メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン)の決断により、イスラ・ヌブラル島から
アメリカ本土へ送られた恐竜たちが世界各地に解き放たれて4年が経過する。
恐竜の保護活動に力を注ぐオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)
は、ロックウッド邸で保護したメイジーを大事に育ててきたが、ある日、メイジーが
ヴェロキラプトルとともに連れ去られる。
ジュラシックシリーズは好きで館に足を運んでいます。 予告編でも既にご覧になった
とおり過去二作のジュラシック・ワールドの主人公オーウェン&クレアに、ジュラシック
・パークの主人公アラン&エリー(+イアン)という新旧入り混じっての豪華メンバー
による総仕上げでした。最後のストーリー?と謳ってるので歴代のオールキャストが
出演しており、それぞれのストーリーが詰め込まれバタバタしてる感が感じられた。
フルスロットルで走るバイクと並走する恐竜やマンションの屋上を飛び回る恐竜…最後
だからって少し??恐竜の密猟や違法飼育が横行し恐竜のブラックマーケットがあったり
と目新しい設定もあるにはありますが、人類がやろうとしていることは1作目から全く
同じなのでもうちょっと別の展開が考えられなかった物かと・・・今作の導入部分、
「バイオシンの作った巨大イナゴはバイオシンの販売する作物だけは食べない」、とか、
「バイオシンは世界の食糧を支配しようとしているの?」みたいな疑問は実在の企業で
あるモンサントと、モンサントの販売する遺伝子組換え作物&除草剤の関係を連想させる。
ここで、なんか現実の問題とからめた新しいテーマが出てくるのかな~、と思いきや、
バイオシンの作物の話はもう出てこないし、巨大イナゴは単にバイオシンのミスで環境に
逃げただけのもので、それ以上の意味は何も無い。バイオシンはいったい何のために
巨大イナゴを作っていたの? その解答は映画の中に見つけられなかった。
諸々ツッコミどころはあるんですけど、ブルーの仔が可愛いかったのでまぁまぁ・・・と
ただ、イナゴは誰も見たくないんじゃないかな?・・・うん、見たくない、はず… ☆☆☆
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