カーネーションのこの夏出たニューアルバム「Multimodal Sentiment」。
発売は7月、今更ですがレビューを(^^;
昨年末出た先行シングル「アダムスキー」「メテオ定食」が変態メロディ全開だったので、
次回のアルバムは相当ディープでヘンな曲が詰まった内容になる予感がしていた。
その予想は当たった。いや、オレの予想を遥かに超えたアルバムだった。
カラフルなジャケット。サウンドもカラフル&ポップ。
「ロック!」というよりは「ポップ!」がイッパイ詰まったアルバム。
唯、その「ポップ」が一筋縄で行かない。捻れマクリ、捩れマクリ。流石カネ。直枝さん。
過去のアルバムにあったストレートなロックンロールも泣きのバラードも無く、メロウな曲も
「いつかここで会いましょう」「続・無修正ロマンティック 〜泥仕合」の2曲だけ。
他はひたすら捻じれたメロディの曲が並ぶ。
2曲目の「warugi」にはぶっ飛んで笑った。何これ?ギターに酔った。
トーキングヘッズ+じゃがたらみたいなファンク(T▽T)
しかも本格的なそれでは無くペラペラ感、ヘナヘナ感満載のプラスチックファンク。
他の曲を聴いてても、ビートルズ、XTC、トッド、WILCO、ライダーズ等のアーティストが浮かぶ。
直枝さん、今回のアルバムでは「好きなオンガクの影響を隠さず出した」と語ってたけど
正に色んな音楽の万華鏡。「Autmun´s End」なんて鈴木慶一が歌ってもおかしくない曲。
「Blank and Margin」はビートルズの某曲を思い出した。アレンジは全然違うが^^;
パクるとかマネしてるなんて下らないレベルで無くて直枝さんの血肉となっているポップが
オリジナルよりも更に捻れて歪んで別のモンになって表出している。
何かビートルズ「リボルバー」やフリッパーズギター「ヘッド博士の世界塔」を思い出したぞ(笑)
そして曲に乗っている歌詞がまた・・素晴らしい。
カネ史上最も「後ろ向きな歌詞」ばかり(笑)。サイコーだ。
今回の制作にあたって直枝さんは疲れまくっていて、やる気が出ないので、その感情を
そのまま歌詞にしたらしい。結果、ここ最近のカネでは最も毒に溢れた歌世界となった。
大体1曲目から「まともになりたい」。50代後半の大人がこれですか?今更?(T▽T)
その後も「悪気は無いんだ、自信が無いんだ」「笑いながら泣いてもいいよね?」
「やる気がどこにも見当たらない」「かったるい・やってられない」。
ダルさ、疲れ、やる気の無さ、日常の面倒を何とか誤魔化しやり繰りして生きてる。
勇ましさもカッコよさも無し。しょっぱい。苦い。でも、その苦さがリアル。刺さる。
唯、食べ物のメニューを並べるだけの「E.B.I」を聴いてると何故泣けてくる?
「飛べ!アオガエル」のギターのフレーズを聴いてると知らずに拳を握ってる。
決して暗いへヴィーなアルバムじゃない。カラフルでポップ。
直枝さんのギターも活き活きしてる。ゲストミュージシャンの出すオトと遊んでる感じ。
でも、なんで、コトバがこんなに切ないんだろう?なんで、コトバにこんなに熱くなるんだろう?
アルバム最後の曲は「メテオ定食」。シングルで何百回と聴いた曲なのに。
聴いてると何か笑っちゃう、泣いちゃう。最後のフレーズには心臓をわしづかみにされた。
10月、12月とニューアルバムのレコ発ライブがある。
このアルバムの曲がナマでどうなるんだろう?楽しみだ~。
直枝さんのギターを思い切り浴びて踊るぜ、狂うぜ♪♪♪
ヨモちゃん。カネは・・直枝さんは。。やっぱスゲェわ。感服だね♪
発売は7月、今更ですがレビューを(^^;
昨年末出た先行シングル「アダムスキー」「メテオ定食」が変態メロディ全開だったので、
次回のアルバムは相当ディープでヘンな曲が詰まった内容になる予感がしていた。
その予想は当たった。いや、オレの予想を遥かに超えたアルバムだった。
カラフルなジャケット。サウンドもカラフル&ポップ。
「ロック!」というよりは「ポップ!」がイッパイ詰まったアルバム。
唯、その「ポップ」が一筋縄で行かない。捻れマクリ、捩れマクリ。流石カネ。直枝さん。
過去のアルバムにあったストレートなロックンロールも泣きのバラードも無く、メロウな曲も
「いつかここで会いましょう」「続・無修正ロマンティック 〜泥仕合」の2曲だけ。
他はひたすら捻じれたメロディの曲が並ぶ。
2曲目の「warugi」にはぶっ飛んで笑った。何これ?ギターに酔った。
トーキングヘッズ+じゃがたらみたいなファンク(T▽T)
しかも本格的なそれでは無くペラペラ感、ヘナヘナ感満載のプラスチックファンク。
他の曲を聴いてても、ビートルズ、XTC、トッド、WILCO、ライダーズ等のアーティストが浮かぶ。
直枝さん、今回のアルバムでは「好きなオンガクの影響を隠さず出した」と語ってたけど
正に色んな音楽の万華鏡。「Autmun´s End」なんて鈴木慶一が歌ってもおかしくない曲。
「Blank and Margin」はビートルズの某曲を思い出した。アレンジは全然違うが^^;
パクるとかマネしてるなんて下らないレベルで無くて直枝さんの血肉となっているポップが
オリジナルよりも更に捻れて歪んで別のモンになって表出している。
何かビートルズ「リボルバー」やフリッパーズギター「ヘッド博士の世界塔」を思い出したぞ(笑)
そして曲に乗っている歌詞がまた・・素晴らしい。
カネ史上最も「後ろ向きな歌詞」ばかり(笑)。サイコーだ。
今回の制作にあたって直枝さんは疲れまくっていて、やる気が出ないので、その感情を
そのまま歌詞にしたらしい。結果、ここ最近のカネでは最も毒に溢れた歌世界となった。
大体1曲目から「まともになりたい」。50代後半の大人がこれですか?今更?(T▽T)
その後も「悪気は無いんだ、自信が無いんだ」「笑いながら泣いてもいいよね?」
「やる気がどこにも見当たらない」「かったるい・やってられない」。
ダルさ、疲れ、やる気の無さ、日常の面倒を何とか誤魔化しやり繰りして生きてる。
勇ましさもカッコよさも無し。しょっぱい。苦い。でも、その苦さがリアル。刺さる。
唯、食べ物のメニューを並べるだけの「E.B.I」を聴いてると何故泣けてくる?
「飛べ!アオガエル」のギターのフレーズを聴いてると知らずに拳を握ってる。
決して暗いへヴィーなアルバムじゃない。カラフルでポップ。
直枝さんのギターも活き活きしてる。ゲストミュージシャンの出すオトと遊んでる感じ。
でも、なんで、コトバがこんなに切ないんだろう?なんで、コトバにこんなに熱くなるんだろう?
アルバム最後の曲は「メテオ定食」。シングルで何百回と聴いた曲なのに。
聴いてると何か笑っちゃう、泣いちゃう。最後のフレーズには心臓をわしづかみにされた。
10月、12月とニューアルバムのレコ発ライブがある。
このアルバムの曲がナマでどうなるんだろう?楽しみだ~。
直枝さんのギターを思い切り浴びて踊るぜ、狂うぜ♪♪♪
ヨモちゃん。カネは・・直枝さんは。。やっぱスゲェわ。感服だね♪