誕生寺駅は岡山県久米郡久米南町里方の農村集落にある小さな無人駅です。
西日本旅客鉄道(JR西日本)津山線の駅。この駅の北西にある駅名の由来でもある誕生寺は、浄土宗開祖である法然上人の生誕地に立つ古刹で、四月の第三日曜日に行われる二十五菩薩練供養は多くの参拝客で賑わいます。
津山方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅(停留所)。
棒線駅のため、津山方面行きと岡山方面行きの双方が同一ホームより発車いたします。対向ホーム跡があり、誕生寺の案内看板がそこにあります。その向う側に貨物ホームの痕跡も見受けられます。
津山駅管理の無人駅であり、自動券売機は未設置です。待合室には造りつけの長椅子とバリアフリー対応のトイレが設置されています。外観、内観とも補修されたようす。
軒下にホームへのスロープも新しくできました。2011年(平成23年)末頃まで、駅前の商店で乗車券(常備券のみ)の委託販売を行っていました。
駅前には駐輪場があります。駅からやや離れた所に、農業用倉庫があり貨物用ホームがあったのではないかと思われます。
1898年(明治31年)12月21日 - 中国鉄道本線(現在の津山線)開業時に設置される。
1944年(昭和19年)6月1日 - 中国鉄道の鉄道部門が国有化され、国鉄津山線の駅となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
電報略号 タウ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 60人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1898年(明治31年)12月21日
備考 簡易委託駅(駅舎外発券)
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