観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

三田駅 JR西日本 JR宝塚線

2015-02-05 00:21:01 | JR西日本 東西線・宝塚線・福知山線

三田駅(さんだえき)は、兵庫県三田市駅前町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・神戸電鉄の駅。駅番号は神戸電鉄がKB29。

三田市を代表する駅で、JR・神戸電鉄共に全営業列車が停車する。JRの駅はICOCA、神戸電鉄の駅ではPiTaPaおよびスルッとKANSAI対応各種カードの利用エリアに含まれており、相互利用可能なカードにも対応している。
JRの駅は直営駅(宝塚駅の被管理駅)で、「JR宝塚線」の愛称区間やアーバンネットワーク管内に含まれている。特急を含む全列車が停車する(ただし、国鉄時代の特急『まつかぜ』の一部は通過していた)。1943年までは、当駅を起点として有馬温泉まで国鉄有馬線が延びていた。現在でもJRの駅の保線基地の辺りにホームの跡が確認できる。
神戸電鉄の駅には当駅を終点とする三田線に加え、横山駅から分岐する公園都市線の列車も乗り入れている。冬場には車内温度維持のため、停車中は各車両の三田寄りの1つを除いてドアを閉め切る措置を執っている。

1986年に行われたJR福知山線の輸送改善や、三田市のニュータウン事業の進捗により、ベッドタウンとしての需要が高まったことで、利用客が急増した。現在は、ニュータウン方面から神戸電鉄(神鉄)や神姫バスで当駅まで出て、JR福知山線に乗り換える通勤・通学客が多い。北隣の新三田駅に出る住民も少なくない。
通勤による利用としては、上記の他にも神鉄三田線で神戸方面に出るという選択肢もあるが、同線の運賃の高さや単線区間を含むなどの速達性の薄さにより、利用客数はJRに比べ劣る。さらに、神姫バスも乗り換えなしで三宮駅前まで直行する特急三ノ宮線を運行しているため、神鉄は激しい乗客の獲得競争に晒されている。

JR、相対式2面2線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。駅前は再開発が進み、両駅とバスターミナル、2つの駅ビルがペデストリアンデッキで接続されている。ホームの有効長は10両だが、電車の乗降口に合わせて嵩上げされた部分は8両分で、残りの2両分との段差がホーム上で確認できる。
かつては上下線の間に中線が1本あった。中線には架線が張られておらず、複線化以降は尼崎側としか接続されていなかった。かつては神戸電鉄への搬入車両の留置に使用されたり、1994年に当駅 - 新三田駅間でトラックと衝突事故を起こした車両が留置されていたこともある。中線の撤去後は、完全に停留所となった。


国鉄時代は現1番のりば側に駅舎が併設されており、現3番のりばとは跨線橋での連絡であった。みどりの窓口があり切符売場には指定席券売機も設置されています。

のりば 路線 方向 行先
1 G JR宝塚線 下り 篠山口・福知山方面
3 G JR宝塚線 上り 宝塚・大阪・北新地方面
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。各ホームは、駅自動放送で「1番のりば」・「3番のりば」とアナウンスされ、中線に相当する2番線が欠番扱いとなっている。中線の撤去後も、改番はされていない。

日中は1時間あたり6本で、丹波路快速が2本、各駅停車が4本ずつ停車する。朝晩は本数が多くなる。

国鉄時代には当駅で貨物の取り扱いも行われており、国鉄と神戸電鉄は電化された渡り線で接続されていた。神戸電鉄の駅の改築にあわせて撤去され、現在ではJR駅の保線車両が留置されている大阪寄りの引込み線に、その名残を留めている。
川崎重工業で製造された神戸電鉄の新製車両の搬入にもこの渡り線が活用されたが、JR福知山線の貨物取扱廃止後は現在のトレーラーによる輸送に切り替えられており、市場駅に隣接する保線基地に搬入されている。

1899年(明治32年)1月25日 - 阪鶴鉄道が有馬口駅(現在の生瀬駅)から延伸した際に、終着駅として開業。旅客・貨物の取扱開始。
1907年(明治40年)8月1日 - 阪鶴鉄道が国有化され、国有鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。阪鶴線所属駅となる。
1912年(明治45年)3月1日 - 線路名称改定。阪鶴線の福知山駅以南が福知山線に改称し、当駅もその所属となる。
1915年(大正4年)4月16日 - 有馬鉄道(後の国鉄有馬線)が開業し、国鉄三田駅へ乗り入れ開始。
1919年(大正8年)3月31日 - 有馬鉄道が国有化され、国有鉄道の有馬軽便線(1922年より有馬線)となる。
1928年(昭和3年)12月18日 - 神戸有馬電気鉄道(神戸電鉄の前身)三田線開業により、同線の三田駅開業。
1943年(昭和18年)7月1日 - 有馬線休止(営業再開は行われることなく事実上の廃止)。
1947年(昭和22年)1月9日 - 神戸有馬電気鉄道と三木電気鉄道の会社合併により、三田線の駅は神有三木電気鉄道の駅となる。
1949年(昭和24年)4月30日 - 神有三木電気鉄道の社名変更により、三田線の駅は神戸電気鉄道(1988年より神戸電鉄が正式社名に)の駅となる。
1981年(昭和56年)4月1日 - 貨物取扱廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄の駅は西日本旅客鉄道の駅となる。
2003年(平成15年)11月1日 - JR西日本でICカード・ICOCAの供用開始。
2007年(平成19年)9月21日 - JR三田駅NKビルが開業。
2009年(平成21年)4月20日 - JR三田駅北広場が完成。

電報略号 サタ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 18,339人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1899年(明治32年)1月25日
備考 直営駅
みどりの窓口 有
* この他有馬線(1943年休止)


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