僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

南相馬ボラとクアトロマンスリーと「友罪」

2018年06月20日 | コレクターズ

先週末は福島南相馬にボラ。行くのは半年ぶり。いつものチームに帯同。
今回はいつもの竹林伐採とは異なり、ある個人宅のお庭の草刈。
小雨が降っていて涼しい。
今回のツールは草刈り機。前回使い方を教えてもらったが再度復習。
リーダーとご主人に指示して貰いながらお庭の雑草を刈る。

こちらのお宅は原発事故の為避難していたが今年戻ってきた。
お昼休みに311の時のお話を色々聞かせていただいた。
午後は斜面で草刈り&雑草掃除。結構キツい(^_^;
夕方に何とか終了。
自分のボラスキルのレベルの低さ等、反省すべき点は多いが
ともかく無事やり終えた。先ずはそれで満足しよう。
帰りは新しく出来た公共浴場で汗を流す。
軒先に咲いていた花が綺麗だった。
次回は荒浜かな?南相馬も当然行きます。 


翌日朝は殆ど仮死状態(^_^;
午後から渋谷にコレクターズのクアトロマンスリーを見に行く。
ボクは3月に続いて2回目。因みに嫁@パンダは全部行きます。
道中の嫁@パンダの面白発言に爆笑。このコはホントに愉快だ(T▽T)

マンスリーLIVEの楽しみは普段のLIVEで聴けない曲が聞けること。
今回は「キャッシュ&モデルガン」「シーソー」「恋のしわざ」が
聴けて嬉しかった。
加藤クン、コータローのロック漫談も絶好調!
籠池さんをネタにした話には爆笑した\(T▽T)/
そしてリーダーがコータローに言った「59にもなって売れていいのかな?」
コータローに「先ず売れてみようよ」のやり取りにジーンと来た。

オレはコレ(カネ、リクオ含)が売れようが売れまいがどっちでもイイ。
この音楽を大勢の人が聴くべきだとも思わないしデカいハコは楽しいが
絶対大きいハコじゃなくちゃイヤだ、とも思わない。
でも、本人が売れたいと思っているなら、その夢は叶うと善いなと思う。

本編ラストは「グレートアメリカ」、アンコールは「僕はコレクター」
で盛上げて終了。嗚呼楽しかった。次回は最終月12月に行きます。



月曜日は会社は休み。今月仕事もボラも頑張ったので自分へのご褒美。
午後から新宿に映画「友罪」を見に行った。瀬々敬久監督作品。
是枝裕和監督「万引き家族」とどちらを見るか迷ったが、
あまり知らない監督の作品を見ることとした。

新宿歌舞伎町周辺に行くのは久しぶり。色々と様変わりしている。

映画は過去の罪を背負い、心に闇を抱えた若者たちの物語。
重い・・・重かった。見終わった後、打ちのめされモヤモヤを引きずった。

瑛太が演じる「彼」の言動から目を離せなかった。嘗て大罪を犯した彼。
彼がやったことは許されない。決して受け入れられない。
でも今の彼は・・何も悪いことはしていない。
寧ろ怪我した友人を助けたり苦境にある女性に優しくしたり・・
オレは今の彼なら受け容れられる。
友人は彼の過去を調べ真実を知る。そこから更にヘヴィな展開となる。

・・・若しオレが友人の立場なら彼の過去など調べない。
過去なんぞ知っても仕方ない。どうでもイイ。
目の前のそいつが面白ければ、一緒に居て笑えるならそれで十分だ。
オレはそいつの過去と付き合う訳じゃない。現在(いま)と付き合うんだ。

最後待っていたのは別れ。絶叫と笑顔と涙。
瑛太の泣きながら笑う・・・いや笑いながら泣く・・か。。が忘れられない。

ここ数年色んな犯罪が起きる。無差別殺人もある。
報道で犯人の人物像・異常性を面白おかしく伝える。
そういうニュースに触れるたびに思う。オレと彼等の何が違うんだろう?って。
映画の「彼」は決して自分の対岸にある訳じゃない。
「彼」は境界線を超えた。オレは今の処、超えていない。
でも、オレにだって世界が滅びれば良いというは破壊衝動、幸福な他者への嫉妬、
憎悪、殺意はある。。。。いや、昔は確かに「あった」。
今は何とか抑えているが、何かのきっかけで暴発し境界線を超えるかも知れない。
だから、「彼」、彼らの活動を向こう側の出来事と割り切れない。片づけられない。

この映画の事はこれからも何度も思い返そう。自分自身への警告として。
そして、毎日嫁@パンダ、ヨモちゃんと笑いロックを聴こう。
闇に落ちない様に。超えない様に。自分の中の邪気と闘っていこう。

嫁が帰宅後、「君とヨモちゃんが居るからオレは事件を起こさずに済んでる」
と言ったら「ゴメンね。足枷で」と言われた\(T▽T)/\(T▽T)/
足枷じゃありません。歯止めです。
キミ達が居るお蔭でオレは何とか闇に落ちずに済んでます。ありがと、ね♪
このコのためにも・・・踏ん張らなくちゃ、ね☆

コメント