡くなり学費をバイトで稼ぐ学生。中には不登校になった子も居る。
それを聞いてコトバが出なかった。
ココロの復興はそんな簡単に進まない。いや、何を以て復興と言うのか。言えるのか。
残念ながら、外から来たオレにココロの問題のお手伝いは出来ない。


この日の作業はある農家さんのお宅の畑に生えた樹木の撤去。
数十本ある樹を20人掛かりで引っこ抜いて片づける。
この日のメンバーは大学生が多い。東北ボランティアに初参加の人も居る。
大学生になって、ようやくボラに来たとの話。
決して忘れてない、こういう若者が居るのは心強い。

ボクは年長と言う事もあって指示したり仕切った。何リーダーやってんだ?オレ(^_^;
沢山有った木も大勢で作業したら全部片付いた。


ボラが終ったあとは農家さんの好意でイチゴ狩り。そう山元町はイチゴが名物♪
このイチゴが甘くて美味い!折角なので詰め合わせをお土産に購入した。


前回の福島ボラは反省だらけだったが今回はそこそこ出来たかな?
5月は荒浜でお芋プロジェクトが始まるだろう。日程が合えば行こう。

オレに出来る事は・・多寡が知れている。ホント限られたことしかできない。
現地の傷ついた方のココロを癒すなんてできない。オレと話しても愉しくないだろう。
自分が出来る事は・・ごく限られている。ホント僅かのことしかできない。
せいぜい樹を抜いたり草を刈ったりお芋を植えたり・・・そんな作業しかできない。
それでも・・それが東北の役に立つのなら・・続けていくしかないだろう。

翌日は嫁@パンダとお花見。地元の自然公園や山谷堀公園や隅田公園。
川辺で、桜を見ながら嫁お手製のお弁当と途中で調達した酒とツマミを堪能。
昼から呑む酒はなんで、こんなに旨いんだろう(゚゜)\バキ☆
嗚呼、ホント楽しかった。


写真は山元町行った際に嫁@パンダが送ってくれたヨモちゃん写真。
うーん、男前。お目目がキラキラしてます(T▽T)
ヨモちゃんのアタマの中はきっとお花がイッパイ咲いてるんだね☆


今週から新年度。仕事は年度末対応で面倒事が山ほど待ってる。
あたらしいウスノロ共も手ぐすね引いて待ってる。
笑いとばしながら1匹1匹ずつ、やっつけていこうV(^^)


コメント

この日~8年

2019年03月11日 | 東北のためできること
昨日の日曜日は、嫁@パンダの誘いで日本橋・銀座の東北アンテナショップを巡った。
土曜日、嫁は一人で池袋の宮城プラザに行ってたらしい。
どのショップも大勢の人で賑わっていた。
TVやネットで311関連番組・ニュースを見て「祈る」もイイ、「想う」もイイ。
でも、東京(ここ)に住んでいれば、東北のために他にも出来ることがあるのだ。
ならば、それを・・した方がイイ。
それこそが、東京人(オレ)の存在価値だ。


今日で8年。東日本大震災発生から8年が経った。
「追悼する」とか「祈る」とか「想う」とか「忘れない」とか・・・・
そういうのをネット上に書くのはなんか違う・・・絶対違う。
「満月の夕」を鳴らすのも・・・オレ的には絶対違う。

言いたいことは、たったひとつだけ。
 ´I LOVE YOU & I NEED YOU 東北´ 
ソレダケ、だ。

大好きだよ東北。また逢いに行くぜ☆


コメント

終わりを探しながら~福島南相馬ボランティア

2019年02月17日 | 東北のためできること
土曜日は福島南相馬にボランティアに行ってきました。
東北ボランティアは実に半年ぶり。昨年8月荒浜ボラ以来行っていない。
その間、日程が合わなかったり申し込んだボラツアーが悉く中止。
2011年にボラ開始して以来、半年もの間ブランクが空いたのは初めて。
半年ぶりのボラ。かなり不安が大きい。Coccoを聴いて気合を入れる。

