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岩鼻駅は、厚東川沿い、山口県宇部市岩鼻町にある駅です。西日本旅客鉄道(JR西日本)宇部線の駅。
駅前のスペースは殆んどなく駅までの道もかなり狭いうえ地形が複雑な住宅地のため大変でした。それでも近くの短期大学生で時間帯によっては賑わいがもどる駅とのことです。
駅の北に隣接して岩鼻公園が広がっています。東の常盤公園、西の岩鼻公園といわれているようで、西のふもとには2級河川厚東川が流れ、厚東川河口部を望めます。南に傾斜し、起伏に富んでおり、桜や夕日の素晴らしい公園です。
昭和13年9月、戦前の古い駅舎です。相対式ホーム2面2線を有し、交換設備を備えた地上駅。下りホーム側に駅舎があり、上りホームへは跨線橋で連絡していました。駅舎に比べかなりホームが長い作りでした。
山口地域鉄道部管理の無人駅となっていますが、駅舎内に自動券売機が置かれておりCTC(列車集中制御装置による列車接近案内がありました。またホームには国鉄時代の駅名表示も残っていました。
岩鼻駅プラットホーム
ホーム路線方向行先
駅舎側■宇部線下り宇部・厚狭・下関方面
反対側■宇部線上り宇部新川方面
※案内上ののりば番号は設定されていない。
1914年(大正3年)1月9日 - 宇部軽便鉄道が宇部新川駅 - 藤山駅(後の藤曲駅) - 宇部駅間で開業した際に、停留場として開設。
1921年(大正10年)12月21日 - 社名変更により宇部鉄道の駅となる。
1941年(昭和16年)6月10日認可 - 停車場となる。
1943年(昭和18年)5月1日 - 宇部鉄道国有化。宇部東線の駅となる。
1945年(昭和20年)6月20日 - 宇部西線貨物支線として、居能駅 - 当駅間が開業。
1948年(昭和23年)2月1日 - 宇部東線が宇部線に改称され、当駅もその所属となる。宇部西線は小野田線に改称。
1952年(昭和27年)4月20日 - 小野田線貨物支線であった居能駅 - 当駅間が宇部線に編入。宇部線の宇部駅(現・宇部新川駅) - 岩鼻駅間は、編入区間を含めた居能駅経由の新線に切り替えられる。同時に藤曲駅経由の宇部線旧線は廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
キロ程30.3km(新山口起点)
電報略号イハ
駅構造地上駅
ホーム2面2線
乗車人員
-統計年度-334人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日1914年(大正3年)1月9日
備考無人駅(自動券売機 有)
* この間に際波信号場有(当駅より1.7km先)
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