2017年初の映画鑑賞は少し前(2014年作品)のラスベガスで開かれるヒップホップダンス選手権に挑戦する姿を追ったドキュメンタリー作品
ニュージーランドのワイヘキ島に誕生した平均年齢83歳のダンスグループの目標は、アメリカのラスベガスで行われるヒップホップダンス選手権に出場する
こと。94歳のスターダンサーや主婦歴70年の女性、さらに杖が必要な人や視力が衰えた人など、さまざまなダンサーがスムーズに動かない体でヒップホッ
プのリズムに悪戦苦闘していた。しかし、そんなことも笑い飛ばしながら彼らは夢に向けて奮闘する。
始まりから軽快なヒップホップ音楽が流れる・・・ドキュメンタリーだからか、話の繋ぎ方がわかりにくい所もありましたが、老人がヒップホップってどういう事?
って思ったんですが、発案者やマネージャーは若いお姉さんということで納得です。良い面だけ切り取って居る訳では無く、彼女がほぼ素人で行き当たり
ばったりなことや、出場が決まっても金銭面で苦労するシーンや、打算的な面も描いているので好印象です。
メンバー内での意見の相違やケンカ、あたしゃ降りる!みたいなシーンは無かったのですが、ホント?と・・・この点は少しひっかかりました。
話が進むにつれお年寄りのダンスグループが徐々に若返っていく様な姿が有りました。
シニアの方たちが何歳になっても夢を持ち、生きることを楽しむ姿に、とても勇気をもらえる作品ですし、自分も頑張らなきゃな。と・・・・
ヒップホップになってるのか若干?ですが、。 笑いあり、涙あり、観てて元気づけられる映画ではあります ★★★☆