金曜日深夜に出発。参加したのはいつものチーム。毎月南相馬に行ってるベテラン皆さん。
早朝、南相馬に到着。朝焼けがキレイだった。

車で小高区に入る。原発事故のため避難区域だったが2年前に避難解除となった。
7年前に初めてボラで来た時は誰も住んでない街だったが、
今は避難先から戻ってきて住んでる人も居る。新しいお店やカフェも出来ている。

ボラセンター到着。名物センター長の講話を聞いた後に作業場所に向かう。

今回のミッションは、とある御宅で草刈り。

草刈り機は前回初めて使った。2回目だけど不安なのでリーダーに再度使い方を教えて貰った。
それでも、終始草刈り機の扱いに苦戦。リーダーからもダメ出し(T▽T)
ボラ始めてから7年以上になるのに未だにスキルが上がらない自分にガッカリ(-_-;
今回初参加の若い衆はどんどん覚えて作業を進めているのに。

午後は刈り取った草を集めてトラックに積み込む。その他瓦礫や木材の片付け。
ここでも問題が発生。うーーーーん(-_-;
それでも、ともかく何とか無事終了。
出来には全然満足してないが、怪我せずに終えたこと。先ずはそれで善しとしよう。
今回久しぶりのボラで気合を入れたけど、却ってそれが良くなかった。
気合いが空回りして焦って・・頻繁に行ってた時期は落着いて出来た事が出来なかった。
反省点だらけだ・・・でも、まぁ無事済んだ。ソレダケでも良かった(大甘^^;)

帰り道。南相馬の街中を通る。ホント新しくなってる。
2年後には常磐線が繋がる。そうしたら観光で来てみるかな?
南相馬はボラでしか来たことが無い。東京から来て作業して帰るだけ。
現地の人ともロクに話したことが無い。実は此処がどういう町かよく分かってない。
それも何だか悲しいし、第一、南相馬に失礼だろう。

そして・・ボラを開始してもうすぐ8年になる。
東北ボラは募集が殆ど無くツアーがあっても人が集まらず中止ばかり。
ボラをしようにも、中々その機会が無い状態。

以前は「東北復興完了までやり続ける!」「オトシマエ、未だついてねーし」
と思って続けてたが・・・個人的には停滞している状態だ。
そして・・・自分の中では始めた当時と心境が変わっている。
以前は「東北復興完了まで続ける!」「オトシマエが付くまでやめない!」とか
勇ましいこと言ってたが・・・
そもそも「復興完了」「オトシマエが付く」ってどんな状態だ。
オレが行かなくても東北は確実に前に進んでいる。オレなんぞの力は最早要らんだろう。
そろそろ潮時では?終わりを探してもイイのでは?最近そんな気がしてきた。

勿論、東北との係りを絶つ積りは無い。
ボラをやめても別の付合いはする。観光旅行、LIVEを観に行く、東北産の物を買う。
ボラ以外にも色んなやり方がある筈だ。それを探ってみるのも・・アリだろう。
そして・・・荒浜は・・荒浜だけは絶対行く、行き続ける。
ソレダケは絶対変えない。荒浜はオレのオトシマエがはじまった場所だから。

ヨモちゃん。どうしようか?どうすればイイんだろうね。
迷いながら行くのか。それとも、スパッとやめちまうか・・・。
終わりを探しながら・・・もう少し続けてみる、ね☆

コメント

仙台荒浜ボランティア記~オレが旅に出る理由

2018年08月21日 | 東北のためできること
休み明け出社。早速ゴタゴタが(T▽T)
某より偉い攻撃的なメールが飛んできた。ムカついたがビジネスライクに片付けた。
どう見てもケンカ売ってるとしか思えない。
でも、オレは売られたケンカは買わん。
ケンカしたい相手の要望に何故こっちがわざわざ応えてやる必要がある?
売られたケンカを買ったら不毛な戦争が始まるだけだ。何の得も無い。バカバカしい。

週末休みは嫁@パンダと有楽町に藤城清治の展覧会を観に行った。

今年制作した新作が沢山出展されている。齢90過ぎ、衰えない創作意欲に感服。
いや、畏怖さえ覚える。
藤城さんの愛猫ラビー君をモチーフにした絵も沢山展示。
ボクと嫁で「これヨモちゃんに似てる!」「いやこっちだ!」とはしゃぐ。
嗚呼、馬鹿親2人(T▽T)




(ハイ、可愛いですが何か?)

