シンガ―寺尾紗穂と雑誌ビッグイシューが路上生活者支援のために行なっている「りんりんふぇす」。
今年も行ってきました。3回目の参加。場所はお馴染南青山梅窓院。天気は生憎の雨。
チケット代金に雑誌ビッグイシューの購入代金が含まれており、
その分が販売員さんの収入となる仕組み。素晴らしいV(^^)
折角なので他にもグッズを買う。猫さんの手拭いが可愛いので購入♪
ライブ前に配布された冊子に記載の寺尾さんのエッセイを読む。
今回の座談会のテーマ「ひとりの老いを、みんなで生きる」に添った内容。
とある老人との交流、そこで寺尾さんが感じた事が優しく率直に語られる。
少し外れた人、扱いづらい人を遮断する社会への抗議・・・胸に刺さる。
いよいよライブ開始。ライブはこれまで同様、祭壇?で行われる。
先ずは寺尾さんとエマーソン北村さんのセッション。
ニューアルバム「たよりないもののために」からの曲が無かったのは残念だったが
「私の好きな人」、何より「はねたハネタ」が聴けたのは収穫だった!
まさか、御寺で開かれたライブで「交通事故」がテーマの曲が聴けるとは!(T▽T)
ラストは「楕円の夢」。寺尾さんのピアノ、そして声の透明感がとてつもない。
美しさもここまで突き詰めると暴力だ。
対して星できらめくような明るい音色を散りばめるエマーソンさんのKey。
歌、オト、空間・・ただソレダケ。それがあるだけ。でもトンデモなくハッピーだった。
他のアーティストはソケリッサ以外は初めて見る。
折坂悠太の民謡の様なボーカルは強烈だったし、
加納真実の能面を使った(笑)「仮面舞踏会」のパフォーマンスには大爆笑した(T▽T)
ここで座談会。今回のテーマは「ひとりの老いを、みんなで生きる」。
先ずは、司会の吉水岳彦さんが過去参加してくれたアーティストで
亡くなった加川良さんやムッシュかまやつに黙祷を捧げた。
人類学者福井栄二郎さんが紹介したヴァヌアツでの老いの迎え方の話は興味深く聞いた。
彼の島では「老いに否定的な見方は無く老人は尊敬され血縁関係なく大切にされている」
病気になった老人は知人と離れるのがイヤで入院したがらない等々。
稲葉剛さんやカフェ「潮の路」の活動、ビッグイシューのホームレス老人へのケア。
福祉は一定の基準でサポートを提供するが基準から零れた、はみ出た人達をどうケアするか。
そういう人たちをサポートする制度は不足している。
親切は嬉しいがあまりに親しく入ってこられると引いてしまう。程よい距離感が大切。
皆さん真剣に考え話す。
寺尾さんが言った「おたんじょうびを祝ってくれる人が一人でも居るのが大切」の
コトバが印象に残った。また或ることで寺尾さんが流した涙。
現在(いま)、この国にある老人を尊敬せず寧ろ軽侮し邪魔者扱いする風潮。
イヤ、他人事(ひとごと)じゃない。オレ自身も一部の目上の人に対し敬意を持てない。
でも嘗てはお年寄りを敬い大切にする文化が確かにあった筈だ。
それが何処からこんな風に変わってしまったんだろうか。
お年寄りはオレ達が歩く道路を造り建物を建てたりしてきたのだ。
誉められない老人は確かに居るが、矢張り敬意を持って接するべきだろう。
今回の皆さんの話には色々考えさせられた。
老い、目上の人への向かい方・・・色々考えて見直さねば。
後半もセッションは続く。
道具を使ったソケリッサのダンス、子供がステージに上がって自由に踊った様が善い。
寺尾さんとのセッション。Newアルバムから「孤独な惑星」が聴けてよかった。
OKIはアイヌ伝統の楽器トンボロを奏で異世界へ誘う。
寺尾さんとの「北へ南へ」。2人の声の調和、混ざり具合が素晴らしい。
キセルは兄弟ユニット。フォークっぽいがテルミンを使ってアシッド風味もある。
柔らかくも何処か翳りがあるメロディ・歌詞が素晴らしかった。
オーラスは全員でムッシュかまやつ「どうにかなるさ」のセッション。毎年恒例の終わり方。
寺尾さんは「10回目の区切りにムッシュとこの曲をまた歌いたかった」としんみり語る。
最近この曲、ダウンロードして好きになったので嬉しかった。
寺尾さんのピアノに乗ってシンガーみんな歌う。
ソケリッサは踊り、お客さんも子供もステージに上がって踊る。ボクは上がらなかったが(^^:
みんな笑顔。ステージが光り輝き花が咲いたよう。
なんか・・陽だまりの中にいるような温かさを感じた。
此処には排除もヒエラルキーも競争も無い。ただただ自由で温かい。
一歩外に出れば消えてしまう儚さ、温かさ。でも、それでもイイ。
此処には確かにそれ、がある。それでいい。それがいい。
シアワセな気分で帰宅。
その夜はヨモちゃんと一緒に寝た。ヨモちゃん、いつもは嫁@パンダと一緒に寝るのに。
いや、元々ヨモちゃんがオレのベッドで寝てる脇にオレは入っただけなんだけど(゚゜)\バキ☆
ヨモちゃん、こんなに柔らかく温かいんだぁ。
そのうちヨモちゃんは遁走。残念。でも、また一緒に寝ような♪
りんりんふぇす、ヨモちゃんとの添い寝♪楽しい休日でした☆
(もう真っ平ゴメンだニャ)
今年も行ってきました。3回目の参加。場所はお馴染南青山梅窓院。天気は生憎の雨。
チケット代金に雑誌ビッグイシューの購入代金が含まれており、
その分が販売員さんの収入となる仕組み。素晴らしいV(^^)
折角なので他にもグッズを買う。猫さんの手拭いが可愛いので購入♪
ライブ前に配布された冊子に記載の寺尾さんのエッセイを読む。
今回の座談会のテーマ「ひとりの老いを、みんなで生きる」に添った内容。
とある老人との交流、そこで寺尾さんが感じた事が優しく率直に語られる。
少し外れた人、扱いづらい人を遮断する社会への抗議・・・胸に刺さる。
いよいよライブ開始。ライブはこれまで同様、祭壇?で行われる。
先ずは寺尾さんとエマーソン北村さんのセッション。
ニューアルバム「たよりないもののために」からの曲が無かったのは残念だったが
「私の好きな人」、何より「はねたハネタ」が聴けたのは収穫だった!
