観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

国鉄キハ181 12 旧津山扇形機関車庫

2012-01-20 10:00:03 | 乗り物(列車・車両)

国鉄キハ181は、日本国有鉄道(国鉄)が開発・製造・保有した特急形気動車の1系列です。1968年から1972年までに158両が製造されました。
特急形気動車としてその快適性から好評を博していた、在来のキハ80系の設計コンセプトを踏襲しつつ、キハ90系試作車における大出力エンジン開発の成果を踏まえ、国鉄の量産気動車としては初の500PS級大出力エンジン搭載車となりました。大出力を利して主に電化前の中央西線や奥羽本線、伯備線、あるいは土讃線など勾配区間が連続する急峻な山岳線区を中心に、特急列車用として投入されました。
 

車体は151系「こだま形」特急電車に始まる、準張殻構造、複層ガラス、客室設備、それに特急色などの要素は受継がれました。ただし、機関出力の増大、屋根上への自然放熱式冷却器の搭載、冷房装置の強化に伴う重量増などの対策のための構体補強などにより自重は中間車であるキハ80形とキハ180形の比較で3t増加。また、台車が仮想心皿方式となり、枕ばねとして車体直結型空気ばねが採用されたため、客用扉が位置的にこれと干渉することから戸袋を設けて引き戸にすることができず、2枚折戸に変更されました。加えて同時期製造の特急電車などと同様に、側面行先表示器を採用し、便・洗面所をデッキ外に配置。

やくもは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が岡山駅 - 出雲市駅間を山陽本線・伯備線・山陰本線経由で運行している特急列車です。キハ181系気動車は 1972年3月15日から1982年6月まで使用されました。付属編成は岡山駅 - 米子駅間で基本編成に連結され、最大で11両編成で運転されました。運用開始直後は基本編成7両+付属編成3両だったが、1975年3月15日以降は基本編成8両+付属編成3両となっていました。
岡山駅 - 備中高梁駅間:120km/h
 備中高梁駅 - 江尾駅間:110km/h
 江尾駅 - 出雲市駅間:120km

 


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