夜は高速バスで仙台に向かう。ボランティア参加のため。
いつもお世話になってるReRootsでお芋栽培のイベント参加。
早朝、仙台に着き先ずは荒浜海岸に向かう。

以前有ったロッジや亡くなった方に手紙を送るポスト、お話する電話機も撤去。
仮で作った「深沼海岸」のバス停標識も撤去された。うーーん、少し寂しい。
でも釣り人が居たり散歩する人も居る。7年経って此処もキレイになった。
復興は確実に進んでいる。

海岸を歩きながら元春「ラ・ヴィータ・エ・ベラ」Cocco「もくまおう」、
アジカン「ひかり」、BLAHMAN「満月の夕」を聴く。
被災した場所で音楽を聴く。不謹慎かも知れない。
でも、今日ここで見た光景を歌と共に記憶に焼きつけた。
今後、今日見た景色を忘れても歌を聴いたら想い出せる。何度でも。

その後はReRootsに向かう。復旧当時ボランティアに参加してた人も来てた。
学生さん、他ボラさん、地元の人と芋の蔓返しとえんどう豆収穫。
齢90を超える(!)ベテラン農家さんの指導の下作業を進める。
参加者とお喋りしながら和気藹々と作業。午前中で終了。楽しく出来ました。


その後は公民館に移ってランチ&ずんだ作り♪
地元の野菜を使ったランチはサイコーに美味かったし、ずんだ作りも愉しかった。
最も「ずんだ作り」は地元のベテラン主婦の皆さんに頼りっぱなしでしたが(^_^;

ReRootsには今年40人の新人が入ったらしい。
今後は、より復興について進めて行きたいとのこと。頼もしい。
次回イベントは10月。日程的に参加は難しそう。
でもイベントで無くても手伝える事があれば、また行く積りだ。

夜は地元のお知合いと呑み会。音楽談義に花を咲かせる。
ボクがボランティアを続けていることに御礼を言ってくれた。
嬉しく・・・また報われた気がした。
「また呑もうよ」のコトバも嬉しかった。

ReRootsとのイベント、知合いとの呑み会を通じて益々仙台が好きになった。
ありがとう、仙台。東北。また来るよ。絶対来る。


深夜バスで早朝東京に着。帰宅するとヨモちゃんが甘えてくる。
ヨモちゃん、ReRoots学生さんがプレゼントしてくれた手作りのタワシにスリスリ。


この日は会社は休み。1日寝て暮らして疲れを取りました(^_^;
そして、東北について色々と想いを巡らせた。

オレがやってることが東北の役に立ってるかワカンナイ。
現地の皆さんは十分頑張ってる。オレなんぞ居なくても全然問題ないだろう。
でも、行きたいから行く。逢いたいから逢いに行く。好きだからまた行く。
全部、自分のため。テメェ自身のエゴのため。
だからこそ、やめるワケには行かない。続けなくちゃいけない。
これは・・・オレのライフワークなんだから。オトシマエなんだから。
それがオレが「旅に出る理由」だ。

ヨモちゃん、何度でも東北に行くよ。オトシマエをつけるために。
だから、オレをオレを力づけてちょうだい、ね☆

(知らんニャ☆)
コメント

7年

2018年03月11日 | 東北のためできること
7年経った。
東京に居て何も失っていないオレが
祈るも違うし想うも違うし忘れないというのは・・違う。
満月の歌を鳴らすのも・・(現在のオレには)なんか違う気がする。

ただ、あの日会社から自宅に歩いて戻るとき
嫁@パンダとヨモちゃんに何かあったらと感じた恐怖と不安、
自宅に戻ってニュースで東北を見て感じた無力感、
荒れた荒浜の海岸を見て感じたこと・・

今でも消えてない。消してない。

住む人、出た人、生きてる人、生きてない人・・
皆さんが笑顔で過ごせます様に。
忘れていいし、あきらめていいし、前に進まなくてもいい。
唯・・笑う事が出来ればいいと思う。

今日だけでも。

大好きだよ。東北☆。
また逢いに行きます。


コメント

荒浜訪問記~音楽が鳴る前に

2018年02月26日 | 東北のためできること

土曜日は元春の仙台ライブに参加。
深夜バスで早朝、仙台に入る。
LIVEは夕方、友人と会うのは午後。
折角仙台に来るので午前はReRootsに差入れ&作業手伝いする旨を予めメール。

先ずは荒浜・深沼海岸を散策。Coocoや元春を聴きながら歩いた。
音楽を聴きながら被災地を歩くのは不謹慎かも知れない。
でも、こうやっておけば曲を聴いたときこの光景を思い出せる。
忘れないで済む。

此処は震災前は美しい松林だったが津波のため荒れ地と化した。
一本だけ立ってる木を見てると何故か涙が出た。
此処には2011年9月以来、何度も訪れてる。
復旧作業が進んですっかりキレイに整地された。被害の痕は殆ど残ってない。
でも、何度来ても7年前に見たあの荒れ様が蘇る。
あの光景はアタマに焼きついて離れない。


ReRootsに行くとイベントが無いためか人数が少ない。
自分の地元の商店街のお菓子を差入れすると喜んでくれた。
普段あまり話さない代表と色々話した。
折角来たのでその後は堆肥の基盤創り&整地。18歳の学生さんと2人で作業。
彼は今年、横浜から来て大学に入学。311も経験していない。
当時の話を知りたがったので色々話す。東北出身で無い自分が311の話をする。
・・・・複雑。
でも自分が見てきたものを伝えるのは大切だ。
少なくともネットに書くよりは、直接話した方が伝わる筈。
それは都合よい錯覚かも知れないがそう想いたい。

作業終了後、ReRootsのメンバーに別れを告げる。
今後のイベント参加を約束。また人手が足りないときは声を掛ける様に頼んで来た。
支援とかサポートとかそんな殊勝なモンじゃない。
来たいから来るだけ、だ。
東京で何もせずに「想う、祈る、忘れない」が・・ガマンできないだけ。
テメェの勝手な理屈で此処に来ている。
でも、オレの息子の様な若い奴等が闘ってる間はオレも白旗を挙げたくはない。
(正直キツくなってるが^^;)
荒浜・・またくるよ。絶対に、な。


荒井駅前に牛タンの名店「利久」があったのでランチ。ステーキ丼美味し♪
市内に出て地元の友人と落ち合う。色々話が弾んだ。
この友人にはホント色々助けてもらった。
オレが仙台に行くのは、この人への恩返しの意味もある。
その後は元春のライブを見るため再び荒井に。
会場は荒井駅近くの、仙台GIGS。昨年出来た新しいハコ。
このハコは・・荒浜海岸と同じ若林区にある。
この荒井駅はReRootsに行くとき、必ず経由する場所なんだ。
仙台で馴染みの場所で元春LIVEが見れる。しかも友人と。サイコーだ。
さぁいよいよお楽しみの始まりだ!
思い切り楽しもうぜ☆

コメント

終れない旅~南相馬ボランティア記

2017年12月13日 | 東北のためできること

先週、土曜日は福島南相馬でボランティア。
10月の荒浜ボラで今年のボラは終わろうか、と考えていたけど
南相馬は夏に喘息で欠席したり、行っても熱中症で途中リタイアと醜態ばかり曝してた。
このままでは終われない。今年中にもう1度行ってリベンジを果たしたかった。

いつもお世話になってるボラチームのツアーに参加。
皆さん毎月の様に南相馬に行ってる強者たち。ワゴンカーで出発。早朝に南相馬着。
ボラセンで名物センター長の講話を聞く。

今回のミッションはとある御宅の草刈り。
生まれて初めて草刈り機を扱う(^_^; 使い方をチームメンバーに教えてもらう。
最初はおっかなびっくりだったけど次第に慣れて何とか使いこなした。
他の方は慣れたものでどんどん作業を進める。遅れをとって少し焦るワシ(^_^;

