週末、仙台荒浜にボランティアに行ってきました。
7月の日記で「暫く東北には行かない」と書いた舌の根が乾かぬうちにもう行きました(^_^;
スンマセン、オレは平気でウソをつく男です。(゚゜)\バキ☆
7月に行った荒浜、南相馬、福島で圧倒的な「無力」を感じた。
311以外でも色んな「無力感」に苛まされてた。
でも、もともと自分が「無力だ」なんて分かってたこと。
「無力だからって何もしない」それはイヤだ、腹が立つ、ムカつく。
全てはそこから始めたんじゃなかったのか?
今回、現地主宰者から「ひまわりプロジェクト」に誘われたので良い機会と飛びついた。
いつも通り深夜バスで仙台に入る。仙台の朝の空気は澄んでいる。空もキレイ。
バスで海岸部に向かう。いつも通り深沼海岸を見学。
海岸に向かう途中、学生ボランティアRe-Rootsのメンバーが作業をしていて声を掛けられた。
あ、チャンとオレの名前覚えてくれてるんだ。それが嬉しかった。
まぁ荒浜には10回近く来てるし、体型も目立つしね(^_^;
深沼公園は防災公園として利用するそう。工事が進んでる。
あちこちにRe-Rootsが植えたヒマワリが咲いている。
慰霊碑にお参りした後、色々歩いてみる。荒れた土地もだいぶキレイになった。
でも、此処にはもう人は住めない。それを考えると胸が痛くなる。
Re-Rootsに向かう。多くの人が集まっている。顔見知りもいる。
今日行う作業はヒマワリの種の収穫。再度海岸地区に向かう。
20人ほどで作業。ヒマワリの花を刈り取り種をこそぎ取る。
かなり暑い。今日の最高気温は30度。
ヒマワリの花、結構重い。種を取るのもちょっとした作業。
でも大勢で和気藹々とお喋りしながらの作業は楽しい。
何より、こんなに沢山のヒマワリを触ったのは生まれて初めて。貴重な体験をした。
午後まで作業して終了。
その後はRe-Rootsが行ってる「野菜の移動販売~くるまーと」を見学。
Re-Rootsでは被災した農家さんが再び作付に入るのをサポートしてる。
更には出来た農作物の販売をしている。
その一環として自分で車を改造し海岸周辺の地区で売っている。
この辺りは大きなスーパーマーケットは無いしお年寄りも多い。
よって「遠くまで行けない人」にとっては移動販売は大助かりなのだ。
大勢の人が野菜を買いに来ていて賑わっている。売っているのは皆大学生。
そのうちの一人は「くるまーと」のテーマソングを自分で作ったとの事。
聴かせてもらったけどかなりレベル高い!PV作ってYouTubeにUPしてほしい!
オレも折角なのでヒマワリの種からとれた「なたね油」を購入しました。
ここでRe-Rootsとはお別れ。知り合いに駅まで送ってもらった。
道中、2人で「Re-Roots凄いね」と話す。
知り合いと別れた後も、今日「見たこと」を振り返った。
農業の体験が無い学生が地元の農業の復興に携わり荒れた土地を復旧し
作付け出来るまでの段階に持っていく。更には販売まで行ってる。
東北の若者の実行力、発想力には只々感服する。
簡単に書いてるけど、これって凄い事なのだ。
東北の「底力」、しかと見せて貰った。
「支援」なんてとんでもない。彼らは自分(テメエ)の力で何とかしてる。
自分でチャンと「おとしまえ」をつけている。
もう「支援」とかじゃない。Re-Rootsが何処まで行くのか見たい。
これからも機会があれば「ボランティア」は参加するけど、むしろ
Re-Rootsが企画するイベントに参加するって形が増えていくんだろう。
イヤ、それは良いことだ。3年半経ってようやく次の段階(復興)に進んだんだ。
勿論、未解決の問題は山ほどある。でも彼らならそれも乗り越えていけるだろう。
その段階でオレにもお手伝い出来ることがあれば当然行く。
オレは彼らの未来(おとしまえ)を今後も見ていきたい。
そして、別の場所(南相馬、閖上)にもまた行こう。
「無力感」を感じて止まっている場合じゃない。
「無力感」があるのは当然なのだ。
だから行くのだ。東北へ。もう、それでイイじゃないか。
帰宅したらヨモちゃんが甘えてきてくれた。ヨシヨシ、イイ子、イイ子(T▽T)
昨日は筋肉痛で寝込んでました。今日は会社はお休み。(゚゜)\バキ☆
ヨモちゃん、行って良かったよ。
これでまた始められそうだ。オレの偽善(おとしまえ)を。また行くぜ。必ず、な☆