僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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ハンバートハンバート@日比谷野音と藝祭2017

2017年09月10日 | オトの記憶(CD、ライブ)
土曜日は日比谷野音でハンバートハンバートのライブ。
15年位前にあった、どんとイベントで知った夫婦フォーク(?)デュオ。
以来、ファンだったけどソロフルLIVEを見るのは初めて。チョー楽しみだった。

ライブは「雨の街」から開始。Newアルバム「家族行進曲」の曲を中心に展開。
7人編成の大所帯にビックリ。
前半は遊穂嬢と良成クンの2人だけの演奏メインに進む。
噛み合わない2人のMCには大爆笑。(T▽T)
「ただいま」「ぼくのお日さま」「横顔しか知らない」にはグッと来た。
「横顔しか知らない」の彼は下手したらストーカーもどき。ヤバい奴かも知れない。
でも、こいつの彼女を想う気持ちは純粋だ。ホンモノだ。聴いてて何か切なかった。

バンドを加えての第二部。「真夜中」「ひかり」「虎」の流れは・・・参った。
こいつらを、この歌を聴きたかった。 だから、ここに来た。
「真夜中」。これを歌にするか!私は誰?貴方は誰だ?私が最後に言うコトバが優しすぎる。
「ひかり」・・消え損ねた命、その果てにたどりついた「生きててよかった」のコトバ。
「虎」。創る苦しみに酒に溺れた男。素晴らしくロックなアレンジ。
2人は小さな隅っこに息づく奴等を歌う。優しく残酷に朗らかに。
寄り添わず、でも突き放さないで。手はつながない。「わかるよ」なんて言わない。
でも同じ方向に顔を向けてる。並んで立ってる。
知らず知らずに心が温かいモノに満たされている。涙がこぼれそう。

後半はロックンロール大会。ウルフルズの「Sun Sun Sun」のcoverにはやられた!
「国語」「ホンマツテントウむし」「おいらの船」。
遊穂嬢は踊りハープを鳴らしモニターに足を掛けて客を煽る!良成クンもノリノリ。
オレは我慢できずスタンディング(^^; 周囲のお客さんも立って踊ってる。
ハンバートってこんなロックな演奏を聴かせるんだ!嬉しい驚き。

アンコールラストは2人で「おなじ話」。ハンバートで初めて聴いた曲。
「今、君は何処にいる?何をしてる?そばにいるよ」と語り合う歌。
でも・・多分「君」は此処に居ない。見えない人。
それが、どうした?だから、なんだ?
ハンバートの歌はあっちでもこっちでも自由に駆ける。うつつも夢もつなげる。
境界なんて意味を成さない。語り手が人で在る必要も無い。
色んなイキモノの言葉にならない想いを掬い上げ歌い上げる。ステキじゃないか♪

行ってよかったな。来年もツアーあったらまた行きたい。
写真は「ハンバート手ぬぐい」。何故か中華料理がモチーフ。
なんで中華?このワケのわからなさがハンバートの魅力です☆
ヨモちゃんは興味津々(^_^;


日曜日は恒例・東京藝大の「藝祭」に行ってきました。
学生制作の神輿が相変わらず凄すぎる。ベラボーで出鱈目で笑える。
ここにも楽しいイキモノが居るぜ。サイコーだ!
他の展示もオモシロかったが時間が無くて幾つかは見れなかった。
次回は2日掛けてみよう♪


充実した2日間でした。家に帰るとオモシロいイキモノが待っていました(^_^;
ヨモちゃん、キミが一番オモシロいよ☆
 
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