午後は溜まった雑草をトラックに積み込む。凄い量。
寒かったけど適度に汗をかいて気持ちよく作業できました。
作業後、空を見ると快晴。


今回、反省すべき点は多かった。でもリタイアせず最後までやり遂げられた。
先ずはそれでヨシとしよう。エラいぞ、オレ(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

東北ボラはこれで今年最後。今年は5回行った。
一昨年は7回、去年は6回行った。順調に減ってます(^_^;
今年も病気が無ければもう少し行けたな(笑)
来年はどうしようかな?
荒浜・南相馬は機会があれば当然行く。
暫く行ってない山元町も行きたいし、閖上で遺体捜索のボラがあるという話も聞く。
一方で肉体的にも精神的にもキツくなってるのも事実。
行きたい、いや、そろそろ潮時。止めるか・・・
その間で揺れながら・・・それでも行くんだろう。

今年は色々世話になったな>東北
オレはキミの役に立てたのかな?
イマイチだった気がする。だとしたらスマン<(_ _)>
来年もまた逢いに行くぜ☆


(なぜオレに東北土産がないニャ(-_-))

コメント

荒浜ボランティアと衆院選選挙

2017年10月22日 | 東北のためできること

土曜日は仙台荒浜でボランティア。
お馴染学生ボランティアReroots主催サツマイモ収穫イベント。
持病の喘息&花粉症が悪化して体調はサイアク。欠席も考えた。
ただ、今年ボラは2回体調不良で休んだ。しかも今回は荒浜。欠席は有り得ない。
現地に行ったら何とかなると深夜バスに乗り込む。
幸い、行き帰りとも多少の咳は出たが酷くはならず一安心。

海岸を見学した後、Rerootsに向かう。過去蔓返しは参加したけど収穫は初体験。
各所から大勢集まり参加者は20人以上。旧知のボランティアさんも居る。
前回知りあいになった人も居る。親子連れも多い。


ここ最近のRerootsのボラはイベント参加が多かったが今回はもろ作業。
畑で久しぶりの泥まみれの作業。涼しくて気持ちよく作業。
無農薬栽培という事で畑からは虫や蛙の団体が登場(T▽T)
お子さん達は収穫より虫・蛙採取に熱中(笑)
サツマイモ・・オバケみたいにデカいのが沢山ある。
深夜バスで帰るのでフツーサイズのを御裾分けして貰った(^_^;


午後は公民館で昼食&農家さんの講話を聞く。
農家さんの講話。津浪で荒れた海岸地区の植樹やメダカの保護に努める60代の農家さん。
今日のお芋収穫を指導してくれた90代の農家さん。どちらのお話も胸に響いた。
今回、感心したのは、世代が遥かに上の大人と交流しチャンとコミュニケートする
Rerootsのメンバーの姿勢。
オレ、大学生の時、お年寄りとコミュニケーションできたっけ?
司会進行は幼く拙かったけれど、彼等の姿勢と行動力はホント素晴らしい。

今年の荒浜ボラはこれで終わり。次回は来年春。
当然また来ます。学生皆さんとまた逢うために。

今日は衆院選挙。誰に投票するか散々悩んだ。
安倍ちゃん倒せ!も憲法守る!も大事なポイントだけど、オレ的にはピンと来ない。
個人的にこれだ!という視点を中々見いだせなかった。解散が切っ掛けの急な選挙だし。

でも、仙台からの道中ここ最近で見たものを考えた。
先週のりんりんふぇすで話題になった老いの問題。
最後、みんなでステージに上がって踊った光景。
そして、昨日の東北復興に頑張る学生、農家さん。
彼等と笑顔で話し、彼らの話にキチンと耳を傾ける政治家。そういう人にオレは投票したい。
自分の演説だけしてサッサと帰る、聞いたふりだけして笑って誤魔化して逃げる、
カッコいい小理屈をこねて結局は何もしない。そういう人は絶対選びたくない。

