観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

八本松駅 山陽本線

2011-12-20 16:17:42 | 瀬戸内海 山陽本線・JR神戸線

山陽本線の駅の中では最も標高が高く(海抜255メートルで、ホームの名所案内板にて記載されている)、隣の瀬野駅から当駅まで「瀬野八」と呼ばれる急勾配区間がある八本松駅は、広島県東広島市八本松町飯田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅です。

駅は元々、地平駅であったが磯松地区方面にしか出口がなかったため、原・吉川・宗吉・向原(現在の八本松南)・下西・下東地区の利用者に取っては利用し難かった。

1965年(昭和40年)ごろからに急激に向原地区の住宅開発・造成が相次いで起こったことにより南側の人口も急激に増え始めた。そのため、1968年(昭和43年)に現在の橋上駅舎が完成しました。2005年には構内に、2010年には駅前にエレベーターが新設されています。

現在は相対式2面2線のホームを持つ橋上駅です。中間にはホームの無い中線があり、かつては西条通過の上り貨物列車が当駅場内信号機内方で補機を走行中に解放し、その補機が中線から広島貨物ターミナル駅へ向けて折り返していたが、現在では工臨車両が使用しているほか毎年1月の大学入試センター試験に伴う臨時列車(大門駅 - 西条駅)車両(8両)の待機に使用されます。また、かつては2番のりば南側に側線が数本敷設されていたが、現在は撤去されている。ホームは広島方面に向かって右にカーブしているため、2番のりばから乗降する際には足下に注意する必要があります。

直営駅(西条駅の被管理駅)かつICOCA利用可能駅。

 駅舎は簡易橋上方式(但しペデストリアンデッキが無く、駅への連絡通路は自動車通行可能の市道扱いである)
落成:1968年(昭和43年)
 駅舎コンコース内 改札口1箇所(自動改札(ICOCA利用可能))
みどりの窓口
キヨスク
待合所
トイレ1箇所(改札外1箇所・改札内無し)
コインロッカー(改札外)


のりば 八本松駅プラットホーム 
1 ■山陽本線 上り 西条・三原方面
2 ■山陽本線 下り 広島・岩国方面

上下ホームの間にホームの無い中線があるため、列車運転指令上では2番のりばは「3番線」となっている。


ホームに列車案内表示機はないが接近を知らせる機器は設置されており、入線1分前になると『列車がまいります』という表示が点滅する(『列車が』→ ←『まいります』と交互に点滅する。なお、この機器は広島駅に設置されているものと同じ)。

1895年(明治28年)4月4日 - 山陽鉄道の西条駅 - 瀬野駅間に新設開業。旅客・貨物の取扱を開始。当時は地上駅舎で、北口(磯松方面)側に駅舎・改札口があった。
1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により、国有鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
1968年(昭和43年)3月 - 駅南口(飯田・向原地区)の急激な開発により、現在の駅舎に改築。旧駅舎は事務舎として使用。
1974年(昭和49年)12月10日 - 貨物の取扱を廃止。
1987年(昭和62年)
2月1日 - みどりの窓口営業開始。
4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に継承。
1999年(平成11年) - 南口駅前広場整備完了(北口は今日も以前のまま)。
2000年(平成12年) - 入場印字機(自動改札機の簡易版)導入。
2005年(平成17年) - 駅の利便性向上とバリアフリー対策としてエレベーター導入。
2007年(平成19年)
4月 - 6月11日の自動改札機の導入準備のため入場印字機を撤去。
5月27日 - 自動改札機設置工事開始、改札箱2つを撤去・改札口の横幅拡大。
6月11日 - 自動改札機導入(東広島市内のJR在来線では西条駅に次いで2番目)。
9月1日 - ICカード乗車券「ICOCA」導入。
2010年(平成22年)1月 - 南口の歩道橋改修工事並びに駅前エレベーター設置工事。
2011年(平成23年)4月 - キヨスクの位置が変更し拡張(駅入口付近からトイレ横の旧待合所の位置へ変更)。 


 快速列車の停車について 1991年(平成3年)に広島地区に快速列車の設定が行われた際、JR西日本は当駅を快速列車の停車駅に設定していなかった。2002年(平成14年)春のダイヤ改正で快速列車の停車駅に設定されたが、当初は通勤時間帯のみの停車であった。しかし同年10月のダイヤ改正より当駅に全ての快速列車、瀬野駅にデータイム快速列車が停車するようになり、2003年(平成15年)10月のダイヤ改正にて快速電車「山陽シティライナー」をデータイム快速「シティライナー」と通勤快速「通勤ライナー」の2種類になった。そのため通勤ライナーについては当駅を出ると広島までノンストップのため、広島までの所要時間も23分に短縮され便利になった。2007年(平成19年)春より通勤ライナーの一部(2010年(平成22年)春からは全列車)が海田市駅に停車するようになり、現在の所要時間は23 - 25分程度である。

2009年度までデータイムに運転されていた「シティライナー」は隣の瀬野駅まで普通列車扱いだったが、それでも広島までの所要時間は22分と、通勤ライナーよりも早いため便利であった。その他、西条方面への通学・通勤、買い物・通院する客も以前の普通列車しか停車しなかったときと比べると、全ての列車が設定されたため便利になったと言えよう。 しかし「シティライナー」は、2009年(平成21年)3月のダイヤ改正にて本数を削減され、さらに2010年(平成22年)3月のダイヤ改正より廃止されたため、データイムは普通列車しかなくなった。

 朝・夕は通勤・通学客で、昼間は買い物客などで駅舎は混雑します。行き先の内訳は通勤者、広島駅・向洋駅・西条駅の順。通学者、広島駅・西条駅・本郷駅(県立総合技術高校)・西高屋駅の順となります。但し買い物客は広島方面より西条方面の方が多いため、この駅は広島・西条両方面への利用が均等に保たれています。
八本松駅と瀬野駅の間では、このあたりの路線では使われていない架線が使われています。また、昔は駅から呉海軍の火薬庫へ向かう「呉海軍軍需部川上火薬庫線」があった。この専用線は八本松駅西側より北西に分岐し、弾薬庫に至っていた。
山陽本線で最も標高の高い駅であるが、駅の両側が下り坂となっているため、山陽本線の最高地点でもあります。

 
電報略号 ハチ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 5,165人/日(降車客含まず)
-2007年-
開業年月日 1895年(明治28年)4月4日
備考 直営駅
みどりの窓口 有

 


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