太平洋戦争末期の沖縄戦で傷病兵の看護に動員された事で知られているのが「白百合学徒隊」だが、今回の映画は
同じく傷病兵の看護に動員された「ふじ学徒隊」の話です。積徳高等女学校の生徒達の『野戦病院実録』「血と涙の記録」
を基にしたドキュメンタリー作品で、時間は短いですが心に響きます。
再現VTRでは無く当時の映像と今、尚生存されている方たちの貴重な証言で構成されており、リアルな映画です。
生死をさまようギリギリの中、国中が間違った方向に進もうとしている中でも、人間の尊厳を貫いたリーダーが
そこには居ました。この、隊長の美談に陥ることなく編集されており、多くの子供、若者達に観て欲しい。 実際にどう言う事があったのか、
何があったのか学校では学びません、このような映画を多くの学校で上映してほしい物です。上映館は少ないですが近くで上映されいたら是非、
見て頂きたい映画です。 ★★★★★