悩んだ挙句、小選挙区・比例区、別の野党に投票した。
この2つの党の議員なら一緒に踊り笑って話せる気がする。
あくまでイメージだが。そういうイメージは大切だ。

その政治家や党が勝てなくても構わない。 大切なのはオレがそこを選んだって事だ。
選挙だからって、顰っ面でケンカ腰になるのは御免だ。
折角の国民行事。笑って楽しんで面白がろう。
ヨモちゃん、トンデモない奴が当選するとイイな。
結果も酒呑んで笑いながら見物しようぜ☆


コメント

逢いたかった空~仙台・荒浜ボランティア記

2017年08月29日 | 東北のためできること
日曜日は仙台荒浜でボランティア。土曜日から深夜バスで仙台に向かう。
ここ最近、東北ボラは風邪で休んだり熱中症で作業に参加できなかったり失態続き。
気合を入れるためU2のロックナンバーをウォークマンにぶち込んで道中聴いた。
「約束の地」「終わりなき旅」「ビューティフルデイ」を聴いたら一気に盛上るV(^^)

仙台に着いて先ずは荒浜海岸を訪問。
驚いたのがバスが終点「荒浜小学校」まで走っていること。
この小学校、津波で被害を受けて長らくバスは1つ前の停留所「深沼」止まりだった。
そうか。ここまでバスが通るようになったんだ。
因みにこの小学校は「遺構」として残し見学可能だそう。今度来たらぜひ見学しよう。


荒浜海岸を歩く。荒れていた土地もすっかり綺麗になった。新しい施設も出来ている。
震災前の海岸周辺を映した写真の展示、津波の高さを示す碑。
亡くなった方と話すための電話BOXと亡くなった人に送る手紙を入れるポスト。

綺麗になったのは善い事。
でも、それは同時に以前、此処に住んでいて津波のため避難した人がもう戻れない。
そのことを示している。
それについては・・部外者のオレには何も言えない。言う資格が無い。
慰霊碑にお参りし、墓碑に刻まれている方の名前を読み上げた。
・・・また来ます。


それからReRootsに向かう。山羊のゆずちゃんが出迎えてくれる。
オマエ元気だったか?撫でるとスリスリ甘えてくる。丸でヨモちゃんみたいだ(^_^;


午前中はある農家さんの畑で作業。芋の蔓返し。これにより作物の出来がよく成るらしい。
途中で山形からYさんが参加。復興時期にボランティアに一緒に参加して色々話した方。
久しぶりに会えて嬉しかった。
その後も子供たちと一緒に土いじり。楽しく作業できました。

午後は公民館で昼食と料理自慢のお母さん指導の下、「ずんだとはっと」作り。
昼食の間、ReRootsの学生やボランティアに参加した人と話す。
Rerootsのある女の子は昨年広島にボランティアに行ったそう。水害被害の復興支援。
「東北は全国色んな人に助けて貰ったので、そのお礼です!」とその子は笑顔で言った。
ある若者は311を切っ掛けに農業に関心を持ち、仕事を辞めたそう。
311を切っ掛けに何かが変わった人たち・・・・。
オレは311以来、「死」について矢鱈考えるようになった。
あれ以来、何かが確かに変わった。「あれ以前」にはもう戻れない。
それが善いのか、悪いのか・・・は何とも言えない。何とも言いきれない。

昼食の後は「ずんだはっと作り」。はっと汁は以前1回だけ食べたことがある。
ずんだとはっとを組合わせて食べることはあまり無いそう。
地元の小学生の男子が張切って作業を進めてくれる。頼もしいぞ男子V(^^)
ワイワイ話しながら、途中で先生のダメ出しを食らってようやく完成。
ずんだはっと、滅茶苦茶美味しかった!


