諜報(ちょうほう)員の仕事から離れて、リタイア後の生活の場をジャマイカに移した007こと
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、平穏な毎日を過ごしていた。
ある日、旧友のCIAエージェント、フェリックス・ライターが訪ねてくる。彼から誘拐された科学者
の救出を頼まれたボンドは、そのミッションを引き受ける
待ちに待っていたので(本来2020年4月10日公開予定)期待値が上がり過ぎ、大丈夫かな?と
不安もあったのですが、フクナガ監督さすがです。本作は「ダニエル・クレイグ5部作」の完結編
として完璧な作品だったと思います。 さて・・・
プロローグから魅せてくれる。幼いマドレーヌが一瞬の隙をついてサフィンへの的確なショットを
お見舞いする。この銃撃シーンにはしびれた。構えといい、顔つきといい、この子すごいよね。
続いてイタリア・マテーラでのカーチェイスとアクション。007のテーマ曲が流れる中、アストン
マーティン・DB5が世界遺産を縦横無尽に駆け抜けるんだから凄い!!そして予告編でさわりが出て
いたヘッドライトから機関銃が登場。アクセルターンをしながらの機銃掃射の後は、忍法煙幕の術?
で逃走するんだからたまらない。昔からの色濃い007テイスト全開はファンにとってはたまらない
個人的な中盤のヤマは、アナ・デ・アルマスのほぼ半裸と言ってもいいセクシーなドレス姿。
アルマスは、色気だけでなくアクションもしっかりしてました、素晴らしい女優さんですね
ところで、サフィンはどうしてジャポニズムなんだろうか?作務衣っぽい服を着ている上に畳敷きの
部屋だったから片言の日本語をしゃべりそうな雰囲気だった。
ボンドまで悪ノリしてジャパニーズ土下座で応酬するし。(あ~監督が日系アメリカ人だから?)
6代目ボンドとして円熟期を迎えたダニエル・クレイグの妙味&いぶし銀の恰好よさ、観客の緊張感
持続に貢献した名作曲家ハンス・ジマーの洗練された音楽…と映画を形作る総ての要素が上手く噛み
合った正真正銘のスパイエンタメで、6代目ボンドとして有終の美を飾ったダニエル・クレイグの
後釜は?エンドクレジットの後、映画のタイトルがドーンと出て、その後にアレが表示されますね。
つまり・・・私達はきっとまた007に会える! 気になる~ ☆☆☆☆★
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