新宿の歌舞伎町。身寄りのない葛城レオ(窪田正孝)は才能あるプロボクサーだったが、格下の相手に負け
試合後の診察で自身の余命がわずかだと知る。希望を失い街をうろついていたレオは、ヤクザと関わりの
ある少女のモニカ(小西桜子)を追っていた悪徳刑事の大伴(大森南朋)を殴り倒し、ヤクザと大伴から追われ
ることになる。
日本のヤクザ、チャイニーズマフィア、暗躍する警察、巻き込まれた余命幾ばくもないボクサー、一人の
策士により仕組まれ勃発する抗争。重要な要素となるクスリと1人の少女を巡り、殺戮と逃げる者と化す
新宿歌舞伎町。しかしそれぞれの思惑がたった一歩踏み外したところから全てが狂ってしまう。
前半は余り話に入り込めなく、特に豪華な俳優陣のキャスティング・・・いろいろ出せば良いと思って
脈絡もなければ、面白くもなっていかないな~ と思っていたら、それが後半のフリになっており
そこからは、程よく散らばった面白おかしさと、ほゞすべての構成で見られるバイオレンス描写が
マッチしていて息つく間もなく楽しめるように・・・このギャグがはまるかどうかは人によるかも
しれませんが、ストレートな邦画でドンパチを拝める作品も多くなく、毒にも薬にもならない作品
が多い中、一発特ヒット狙えるんじゃない?かと感じました。
中でもベッキーの好演が中々でこの作品で弾けたな~と思えましたね 全キャストのネジ抜かれた
ようなバカっぽい熱演が良いじゃないですか。 カーアクションも限界まで本気でやってるようで
舞台が日本だからこそリアルなスリル感も味わえましたし、さぞ撮影には障害も多かったことでしょう。
途中で入るアニメーションが突拍子もなくて、この突拍子もない映画の大サビにぴったりだなーと
だが題名は「初恋」・・・最後の最後に題名通り甘酸っぱい恋愛劇もしっかりと押さえられて居ました
ふたりがささやかな居場所を見つける
ラストシーンは良かったです そして・・・映画はやはり『館』で観るのが良いです ☆☆☆★
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