僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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Soggy Cheerios 『1959』発売記念コンサート@渋谷WWW

2013年10月24日 | カーネーション
直枝さんが鈴木惣一郎と組んだユニット「SOGGY CHERIOS(ソギーチェリオス)」。
同い年、共にポール・マッカートニーファンの2人が組んで創ったアルバム「1959」
は何とも不思議な味わいを持った作品だ。
アコギでポップだけど、どこかズレた感じ。カネとも直枝さんのソロとも違う。
歌詞も干支だの御餅だのが登場してユーモラス。
そんなユニットのライブが彼の渋谷WWWであるので行って来た。

先ずは直枝さん、鈴木さんが登場してコントを繰り広げる(T▽T)
直枝さんがギャグを飛ばしてる!これだけで「いつも」と違う!
でゲスト堀込泰行(EX:キリンジ)が登場。共演、と思いきや先ずは堀込選手のソロコーナー。
直枝さんと鈴木さん、引っ込む。え~!何これ?\(T▽T)/\(T▽T)/

堀込泰行の音楽は初めて聴く。ポップなメロディ。湿り気のある声がいい。
お洒落でスマートだけど・・・どこか「ひねてる、ねじれてる」。
6曲ほど演奏して拍手喝采の中、去っていく。オモシロい。また見てみたい。

いよいよソギーチェリオス登場。直枝さんも鈴木さんも椅子に座って演奏。
「百八つの恋」からスタート。どこか、「はっぴいえんど」の「風をあつめて」
を思わせるメロディ。
「明日も」は実に良い曲。これは鈴木さんが歌う。巧くは無いけど味のある声だ。
以下、直枝さんはずっと座ってアコギ、エレキは最後まで弾かず。
対して鈴木さんはギターだけでなくマンドリン、ドラムと色々弾きこなす。
バックバンドがまた素晴らしい。それこそ「キャラメルママ」が蘇ったような感じ。
そう、どこか「はっぴいえんど」「70年代」に対するオマージュ的な音世界だった。
「ポール・マッカートニー」の「ラム」というか、ポップなのに何かヘン、歪んでる。
その「ねじれ、ゆがみ」が何とも心地いい。

途中で遠藤賢司やキヨシローのカバーをするというサプライズも。
直枝さんはエンケンとの不思議な縁を話して「雨上がりの街を」をカバー。
これも何とも不思議な味わいのある演奏だった。
そして鈴木さんはキヨシローの「君を信じてる」のカバーを。
直枝さんがコーラスをつける。直枝さんがキヨシローを歌ってる!感動(v_v)”

後半は激しい曲が続く。「19時59分」では直枝さんがシャウトする。
「ロックンロールが空から降ってきた日」は激しいビートに乗って「紅白の御餅」を歌う(^^;
そういえば、「はっぴいえんど」も「お雑煮」について歌ってたな。
最後は「曇天 夕闇 フェリー」。曇り空を思わせるような不思議なメロディ。
ボクは何となく東北の空を想い出してた。

アンコール。残った曲は「あれ」のみ。
先ずは堀込選手が呼び込まれ、続いて「細野晴臣、鈴木慶一」の御大二人が登場!
場内、大歓声!&拍手。2人とも凄い存在感。仙人2人が居るみたい\(T▽T)/
「1959」ラストはこの2人が歌う「とんかつの歌」で閉じる。

細野さんと慶一さんがいきなり旧い、はっぴいえんどについて雑談。場内爆笑。
で「とんかつの歌」スタート!


 ♪とんかつが喰えなくなったら死んでしまいたい♪

オリジナルは森繁久弥が歌ってた旧い映画の主題歌。
直枝さんが途中で絶妙のファルセットを聴かす。慶一さん踊ってるし。
細野さん、慶一さん60代、直枝さん、惣一郎さん50代、堀込クン40代。
3世代の「ねじれポップ」アーティストが並んで歌ってる。
直枝さんと細野さんが並ぶ絵なんて、滅多に見れない。ありがたや。

拍手喝采の中、ライブは終了。嫁も楽しんだ様子。
チェギーソリオス、オモシロいな。今後も活動は続くとのこと、また見たいな。

ヨモちゃんは一人でお留守番して寂しかったのか、今日は矢鱈甘えっこ。
ボクにチューしてくれたし\(T▽T)/\(T▽T)/

最近、ツイてないことばかり。ヘンな夢見るし、精神状態もかなり悪い。
でも昨日のライブで少し「邪気払い」が出来たかも。

明日も、来週も面倒は続く。テキトーに「邪気払い」しながら何とか乗り越えよう♪
 


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