僕と猫のブルーズ

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福島南相馬ボランティア記~色づく街

2015年05月10日 | 東北のためできること

週末は福島にボランティアに行ってきました。今年3回目。
3月同様、ボランティアチーム援人の南相馬ツアーに参加。
こちらのチームは毎週南相馬に通っているとの事。頭が下がります。

金曜日深夜東京駅前で待ち合わせ。10人程でワゴンに乗り込んで福島に向かう。
早朝に南相馬着。原町にある道の駅で休憩。その後は海岸近くの運動公園を見学。
この海岸は津浪の被害を受けた。土上げの工事を行っている。
運動公園は様々な遊具が備えられている。3年前は津波の影響で荒れていたらしい。
子供たちが遊具で楽しそうに遊んでいる。ここまで復旧したんだ。何か熱くなった。

花が色づいて美しい。穏やかな風景。
此処が数年前、被害を受けたなんて信じられない。でも、確かにそれはあったのだ。

後で気づいたが折角海岸近くに来たのだから津浪で亡くなった方に黙とうを捧げるべきだった。
いつも東北に来た時は必ずしていたのに・・忘れてた。反省。

小高区に入りボランティアセンターに集合。大勢の人が集まっている。
名物ボランティアセンター長の講話を聞いた後はいよいよ作業。今日はあるお宅で竹林の伐採。
前回の籾殻収集に続いて初めてやる作業。

午前中はバールを使っての竹の枝抜き。バールが巧く使えず大苦戦。結構体力を使う。
1時間程でバテバテ。依頼主さんから「しみ天」の差し入れをいただく。
これ揚げ饅頭風の味で甘くて美味しいんだ!食べて一気に復活(単純^^;)

午後は別の方が切り出した竹の木を運搬。重い。こちらも苦戦。
午前中、枝抜きした竹の木をテキトーな場所に置いたため、
午後の運搬の際の邪魔になってかなり非効率。これは大いに反省すべきだ。
竹の伐採自体は初体験だけど、ボランティアは何度もやってるんだからこれ位アタマ使えよ
>自分

3時で作業終了。結局全ては終われなかった。残念。
ボランティアセンターに戻って着替えた後は地元のアンテナショップで買い物。
レジの横に募金箱が置いてあった。「ネパールとチェルノブイリの子供たちのために」
と書いてある。ご自分たちも大変なのに他の困った人のために募金を募るその姿勢に敬服。

帰り二本松で浪江焼きそばをいただく。旨い!
このお店の御主人も原発事故の影響で避難してきてこの街でお店を再開した。

小高区は原発事故の避難指定区域で人は住んでいない。一時帰宅のみ許されている。
でも来年春に避難解除を目指している。
2年前、此処に来た時は「ゴーストタウン」状態だった。街に活気が無かった。
今回は一時帰宅だけど色んな人が街を歩いているのを見た。皆さん笑顔だった。
アンテナショップのスタッフが明るかった。
何となくだが・・・街に活気が戻っていると感じた。
この街に戻る人、戻らない人、選択は色々あるだろう。
でも、その選択は何度も何度も考えた上の結論と思う。
その結論は支持したいしオレが出来ることはしていこう。

帰路、窓の外は雨。でも夕暮れが美しかった。南相馬の空・・また見に来るぜ。当然だ。


真夜中に帰宅するとヨモちゃんが甘えてくる。オレが居なくて寂しかったのかい?
ヨシヨシ、イイ子イイ子~( ̄∇ ̄~)(~ ̄∇ ̄)~

次回はすっかり御無沙汰の宮城に行こうか。
オレの偽善はまだまだ終わらない。終われない。な、にゃにゃん☆

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