播磨新宮駅(はりましんぐうえき)は、兵庫県たつの市新宮町新宮にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)姫新線の駅。手延素麺揖保乃糸の産地、たつの市新宮町の中心駅である。
単式・島式2面3線のホームを持つ橋上駅。各ホームと2階の改札口とは階段および3基のエレベーターで連絡する形になっている。2階の改札外には南北方向の自由通路には長椅子が設置されています。
自由通路につながる階段にはスロープが併設されていて、自転車も通行可能である。トイレは南口改札外に1箇所ある。多機能トイレつき。駅舎の外壁にはSPring-8をイメージしたステンレスによる円形の飾り帯が取り付けられている。
姫路駅から当駅までは、全駅に交換設備がある。
姫路鉄道部が管理し、ジェイアール西日本交通サービスが業務を行う業務委託駅で、自動改札は設置されていない。ICOCAはサービスエリア外のため使えない。
切符売場に券売機は1台、みどりの窓口も設置されています。改札口には有人ラッチが設置されています
2010年9月11日以前は地上駅で、駅舎は単式の1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは構内踏切で連絡していた。姫新線高速化事業の一環として、2009年8月より駅舎の橋上化工事がおこなわれて2010年9月に完成し、9月12日の始発列車より運用が開始された。
自由通路の設置により、懸案だった駅の南北間の通行が改善された。そして北ロータリーと駐車場の整備が2011年春に完了し、同年3月より、使用開始された。
夜間滞泊設定駅。
のりば 路線 方向 行先 備考
1 K 姫新線 下り 佐用・津山方面 主に姫路方面からの直通
上り 姫路方面 当駅始発の一部
2 K 姫新線 上り 姫路方面
3 K 姫新線 下り 佐用・津山方面 主に当駅始発
上り 姫路方面
1番のりば(下り本線)は姫路方からのみ入線可能で、出発は両方向に対応。2番のりば(上り本線)は両方向からの入線が可能だが、出発は姫路方面のみ対応。3番のりば(上下副本線)は両方向からの入線・出発とも対応している。当駅始発・終着の列車が多いため、発着番線は不規則である。
姫路から出発する列車は、当駅止まりのものが半数以上にわたり、ここから佐用方面へは日中1時間に1本程度である。佐用方面に行く場合も、ここで乗り換えになる列車が多い。2009年度までは当駅より佐用方面は月2回、線路保守・高速化工事によるデータイム運休が行われていたが、2010年度は当駅 - 佐用駅間で運休日は設定されなかった。
1932年(昭和7年)7月11日 - 国有鉄道姫津線(当時)が東觜崎駅から延伸した際の終着駅として開業。
1934年(昭和9年)
3月24日 - 姫津線が当駅から三日月駅まで延伸。途中駅となる。
11月28日 - 姫津西線開業に伴い、姫津線が姫津東線に改称され、当駅もその所属となる。
1936年(昭和11年)
4月8日 - 当駅を含む姫路駅 - 東津山駅間が全通したため姫津東線が姫津線の一部となり、当駅もその所属となる。
10月10日 - 姫津線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に承継。
2009年(平成21年)8月22日 - 橋上駅舎化工事に伴い、仮駅舎に移転。
2010年(平成22年)9月12日 - 橋上駅舎化。
電報略号 ハシ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度- 1,127人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1932年(昭和7年)7月11日
備考 業務委託駅
みどりの窓口 有
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