僕と猫のブルーズ

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カウントダウンジャパン10/11ライブレポ

2011年01月02日 | 佐野元春
12月30日に行ったCDJ10/11のレポを。
元春目当てでチケットを取ったこのイベント。行くのは2年ぶり。
元春以外にも見たいアーティストがあるのでお昼過ぎに会場に向かう。

会場は幕張メッセ。この付近はイベントホールとビジネスビル・ホテルだらけ。
生活感が無い近未来的な風景が続く。
海浜幕張駅から会場に行くまでに道を間違える。嫁は失笑r(^^;
何とか会場に辿りつく。


レポの前に先ずお礼を。今回のイベントでボクと嫁は落し物をしてしまった。
嫁は手袋を、ボクはデジカメを無くした。でも親切な方が拾って下さって
チャンと落し物コーナーに届けてくれて取り戻すことが出来た。
何処のどなたか?は存知ませんがお蔭様で助かりました。心より感謝します<(_ _)>

会場の中は広々としている。何たって5つのライブスペースを有している。

以下アーティスト毎の感想。

◎トータス松本(Earthステージ)
トータスを見るのはどんとイベント以来、実に10年ぶり。坊主頭で赤い派手なスーツ。
「ガッツだぜ」「バンザイ」と言ったウルフルズの曲も演奏。そして喋る喋る。
ルックスそのまんまの豪放磊落な大阪の兄ちゃん。客席のノリがイイ。
ともかくボーカルが凄い。太い声。キヨシローを思わせる派手なステージング。
見ててホントに楽しい。最後は「明星」で締め。これ好きな曲なので嬉しかった。
で元春が出演するコスモステージまで歩く。ホールの端から端まで大移動(笑。
ボクはここでデジカメを無くしたコトに気付く。(゜゜)\バキ☆

◎元春&ホボキン(GALAXYステージ)
今回のバンドはホボキン。でもステージにキーボード2つ出ている。
もしかしてバンドはCOYOTEBANDでKyOnさんが入るの?豪華~!と一瞬興奮。
キーボードと思ったのは実はスパムさんのパーカションでした。(゜゜)\バキ☆

お客は結構入ってる。若いフェス好きそうなファンも居る。イイね♪
過去このイベントは2回参加してる。元春のセットリストは正直いつも同じ。
今回は変えてほしいなぁと思ってた。先ずホボキンが登場して「Changes」を演奏。
お、いつもと違うじゃん。KyOnさんの呼込みで元春登場!客席大歓声。

「Happyman」お、これで来たか?元春の声がイイ感じでしゃがれている。客席ノリノリ。
ボクの後ろの若い衆が「佐野元春オーラある」と褒める。よしよし(^_^)
続いて「ガラスのジェネレーション」「君を探している」!わぁ久しぶりじゃん。これ!
客席結構一緒になって歌っている人いる。元春ファンも参加してるのかな?
続いて長田さんのへヴィーなギターが鳴り響く。これ何の曲だっけ?え?まさか?
「欲望」が鳴り響く。オレは思わず絶叫した。嫁も叫ぶ。お客さんからも驚きの歓声。
ロックフェスでこんなへヴィーな曲を鳴らすなんて!!!
元春は呟くように歌う。この曲には色んな思い入れがある。聴いてて熱くなる。
続いては「ヤング・フォーエヴァー」のエレキヴァージョン。これにも歓声が跳ぶ。
この2曲にはかなり挑戦的な意思を感じた。

元春「もし知ってたら一緒に歌ってほしい」。曲は当然「サムデイ」!
客席一緒に拳を振り上げ歌う人もいる。結構若い女性が一緒に口ずさんでいる。
ウン、イイ光景だ。ラストは「New Age」これも大盛上がり。
元春とホボキン手を振って笑顔で去っていく。年末らしいコメントは一切なし。
イイね。なんとも元春らしい。
ボクと嫁は「欲望」を聴けてお腹イッパイ。

◎安藤裕子~星野源(GALAXYステージ~COSMOステージ)
ボクは元春終了後、インフォメーションコーナーでデジカメを取戻す。
で遅い昼食。ビールとチキンライス。とても美味い!