これでボランティアは終わり。帰りに農業園芸センターに立ち寄る。
Rerootsのリーダーは恐竜わらアートを製作中。途中だけど凄い迫力。
10月に完成品を公開。10月には今回のお芋プロジェクトの続きもある。
当然行くつもり。今日話した学生やYさん、若者ともまた逢えるだろう。


夜はネットカフェでシャワーを浴びて晩御飯に牛タンをいただく。
その後はブックカフェで時間を潰す。疲れもあってあまり散策できなかったのが残念。
でも、また来るさ。

荒浜ボラ。失態続きだった南相馬ボラのリベンジの積りで参加した。
福島の仇を仙台で果たす積りだった。でも活動中、そんなことは忘れていた。
頑張ってるRerootsのみんな、地元の人たちの笑顔。ひろがる空、海。
美味しい野菜、久しぶりに逢えた人、新しく逢えた人。
それで・・・十分だ。それ以上、何がいる?
また行こう。空と海と人に逢うために。

因みにReRootsのアイドルゆずちゃんは只今、花婿募集中♪

こちらは我が家のアイドル猫ヨモちゃん♪いつだって嫁@パンダにラブラブです♪
(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆


コメント

南相馬ボランティア

2017年05月15日 | 東北のためできること

週末は福島南相馬ボランティアに行く。
南相馬に行くのは実に1年ぶり。サボっててゴメン<(_ _)>
前回お世話になったボラチームのツアーに参加。
2台のワゴンカーを繰り出して福島に向かう。
途中であるお宅の裏山に咲く藤棚を観る。キレイ。
リーダーの方はこのお宅を個人的に支援してるとの事。頭が下がります。


南相馬到着。現地は大雨。先ずはボラセンターに行く。
ボラセンター長の挨拶。
原発避難地域指定解除になって住人が戻ってきたけど少数、
 指定解除(=除染完了)により住人への公的支援が打ち切られ
 自己負担が増えた事、ボラが圧倒的に不足してる等のお話。

「避難地域指定解除」「帰宅」=問題解決じゃないのだ。
イヤ、むしろ此処から復興はスタートするのだ。お話を聞いてそう思った。


本日の作業はあるお宅の伐り出した竹材の後片付け。
大雨の中での野外の作業・・に一瞬怯んだが、
これも南相馬が前に進むために必要なこと、だ。やるっきゃない!V(^^)

現場は指定解除を機に避難先から帰宅した方のお宅。
普段はご主人1人で片づけをしているらしい。
庭に積んだ竹材を枝打ちし細かく切り分け運んで機械で粉砕。
豪雨の中、ずぶ濡れになりながら竹と格闘。
濡れた竹は結構重い。雨の強さと寒さに途中でココロが折れそうになる。
そのとき、嫁@パンダのコトバを思い出した。
「キミは慌てなければ、大抵の事は上手く出来る。」

このコトバを思い出したら途端に力がスコンと抜けて冷静になれた。
その後は作業はスムーズに進む。
以前は苦手だった竹の「枝打ち」のコツも憶えたぜV(^^)

夕方まで作業して終了。庭はかなりキレイになってた。やったねb(^^)
メンバー皆さんはずぶ濡れで疲れてるけど満足そう。快心の笑顔だった。

東京への帰路。或るお店に寄って晩御飯に「浪江焼きそば」をいただいた。
ご主人は浪江からの避難者。避難先で新たにお店を開いた。
濃厚で食べきれるかな?と思ったけど、どんどん食が進む。ソースが甘辛くて美味しい♪
今度来た時は「シャモうどん」を食おう♪


深夜に帰宅して酒を呑みながら1日を振り返る。疲れが出て失神。
翌日は嫁と一緒に日本橋三越で岩合光昭の写真展「ねこの京都」を観に行く。
場内は盛況。四季の京都の風景に映える猫さんのカワイイこと♪
特に芸者さんに遊んでもらう猫さんの甘えっぷりが気に入った。
三越は全店「猫まつり」。
猫を象った可愛らしいサンドセットを購入して晩飯にしました。


南相馬ボランティアへは来月も行く予定。
今迄サボってた部分取り返さなくっちゃ。

東北・・今年は暫く行くのを控えようか、と思ってた。
でも、それは結局、自分の中で「無かったこと」にするのと同じ。
「無かったことにしたくない」から始めたこと。
そして、未だ・・自分の中じゃ終わっていない。
オトシマエはついてない。ならば・・行くしかない。
また行こう。な、ヨモちゃん。

コメント