浅草、隅田公園仮設劇場にて公演中の
平成中村座 壽初春大歌舞伎を観てきました。
初の
平成中村座です!
仮設の劇場でハコが小さいので、かなーり近くで観ることができます。
平成中村座 壽初春大歌舞伎【夜の部】
夜の部には、初春興行で上演することが吉例となり、その習慣は幕末まで続いた
曽我兄弟の仇討ちを題材にした色彩美溢れる『寿曽我対面』、
大坂で起こったお染と久松の心中事件を取り上げ、舞台を江戸に置き換えた
四世鶴屋南北の作で、主要人物七役を早替りで演じる人気狂言『お染の七役』を上演。
一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
曽我十郎祐成 勘三郎
曽我五郎時致 橋之助
大磯の虎 七之助
近江小藤太 萬太郎
化粧坂少将 新 悟
鬼王新左衛門 亀 蔵
小林朝比奈 獅 童
工藤左衛門祐経 彌十郎
復帰後、初の勘三郎さん。
役のせいか元気ないような気がしてしまったけど、
指の先までの細かい演技がとってもキレイ。
集中してみれました。
橋之助さまは、相変わらずステキでした~
荒々しい役ではありましたが、勘三郎 さんとの息があっていて楽しくみれました。
獅童も、思いのほかよかったです。
2011年8月歌舞伎では、役がヘン?うさんくさい?感じだったから
不自然に感じたけど今回は、かなーりよかった。
最後の勘三郎、橋之助、獅童の舞いは観る価値あり!
二、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
油屋娘お染/丁稚久松/許嫁お光/
後家貞昌/奥女中竹川/芸者小糸/
土手のお六 七之助
女猿廻しお作 梅 枝
船頭長吉 萬太郎
鬼門の喜兵衛 橋之助
七役を演じた七之助の舞台はアッパレでした。
ゾワッとするほど、一つ一つの役を演じきって素晴らしかったです。
早変わりも毎回、大拍手してしまうくらい。
観るたびに素晴らしい歌舞伎役者になっていくので(って素人ながらの目線ですが、、)
もっと、たくさん足を運んでみたい!
小三山さんも舞台に出てくると小屋中が大盛上り!
2012年も元気なお姿を観ることができました。
橋之助さま、やっぱり素敵でした。
悪役でしたが、、ウットリしながら観ておりました。(* ̄@@ ̄*) ポッ
今回は、かなーり近くで観るコトができたので
役者さんの気迫がドーーーンと伝わってきて、私も緊張。
今回は七之助の七役が、素晴らしすぎた!
ぜひ、観てもらいたい!満足、満足!!
平成中村座の観劇は初めてだったので、いろいろ個人的感想。
隅田公園仮設劇場なので、寒い日だと外の空気がダイレクトなので
劇場内でも、かなーり寒いかも。寒がりの方は防寒の用意を。
劇場に入る際は靴をぬぐので、ロングブーツだと脱ぎ履きが面倒なので簡単な靴がベスト。
ハコが小さいので役者さんまでの距離が近い!
これはファンにとっては嬉しい。が、値段は高い。。
トイレは仮設だけど、とってもキレイ。
トイレ係りの方がいるので混乱もないのが(年寄りが多いけど)気持ちよい。
ちょっと自慢。(* ̄∇ ̄*) エヘヘ
初の【花道横】の席!!
興奮しすぎて前日も当日も寝れなかった。
橋之助さまを間近で観ることができて2012年1月にして夢が叶った。
けど、恥ずかしくって橋之助さまを直視できなかった。
このまま幸せな一年でありたい。
たまーにアイドルのコンサートでファンがステージに乱入しちゃうけど
そのファンの気持ちが少し、、、いや、かなーーーり分かった。
私、ギリギリ理性は失わなかった。けど、
魂は橋之助さまにタックルしてた!かもしれない、、
機会と、懐に余裕ができたら観にいこーっと。
三月の平成中村座の『勘九郎』襲名。
どこかで観にいきたいなー
平成中村座 壽初春大歌舞伎
平成24年1月2日(月)~26日(木)