まさか、御寺で開かれたライブで「交通事故」がテーマの曲が聴けるとは!(T▽T)
ラストは「楕円の夢」。寺尾さんのピアノ、そして声の透明感がとてつもない。
美しさもここまで突き詰めると暴力だ。
対して星できらめくような明るい音色を散りばめるエマーソンさんのKey。
歌、オト、空間・・ただソレダケ。それがあるだけ。でもトンデモなくハッピーだった。
他のアーティストはソケリッサ以外は初めて見る。
折坂悠太の民謡の様なボーカルは強烈だったし、
加納真実の能面を使った(笑)「仮面舞踏会」のパフォーマンスには大爆笑した(T▽T)
ここで座談会。今回のテーマは「ひとりの老いを、みんなで生きる」。
先ずは、司会の吉水岳彦さんが過去参加してくれたアーティストで
亡くなった加川良さんやムッシュかまやつに黙祷を捧げた。
人類学者福井栄二郎さんが紹介したヴァヌアツでの老いの迎え方の話は興味深く聞いた。
彼の島では「老いに否定的な見方は無く老人は尊敬され血縁関係なく大切にされている」
病気になった老人は知人と離れるのがイヤで入院したがらない等々。
稲葉剛さんやカフェ「潮の路」の活動、ビッグイシューのホームレス老人へのケア。
福祉は一定の基準でサポートを提供するが基準から零れた、はみ出た人達をどうケアするか。
そういう人たちをサポートする制度は不足している。
親切は嬉しいがあまりに親しく入ってこられると引いてしまう。程よい距離感が大切。
皆さん真剣に考え話す。
寺尾さんが言った「おたんじょうびを祝ってくれる人が一人でも居るのが大切」の
コトバが印象に残った。また或ることで寺尾さんが流した涙。
現在(いま)、この国にある老人を尊敬せず寧ろ軽侮し邪魔者扱いする風潮。
イヤ、他人事(ひとごと)じゃない。オレ自身も一部の目上の人に対し敬意を持てない。
でも嘗てはお年寄りを敬い大切にする文化が確かにあった筈だ。
それが何処からこんな風に変わってしまったんだろうか。
お年寄りはオレ達が歩く道路を造り建物を建てたりしてきたのだ。
誉められない老人は確かに居るが、矢張り敬意を持って接するべきだろう。
今回の皆さんの話には色々考えさせられた。
老い、目上の人への向かい方・・・色々考えて見直さねば。
後半もセッションは続く。
道具を使ったソケリッサのダンス、子供がステージに上がって自由に踊った様が善い。
寺尾さんとのセッション。Newアルバムから「孤独な惑星」が聴けてよかった。
OKIはアイヌ伝統の楽器トンボロを奏で異世界へ誘う。
寺尾さんとの「北へ南へ」。2人の声の調和、混ざり具合が素晴らしい。
キセルは兄弟ユニット。フォークっぽいがテルミンを使ってアシッド風味もある。
柔らかくも何処か翳りがあるメロディ・歌詞が素晴らしかった。
オーラスは全員でムッシュかまやつ「どうにかなるさ」のセッション。毎年恒例の終わり方。
寺尾さんは「10回目の区切りにムッシュとこの曲をまた歌いたかった」としんみり語る。
最近この曲、ダウンロードして好きになったので嬉しかった。
寺尾さんのピアノに乗ってシンガーみんな歌う。
ソケリッサは踊り、お客さんも子供もステージに上がって踊る。ボクは上がらなかったが(^^:
みんな笑顔。ステージが光り輝き花が咲いたよう。
なんか・・陽だまりの中にいるような温かさを感じた。
此処には排除もヒエラルキーも競争も無い。ただただ自由で温かい。
一歩外に出れば消えてしまう儚さ、温かさ。でも、それでもイイ。
此処には確かにそれ、がある。それでいい。それがいい。
シアワセな気分で帰宅。
その夜はヨモちゃんと一緒に寝た。ヨモちゃん、いつもは嫁@パンダと一緒に寝るのに。
いや、元々ヨモちゃんがオレのベッドで寝てる脇にオレは入っただけなんだけど(゚゜)\バキ☆
ヨモちゃん、こんなに柔らかく温かいんだぁ。
そのうちヨモちゃんは遁走。残念。でも、また一緒に寝ような♪
りんりんふぇす、ヨモちゃんとの添い寝♪楽しい休日でした☆
(もう真っ平ゴメンだニャ)