おもちゃ会社の研究者ジェマ(アリソン・ウィリアムズ)は、子供にとって最高の友達で
親にとって最大の協力者となるためにプログラムされたAI人形「M3GAN(ミーガン)」の
開発に打ち込んでいた。あるとき彼女は交通事故で両親を亡くした、めいのケイディ
(ヴァイオレット・マッグロウ)を引き取ることになり、ケイディのためにミーガンの力を
借りることにする。しかし、その決断がとんでもない恐怖を呼び起こす。
まぁ~なかなかのツッコミどころもありつつ (笑) 素直に怖くて、AIを筆頭にこれから
の世界が抱えそうなテーマが散りばめられていて怖くて(ボチボチ)楽しかったです。
間違いや失敗、摩擦さえ無くなった世界で育つ人を描いたある種の思考実験の様な内容
は「サイコパス」のような要素があり、またその上で自身の承認欲求を満たし続けて
くれる存在への依存は旧劇場版のエヴァ的なものも含んでいました。
人は自分の思うがままになれるなら楽だしそう生きたいと思うのは自然ではありますが
その世界に異分子が現れたとき極端に防衛してしまうさまはかなり皮肉で、スマホ1つ
であらゆる知識を得られてしまい、全能感を得た今の人々へ向けた警鐘が鳴らされていた
のでは無いだろうか? ホラー要素は・・・ん~少ないかな?
実際に鑑賞したら思うのは、AI搭載の機器はまだ買うのやめようでした笑 ☆☆☆