観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

MTR 香港(地下鉄)

2011-08-26 06:40:07 | 乗り物(列車・車両)

香港ではよく利用させてもらってるMTRです。 MTR(エムティーアール、Mass Transit Railway)は、香港最大の鉄道路線システムです。2007年12月2日に香港地鉄公司へ九広鉄路公司の運営権が譲渡、統合されて誕生した香港鉄路有限公司が運営している。

1979年10月、観塘線の観塘駅 (Kwun Tong) - 石尾駅 (Shek Kip Mei) 間の開通を皮切りに、現在では香港島北部、九龍地区、新界南部、およびランタオ島の4地区で全7路線(全長91.0Km)・53駅を営業、一日の総乗降客数は350万人程である。

2007年12月2日からは九広鉄路公司が運営していた4路線の運営も行っている。

旧香港地下鉄の路線で使用されている車両は4タイプ存在する。一般車両については英国、日本、韓国の各国で製造されています。一次車では元宗主国であったイギリスが建設した影響からか、ロンドン地下鉄と近いデザインの施しが随所に見られていました。連結部は貫通しており扉は無く車両間の移動は自由です。また連結部の扉が無いため、直線部への列車進入時には前後では長い空間が広がっています。座席は全てロングシートで、素材はステンレスです。2009年より優先席や車椅子専用エリアが設置されています。

案内表示は各ドアに設置された路線図上で、LEDの点灯により停車駅と運行されている路線を表示。なお座席上にもLED画面が設置されているが、これは広告用のものです。中吊りやシールなど、車内に紙のメディアによる広告は掲出されていません。

全ての路線でアルミ車両(韓国製のK-Trainはステンレス車両)が使用され、先頭車両の前面にはMTRのコーポレートカラーである赤色の帯とロゴマークが施されています。一部ではラッピング車両の運行も実施していとの事ですが、余りその車両に出くわした記憶はありません。

エアポート・エクスプレス路線ははスペインとドイツ(ただし、実車はカナダのボンバルディアが作成)の共同製造です。全ての車両の座席はモケットの非転換式クロスシートです。当初、各背部分には液晶ディスプレイが設置され、航空機の発着情報や空港の配置情報、香港市街の情報などを表示していたが、現在は撤去されています。室内のドア付近には手荷物置き場が設けられている他、空港駅ではエアポート・エクスプレスホームと空港の出発階または到着階との完全バリアフリー化が図られるなど、空港への連絡路線として支障のないよう設計されています。なお、エアポート・エクスプレスの香港方先頭車は荷物専用車両で、香港駅と九龍駅のインタウンチェックイン(市中チェックインカウンター)で預けられた航空旅客の荷物が搭載され空港へ運ばれます。

ディズニーランドリゾート線用車両はイギリス製車両を大改造したものが使用されており、MTR初の無人運転が行われている。ただし、手動運転用の運転台は通常の車両と同一のものが用意されているとの事ですが個人的には利用したことがありません。

MTR内の車両は全て冷房完備です。冬の寒い時でもしっかり冷房されていてビックリしますよ。

車内アナウンスは一般路線と機場快線ともに広東語、普通話(北京語)、英語の自動放送で行われています(当初は普通話でのアナウンスは無かった)。乗務員によるアナウンスは、通常時では行なわれていません。また次駅が近づいた際には音声で「広東語:請小心月台空隙 / 普通話:请小心月台的之间的空隙 / 英語:Please mind the gap(訳:ホームとの隙間にお気を付け下さい)」と言う自動放送が、ドア開閉時にはドアチャイムとともに、音声で「広東語:請勿靠近車門 / 普通話:请不要靠近车门 / 英語:Please stand back from the doors(訳:ドア付近から離れて下さい)」と言う自動放送が必ず流されます。

 
旧KCR路線で現在使用されている車両は2タイプ存在するとのことです。。

電化時に導入された1次車はイギリスのメトロキャメル社製のものであり、これは大埔墟駅近くに所在する香港鉄路博物館にて展示されている。

なお、1次車は1997年よりリニューアル工事受けたのち、別名MLR車 (Mid-Life Refurbished train) となった。座席部は、香港の地下鉄であるMTRの車両と同じく、ステンレス製のロングシートが採用されている。加えて、KCR車両の特徴的なものとしては、車端部に同じくステンレス製のクロスシートを備えている。また、1等車両(2ドア)以外の一般車両ドア数は5ドアとなっている。なお、2次車のLED式行先表示はマスが3マス分に区分されているので、行先が2文字の場合は右端のマスが空欄になる。

2次車は日本の近畿車輛 / 川崎重工業製である、別名はSP-1900形。これは九広西鉄の開業に前後して導入されたものであり、車端部のクロスシートが無くなるなど、車内はよりMTRの車両と類似している。また1等車のシートについても若干グレードが上がっている。LED表示は、ようやくマス目が無くなり、中寄せで表示する事が可能となった。車両中央部には液晶ディスプレイが装備され、各種広告や情報が流されている。 なお西鉄線および馬鞍山線に導入されている車両もこの2次車をベースとしており、1等車が無い事と、編成両数の違い(九広東鉄=12両編成、九広西鉄=7両編成、九広馬鉄=4両編成)を除けば、ほぼ同じものです。

 特に飲食で車内を汚損した場合や喫煙に関しては縛りが厳しいようで、違反した場合には罰金で最高5000香港ドルが課せられる場合があるようです。日本を除く大多数の国と同様に携帯電話の使用は制限されていません。携帯電話については毎度、国外が慣れると日本での制限に違和感を感じてしまいます。どちらが良いのやら

 


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