UH-1(ヒューイ)は、アメリカ合衆国のベル・エアクラフト社が開発したモデル 204/205/212ヘリコプターのアメリカ軍における制式名称です。1959年よりアメリカ陸軍で採用され、ベトナム戦争などで活躍しました。ベトナム戦争映画では必ずと言ってよいほど登場いたします。現在は後継機種のシコルスキーUH-60 ブラックホークに置き換えがすすんでいますが、日本の陸上自衛隊を始めとする多くの国々では現役です。
平成3年度予算からは、エンジンをAH-1Sと同じT53-K-703に換装し、ワイヤーカッターなどを装備した富士重工業独自の改良型 UH-1J(平成3年防衛白書にはHU-1H改、平成4年度防衛白書にはUH-1H改と記載)の調達に切り替え、2007年(平成19年)までに130機を納入しました。UH-1Jはベルとの共同開発をベースとしているが、80パーセントを国産技術としています。UH-1Jは当初より、一部の機体が暗視ゴーグル対応コックピットで生産され、また大半の機体は映像伝送装置か赤外線監視装置を搭載しています。また、J型の民間版205Bも開発し、販売しています。防衛庁では1997年(平成9年)からUH-1後継機として、三菱重工業ライセンス生産のUH-60JA(約37億円)の導入も開始したが、大変高価なためにUH-1J(約12億円)と混用する計画に変更。陸上自衛隊は2011年3月末時点でUH-1HとUH-1Jを142機保有しています。
愛称 ヒューイ
全長 17.44m
全幅 14.69m(シンクロナイズドエレベーター幅2.86m)
全高 3.97m(メインローターおよびテイルローター水平時)
ローター直径 14.69m
最大全備重量 4,763kg
乗員 2+11人
エンジン・出力 T53-K-703 1,134SHP(連続)×1
最大速度 240km/h
航続距離 466km
実用上昇限度 5,334m(最大全備重量時)
製作 富士重工、川崎重工(エンジン)
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