晴れときどき、サボリ気分!

主に東京。散歩・食べ歩き・最近自炊・お酒・映画・アートが好き。私的ゆるメモ日記。

muro式.10「シキ」@よみうりランド内muro式らんらんホール

2018-04-22 | 観=舞台


muro式.10「シキ」

よみうりランド内muro式らんらんホール


俳優・ムロツヨシが
「好きな役者、好きな脚本家と舞台がやりたい」
と始めた企画、「muro式」。
これがmuro式の最後だ!
大きな花火打ち上げましょう!






2018年4月 3日(火)~15日(日):よみうりランド内muro式らんらんホール@東京
2018年4月21日(土)・22日(日):能登演劇堂@石川             
2018年4月25日(水)・26日(木):電力ホール@仙台             
2018年4月29日(日)〜5月1日(火):栗東文化会館SAKIRA 大ホール@栗東    
2018年5月4日(金)〜6日(日):松下IMPホール@大阪          
2018年5月8日(火)~10日(木):ももちパレス 大ホール@福岡      


出演:永野宗典(ヨーロッパ企画)・本多力(ヨーロッパ企画)・ムロツヨシ
脚本:ふじきみつ彦・上田誠・内田けんじ
演出:ムロツヨシ




個人的に応援しているムロツヨシさんが主宰している舞台、『muro式』

1年8ヶ月ぶりのmuro式です。

最後の『muro式』です。

ほんとチケット取れて良かったぁ〜





劇場周りってゆーか
東京はよみうりランド内にあるので
遊園地にいろんなmuro式ポイントがありました。

muro式の一員になれるボードとか



らんらんホールまでの案内板も面白い。





らんらんホール到着。
初めてきました。



開場まで外で待つことになるので
天気が良くってラッキーでした。





今回、『muro式』ファイナルってことなので
劇場前がすごいことになっていました



暖簾の後ろにミラーボールがあったり
顔出しパネルは、お祭りとしか思えない豪華さ。



10年間、頑張ったご褒美ですね〜





いつもオムニバスなのでメモ的に感想。

muro式.10は4本の作品。
パンフレット読むまで気づかなかったけど
「シキ」ってことなので4つの季節からなる「四季」の物語。


【フリー】

ムトウ:フリーカメラマン
ノノムラ:売れない役者、フリーター
カネコ:謎のコンサルタント

ある日、ノノムラ(永野)の住む1DKの部屋にムトウ(本多)というカメラマンが訪ねてくる。
ノノムラは、売れない役者という肩書を持つものの、フリーターである。
(劇団の旗揚げメンバーという過去、その劇団を辞めてフリーの役者ということらしい)
役者である自分への撮影かと思いきやノノムラの家の窓から見える
マンションのエントランスを狙うパパラッチのカメラマンだというムトウ。
どんな事件なのか気になっていたが、どうやら流行りの不倫のようだ。
そのマンションに大物有名人が住んでいるのか?と気になっていたノノムラだが親しい仲間が住んでるとのこと。
同じフットサルチームにいるカネコ(ムロ)。
その男は謎のコンサルタントをしている。
ノノムラはカネコを呼び出しマンションで話し合うことになるが
不倫相手がムトウの妻であることがわかるのだが、、、
勘違い?本当なのか?
三人のドタバタと探り合いが繰り広げられる。



【ケーキ】

フクトメ:娘(キヨミ)のバースデーケーキを買い忘れた父親。
ヨシザワ:フクトメとは、パパ友。3号棟の住人。
キヨカワ:今日が結婚記念日の8号棟の住人。見た目がヤバ目、、

フクトメは、娘のキヨミのバースデーケーキを買うのを忘れてしまい。
帰宅途中に途方にくれる。
もうケーキ屋だってやってはいない時間。
そこへパパ友のヨシザワが現れ相談していると、なんと超有名ケーキ店のケーキが
奇跡的に道端に落ちているではないか!
それをキヨミのために持って帰るのか、それとも止めるか悩んでいるところへ
ちょっと離れた8号棟の住人キヨカワが現れる。
この日、結婚記念日で奥様とお寿司を食べてきたそう。
奥さんは結婚記念日を忘れていたようであったが、さりげなく外食したキヨカワは満足そう。
そんな三人が置き去りにされている超有名ケーキ店のケーキをめぐり
いろんな妄想と葛藤とケーキの謎を解く笑える作品。
ケーキのプレイとが「キヨミ」って書いてあった。
キヨミ、、じゃなくて?。。。ww



