小金井駅(こがねいえき)は、栃木県下野市小金井にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
「宇都宮線」の愛称区間に含まれており、上野駅発着系統と、新宿駅経由で横須賀線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。
2014年より首都圏で行われる年末年始の終夜運転は当駅までの運転となる。駅北側には東北本線の車両が所属する小山車両センターがある
島式ホーム2面4線を有する地上駅で、新幹線高架下に設置された橋上駅舎を有している。駅構内にはKIOSK・自動券売機・みどりの窓口(営業時間 7時 - 18時)・指定席券売機(利用可能時間 4時40分 - 23時50分)・Suica対応自動改札機・トイレ・両ホームへのエレベーターが設置されている。
改札口に改札機は3台。
商店なども少なく、賑わいがない東口の施設はエレベーター・トイレ・駐輪場。西口にはエレベーター・下野市観光案内所(貸し自転車あり)。ホーム:Suicaグリーン券専用券売機・自動販売機
のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 ■宇都宮線(東北線) 下り 宇都宮・黒磯方面
2 上り 小山・大宮・東京・新宿・横浜方面
(■湘南新宿ライン・■上野東京ライン含む) 一部の始発
下り 宇都宮・黒磯方面 待避・始発
3・4 上り 小山・大宮・東京・新宿・横浜方面
(■湘南新宿ライン・■上野東京ライン含む)
湘南新宿ラインの列車は前述のように横須賀線へ直通する。本項では湘南新宿ラインのラインカラーを■青、上野東京ラインのラインカラーを■紫で示すが、実際のホーム案内はすべて■オレンジで案内されている。
下り主本線は1番線、上り主本線は3番線である。2番線は下り待避線であるが上野方面への折り返しに対応しており、折り返しの上り列車の半数程度は2番線を使用する。
当駅の宇都宮寄りには小山車両センター(旧・小山電車区)が設置されており、当駅始発・終着の列車と夜間滞泊などの留置運用が多く設定されている。また、宇都宮方面発着の15両編成の列車は当駅で基本編成10両または付属編成5両を増解結する列車がある。多くの場合は付属編成5両を増解結するが、一部基本編成10両を増解結する。2006年7月9日に自治医大駅 - 宇都宮駅間各駅のホーム有効長を15両編成分に延伸するまでは当駅が宇都宮線内での15両編成対応ホームの北限だったため、15両編成で運行される宇都宮方面への列車は全列車が増解結を行っていた。
当駅以外に「小金井」が付く駅名は、東京都小金井市にある、中央本線(中央線快速)の「武蔵小金井駅」と「東小金井駅」、西武多摩川線の「新小金井駅」、東京都小平市にある西武新宿線の「花小金井駅」がある。当駅がそれらより古いため、新小金井駅は東京都小金井市内では最も古いにもかかわらず「新」を冠している。
西口に小金井運転区事務所がある。エレベーター付近にグリーンアテンダントセンターがある。
1893年(明治26年)3月25日 - 日本鉄道の駅として開業。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称が制定され、東北本線の駅となる。
1945年(昭和20年)7月28日 - 大戦中の空襲で宇都宮市に来襲した米軍B29機が東北本線上り旅客列車を追尾し、当駅で急襲。乗客乗員や列車を待っていた人等30余名が死亡した。西口にこの空襲を記念する「平和の礎」がある。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
キロ程 88.1km(東京起点)
上野から尾久経由で84.7km
電報略号 カネ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 3,911人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1893年(明治26年)3月25日
備考 みどりの窓口 有
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