茅ケ崎駅(ちがさきえき)は、神奈川県茅ヶ崎市元町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
当駅の所属線である東海道本線と、当駅を起点とする相模線の2路線が乗り入れている。東海道本線は東京駅発着系統と、高崎線に直通する湘南新宿ラインの列車が停車する。
島式ホーム3面6線を有する地上駅で、自由通路のある橋上駅舎を有している。
直営駅で、みどりの窓口(営業時間 6:30 - 21:00)、びゅうプラザ、自動券売機、指定席券売機、自動改札機、自動精算機が設置されている。
エレベーター、エスカレーター、多目的トイレ、点字運賃表設置。
構内には飲料の自動販売機・公衆電話・公衆トイレ、コンビニエンスストアのNEWDAYS、駅ビルのLUSCAがある。
のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1・2 ■相模線 - 厚木・橋本・八王子方面
3 ■東海道線
(湘南ライナー) 上り 品川・東京・新宿方面 本来は東海道貨物線のホーム
4 下り 平塚・国府津・小田原方面
5 ■東海道線 上り 大船・横浜・東京方面 一部のライナーも使用
■湘南新宿ライン 渋谷・新宿・大宮方面 大宮から高崎線へ直通
6 ■東海道線 下り 小田原・熱海・沼津方面 一部のライナーも使用
3・4番線は東海道貨物線にあるホームである。貨物線を経由する旅客列車はライナーのみであるため、旅客案内上ではライナー専用ホームとされ、ライナーの運行時間帯外は閉鎖されている。閉鎖中に貨物列車などが通過する際には通過を知らせる放送が流れる。このホームは10両分の長さしかないため、12両編成のE351系が「おはようライナー新宿号」「ホームライナー小田原号」に充当されていた当時、当駅に停車する際には1~3号車のドアが締切扱いとなっていた。閉鎖中の際の発車標には上段に「通過 PASS」と表示されるが、下段はお知らせや接近表示などが表示されている。なお、ライナーの一部は旅客線を経由するため、5・6番線に停車する。
ホームの有効長は1・2番線が4両、3・4番線が前述の通り10両、5・6番線が15両である。
1・2番線の橋本寄りの端の嵩上げされていない部分に烏帽子岩のモニュメントがある。また、かつて使用された腕木式信号機が保存されている。
東海道線の平塚止まりで、平塚駅で上りホーム到着となる列車では、大磯以遠に向かう乗客に対して、当駅で乗換えを促す車内放送を流す場合がある。これは平塚駅での乗り換えが階段やエレベーター・エスカレーターでの移動を伴うためである。
2000年8月に茅ヶ崎市出身の桑田佳祐率いるサザンオールスターズが茅ヶ崎公園野球場にて凱旋コンサートを開催し、「茅ヶ崎=サザン」のイメージが確固たるものとなった。そこで、市の代表駅である当駅で彼らの楽曲を発車メロディに導入しようという計画が市民の間で浮上し、当駅を管轄するJR東日本横浜支社に要望書を提出、導入希望曲もホーム数に合わせ6曲挙げられたが、スムーズな乗降車に支障をきたすとして却下された。その代案として、凱旋コンサート開催の翌2001年の夏季のみ駅構内BGMとしてオルゴールで彼らの楽曲を流した。
1898年(明治31年)6月15日 - 鉄道省東海道本線の駅として開業。旅客・貨物取り扱いを開始。
1921年(大正10年)9月28日 - 相模鉄道相模線が開業。
1944年(昭和19年)6月1日 - 相模鉄道相模線が国有化され、鉄道省相模線となる。
1984年(昭和59年)2月1日 - 車扱貨物の取り扱いを廃止。有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。
1985年(昭和60年)
3月14日 - 荷物取り扱いを廃止。
4月19日 - 橋上駅舎と駅ビル「茅ヶ崎ルミネ」が開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
1994年(平成6年)12月3日 - 貨物線上に湘南ライナー専用ホームが設置され3・4番線となり、旅客線ホームは5・6番線となる。
1996年(平成8年)10月頃 - 北口バスターミナルの大改修工事に着工。
1998年(平成10年)10月1日 - 北口バスターミナルの大改修工事が竣工。
2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
2006年(平成18年)3月1日 - 駅ビル「茅ヶ崎ルミネ」が「茅ヶ崎ラスカ」に改称される。
2009年(平成21年)3月1日 - 北口バスターミナルより成田国際空港への連絡バスが運行開始。
電報略号 チサ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 3面6線
乗車人員
-統計年度- 55,545人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1898年(明治31年)6月15日
乗入路線 2 路線
所属路線 ■東海道本線
所属路線 ■相模線
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