丁度安藤裕子が始まる。聴いた事は無いが興味あるシンガー。
食事中の嫁を放置して見に行きました。(゜゜)\バキ☆
初めて見る安藤さんはコケティッシュで伸びやかな声、不思議な魅力がある人でした。
クセのある曲調。外に向かうよりは内に向かう。でもパワーあふれてて開放的。
バンドの演奏も山本隆二さんのピアノがイイ感じ。また見てみたい。

で少し会場内をブラブラ歩く。内装も凄く凝っている。
正直「フェス(祭り)」というよりはロックの「見本市」って感じ。
安心でゆったり楽しめる。でも大きな驚きは無い。
複数ステージで色んなミュージシャンが演奏する構成は
結局は自分が好きなヒトか、有名なミュージシャンしか見ないような気がする。

ただ1つだけ確かなのは、ここに呼ばれるのはメジャーな人たち。
オレが好きな祥子さんやカネみたいなマイナーな人たちはここには呼ばれないだろう。
ただ、そういうフェスなんだし、文句言っても仕方ないけど(^_^;

その意味では次に見た星野源は異色だった。リハーサルに本人が出てくるユルさ。
高田渡みたいなフォークをゆったりノンビリ聴かせる。
ここだけ大ホールよりも下北沢のライブハウスに来たような錯覚を覚えた。



◎クロマニヨンズ~斉藤和義(Earthステージ)
いよいよ今日のラスト2組。クロマニヨンズライブ前に司会がMCで盛り上げる。
類人猿の叫び声と同時にメンバーが登場!客席大盛り上がり。
高速パンクを次から次へと繰り出す。正直どれも同じ曲に聴こえるぞ(笑。
で1曲が2、3分で終わるから演奏曲が他のミュージシャンに比べて多い(T▽T)
でも、ずっと聴いているとクセになりそうな魅力がある。
破壊的なパワーということでは今日見たミュージシャンでは一番。
ヒロト途中で上半身裸になり渋谷陽一をネタにギャグを飛ばす。
なんかワケワカランおもしろさがあった。

そして斉藤和義。客席がどんどん混んでくる。ギター3本のバンド構成。
でボクは正直斉藤クンの曲はよく知らないんですが聴いた事あるメロディが次から出てくる。
きっとCMソングで耳になじんでいるんだろう。
音色は結構ヘビメタ風味のハードなサウンド。2曲目では全員四角い形のギターを持つ。
ここで斉藤クン、喋る。ちょっとしたシモネタをブチかます。まぁこのヒトこれが普通だしねぇ。
3曲目「ずっと好きだった」ではイントロ鳴った瞬間客席湧く。ヒット曲のパワーを感じる。
続いてバラード2連発(「Small Stone」、「彼女」)前者は壮大なオーケストレーション、
後者はアコースティックな演奏。同じバラードでも色んな顔を持つ。
そして歌詞が聴きやすい。知らなくてもコトバがとどいてくる。
続いての「アイネクライネ」。斉藤クンのファンキーなギターが炸裂!
ラップのような、語りのような歌い方で世の中の色んな景色を歌い放つ。
最後は「歩いて帰ろう」客席も一緒になって歌う。

いやぁ良かった。斉藤和義。ライブ見るのは4回目。毎回楽しめる。
そのうちCDもチャンと聴いてみようかな?

でボク等はここで帰ることに。もう満腹。十分。「欲望」も聴けたし。
ライブの後は西日暮里の某お好み焼き屋でWEB友さんと打上げ。
美味しいお好み焼き、お酒でオンガク話イッパイ盛上がりました。


盛りだくさんの1日だったなぁ。ホント楽しかった。「欲望」も聴けたし。
オンガクって、ライブってイイね。
今年のライブ1弾は1月8日コレクターズ@渋谷AX。
きっと素晴らしいライブになるに違いない。今年もイッパイライブに行くぞ~!

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