
大山口駅は、旧大山町の代表駅で鳥取県西伯郡大山町国信にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅です。名峰大山への玄関口の駅でお国道からは離れていますが、駅前にはそれなりにまとまった集落があります。駅から登山口である大山寺までバスが連絡しています。大山口駅前にはD51が保存されていましたが平成20年11月をもって撤去、解体されてしまいました。
駅名の由来は南側にある中国地方一の高峰伯耆大山に因む。なお、山陰本線には伯耆大山駅という駅もすぐ近く(淀江駅を挟んで隣)にあるため混同しやすい。
快速「とっとりライナー」のうち、鳥取方面行きは大半が、米子方面行きは半数(うち1本は平日のみ)が停車する。
相対式2面2線のホームを持つ、列車交換が可能な地上駅で無人駅。駅舎はトタン屋根を持つ、平屋のコンクリートブロックの躯体です。駅舎には大きな駅名表示は無く銅版レリーフのような駅名板のみです。安全側線がある。
鳥取県内の山陰本線は多くの駅が海側(北向き)に駅舎があるが、「大山口」は大山側(ここでは南東向き)に駅舎がある。互いのホームは跨線橋で連絡している。米子駅管理の無人駅であるが、駅舎内に簡易型自動券売機が設置されていますが窓口は閉鎖された状態です。待合室にはFRP製の椅子の他、コの字型の木製長椅子が設置されています。
2003年(平成15年)の鳥取県鉄道高速化事業により、1番のりばを上下本線、2番のりばを上下副本線とした一線スルー構成となり、通過列車は1番のりば(駅舎側)を通過するようになった。かつては鳥取駅寄り・米子駅寄りの分岐とも、両開き分岐だったため、すべての分岐器を交換する工事となった。
大山口駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1・2 ■山陰本線 上り 倉吉・鳥取方面
下り 米子・松江方面
通過列車および行違いを行わない停車列車は上下線とも1番のりばを通る。
反対方向からの通過列車と行違いを行う停車列車は、上下線とも2番のりばに停車する。
停車列車同士の行違いの場合は、米子方面行(下り)が1番のりば、鳥取方面行(上り)が2番のりばに入る。
なお、列車運転指令上の番線番号は、2番のりばの方が「1番線」となっており、旅客案内上ののりば番号とは逆になっている。
駅舎や構内脇には貨物扱いの痕跡が見られます。ホームには大山のレリーフがあり直接ホームからは大山も見えますが、海も見えます。
1926年(大正15年)9月17日 - 国有鉄道山陰本線の名和仮停車場 - 淀江駅間に新設開業。旅客営業のみ。
1930年(昭和5年)4月1日 - 貨物取扱を開始。
1972年(昭和47年)4月1日 - 貨物取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
2006年(平成18年)3月29日 - 簡易委託業務を廃止し、無人化。
電報略号 タク
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1926年(大正15年)9月17日
備考 無人駅(自動券売機 有)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます