牧山駅は山中で周囲はほとんど人家もなく、駅というよりは信号場の様相をしています。V字峡の山間、岡山県岡山市北区下牧にある西日本旅客鉄道(JR西日本)津山線の駅です。駅へは道路から坂を上ってホームにたどり着きます。
相対式ホーム2面2線を有し、行違い設備を有する地上駅。駅舎はなく、ホーム入口に乗車駅証明書発行機が設置されています。入口側のホームの待合室には造りつけの長椅子が設置、その他はダストボックスと灰皿がある程度です。山側の1番ホームの待合室はさらに簡素で長椅子しかありません。
駅は崖沿いにあるためホームの幅が狭い。ホーム間の移動は屋根無し跨線橋を利用します。通常とは逆に駅舎寄りが2番線であり、跨線橋を渡る崖寄りホームが1番線となって法面舗装された崖が迫っています。1番線を上下副本線、2番線を上下本線とした一線スルーになっており、列車交換時以外は普通列車の上下とも2番線に停車します。岡山駅管理の無人駅であり、駅舎は待合室兼用の簡易なものです。
牧山駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1・2 ■津山線 上り 福渡・津山方面
下り 岡山方面
全ての通過列車と、行違いのない停車列車は、上下線問わず2番のりばに発着あるいは通過する。反対方向からの通過列車と行違いを行う停車列車は、上下線問わず1番のりばに発着する。停車列車同士の行違いの場合は、津山方面行き(上り)が1番のりば、岡山方面行き(下り)が2番のりばに入る。沿線ではは2006年11月に落石事故が発生しています。
1912年(大正元年)10月10日 - 中国鉄道本線(現在の津山線)の野々口駅 - 玉柏駅間に、停留場として新設開業。
1944年(昭和19年)6月1日 - 中国鉄道の鉄道部門が国有化され、国有鉄道津山線所属となる。同時に駅に昇格。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
電報略号 キマ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 49人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1912年(大正元年)10月10日
備考 無人駅(乗車駅証明書発行機 有)
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