【スノーモービルズ・ハイ】

幕が上がると、一台のスノーモービルと三人の男。
男たちは浴衣と羽織りという軽装で猛吹雪の中で寒がっている。
なぜ、このような状況になってしまったかというと
会社立ち上げメンバーである三人で、ある温泉宿で決起集会をすることに。
お酒を飲んだのか悪ノリで置いてあったスノーモービルを盗んで3ケツして
草原?をぶっ飛ばしていたとことエンストして遭難しかけているらしい。
そこで、歩いて温泉街まで戻るかスノーモービルをこの場で直すかを話し合う。
まずは、直そうとエンジンをかけまくる。
かかるような、かからないような。。
そのうちに、ホワイトアウトして羽織りが持って行かれたり
低体温になると、こんなことになってしまうという怖い話しまで、、
歩いて帰ると話が別れたときにエンジンが話し出したり
美味しい食べ物が出てきたりと、ドタバタすぎるドタバタの
この三人ではなくちゃ成立しないぶっ飛んだ感じですすむ展開。
三人はどうなることやら、、
ブラックでファンタジー。



【   】



クロフネ
小比類巻
ココア

実家の愛犬クロフネが死んだ。
青春時代を過ごした愛犬である。
兄(永野)、弟(本多)、がクロフネを悲しんでいると
なんとクロフネが姿を変えて現れる、、
なんとオジサンの姿(ムロ)となって兄弟の前に現れるのだ!
そのオジサン、、ではなく姿を変えたクロフネは、兄弟の思い出話しをする。
盛り上がりすぎて、一緒にお酒まで飲んで陽気なことになり
自分を使って兄弟は彼女とのデートをしたりと犬目線の暴露が飛び出す。
クロフネは、近所のワンちゃんココアと家出したことを告白。
ココアちゃんの飼い主、小比類巻の話も出たりと大盛り上がり。


クロフネは、空へ帰らなければならない。
兄弟との別れ、これからの旅立ち。


この3人のこの10年、そしてこれから、、っていう終わり方。
悲しいようで豪華なようであった。
そして誇らしくも思えた。


最後、ちょっとウルっとしちゃったわ。
ずっと観てきたmuro式終わっちゃうのかーって。

ヨーロッパ企画の上田さんの、ある日の日記に
『ムロ式のことを考えていた一日。ムロさんからこないだ言われたのは
「永野本多と3人だけでやるのはこれで最後だと思う」ということ。
そう言われると気負ってしまうし、最後にふさわしいのを書こうなんて考えちゃう。
でもそうしよう。有終の美を!』

ってのを読んでしまっていたので
感情が大きくなってしまったらしい。


そういえば、昼公演と夜公演の最後が違うとか言ってたなー
当日、いろんな意味で晴れててよかったけど強風だったよう。
らんらんホールは遠いので、いつもアフタートークが長いmuro式ですが
今回はコンパクトで残念でした。。

いつかmuro式の10年について聞きたい。
muro話しか、、
まだ行ったことないけど、行きたいなー



わぁー、この三人の舞台、本当に最後なのかー

ドタバタでキャッキャしてて、ネチョネチョした笑いを見るの好きだったなー
いつかのmuro式のために仕事頑張ろう!って思ってきたけど
もう見れないのか。。
一生続くと思っていたけど、新しいことへの変化ですかね。


まだmuro式.10のツアーは続きますので
チケットある方は各地で楽しんでください。



muro式、10年間ありがとう!






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クッキン@新宿三丁目 | トップ | 俺のBakery&Cafe@銀座三丁目 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

観=舞台」カテゴリの最新記事