備前福河駅(びぜんふくかわえき)は兵庫県赤穂市福浦にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)赤穂線の駅である。
周辺はやや開けたところである。駅舎の西側に理髪店とスナックがある他に商店等はなく、駅付近で買い物ができるのは、自動販売機しかない。いくつかの住宅地が散在する。
1955年(昭和30年)3月1日の開業時、この地は岡山県和気郡福河村であったため、駅名は旧国名(備前国)と村名に因んで名付けられている。
同月31日には日生町となったものの、地元の要望により、1963年(昭和38年)9月1日に兵庫県に編入された。
駅名に「備前」が付くのは、その名残である。なお、電気は赤穂市鷆和(天和駅)までは関西電力の管轄だが、赤穂市福浦(備前福河駅)は中国電力の管轄である。
また、当駅は現在は近畿統括本部の管内だが、国鉄時代は最後まで岡山鉄道管理局の管内だった。なお、当駅から岡山寄りの福浦第一踏切を挟んで程無い地点に支社境界標があり、そこから先は岡山支社の管内となる。
なお現在は、播州赤穂駅までは岡山支社側のみが列車運行を行っており、播州赤穂駅から当駅にかけての区間において、近畿統括本部側は事実上施設管理のみとなっている。
岡山方面に向かって右側に単式1面1線のホームを持つ地上駅(停留所)。かつては島式1面2線の交換可能駅であったが、赤穂線電化の際に交換設備は撤去されており、岡山方面行きと播州赤穂方面行きの双方が同一ホームに発着する。
相生駅管理の無人駅である。コンクリート造駅舎が北側にあるが、自動券売機や自動改札機は設置されていません。
開業時は有人駅であったが、窓口は板で塞がれており旧駅事務室は倉庫となっている。従って、乗車券は車掌から購入する事になる(ワンマン列車利用時は降車時に精算するか、乗換先の列車内で車掌から購入となる)。駅舎内にはFRP製の椅子と造り付けの木製長椅子も設置されています。が設置されています。
1955年(昭和30年)3月1日 - 赤穂線の播州赤穂駅 - 日生駅間延伸により開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
電報略号 フカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 58人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1955年(昭和30年)3月1日
備考 無人駅
* この間に近畿統括本部と岡山支社の境界標あり(当駅から天和寄りは近畿統括本部管内)
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