２４年～後悔と後ろめたさを抱えながら

今日、１月１７日は阪神大震災が有った日。あれから、２４年が経った。
地震が起きた５時46分に黙とうした。

毎年、この日は。。。
阪神大震災をモチーフにした映画「その街のこども」を見て、
同じく阪神大震災を切っ掛けに生まれた歌「満月の夕」を聴いてた。
でも、去年からやめた。

関西出身、神戸の大学に通っていながら、あの時何もしなかった自分、さっさと忘れた自分。
昨年の夏、関西は災害で傷ついた。それに対して僅かの募金をした程度の自分。

そんな自分が、この日だけ映画を観て、歌を聴いて何かをした様な気になるのは・・
違う・・・絶対違う。
オマエは何もしなかった、オマエはさっさと忘れた。オマエは逃げた。
その事実（つみ）を忘れてお決まりの儀式だけしてキレイにまとめてんじゃねーよ＞自分。

オレがすべきは祈るとか希うとかの前に・・・先ずは謝る。そっからだ。
「あの時、何もしなくてゴメン、逃げてゴメン、ずっと行かなくてゴメン」。
そして、何もしなかった後悔と後ろめたさをずっと抱えて生きていくこと、だ。

それは、いつか東北でオトシマエをつけても変わらない・・同じだ。
・・それでも、想う。
いつか・・・この日に・・・神戸を訪れたい。東遊園地を訪れてお祈りをしたい。
そんな日が来るのだろうか・・・。それを自分に赦す日が来るのだろうか。

何もしなかった自分が祈るとか希うとか・・そんなの偽善（ウソ）でしかない。
それでも祈らせてください。現在（いま）の自分に出来るのは・・それだけだから。

あの日、旅立った皆さん、どうか安らかに。
あの日、被災した皆さん、被災してなくてもココロが傷ついた皆さん、
あの日に産まれた皆さん・・・全ての方が穏やかに過ごせます様に。
ただ・・・希います。