漫画家のアシスタントをしている山城圭吾(菅田将暉)は、画力は高いが、お人好しな性格のためか悪役を
リアルに描けない。ある日、圭吾はスケッチに訪れた一軒家で、殺害された家族と犯人(Fukase)の顔を
見てしまう。圭吾は犯人をモデルにキャラクターを創り上げ、ついに売れっ子漫画家になるが、漫画を
なぞるような事件が次々と発生。そして、犯人の男が圭吾の前に現れる
この作品実は完全にノーマークで一寸、他の作品をと館に向かったのだが余りにもその作品に人が多く
急遽変更・・・(一度見ているので良いのですが)と、ごめんなさいの鑑賞です・・・が
日本でもこれだけの猟奇殺人ものを作れるようになったのだと感じた作品 『ミュージアム』はカエル
の被り物をしていたから、今回はピエロの被り物か?!と想像していたのに見事外れてしまいました。
フカセ(世界の終わり)の顔まんまじゃん!てな感じです。貴方が殺した命の歌が聴こえてきそうです。
殺害シーンそのものよりも、狂気の殺人鬼が現れるシーンと結果のシーンのみが描かれ、レイティング
はPG12という甘い設定。私的にはPG18でも良いのでは?と、思うのですが・・・日本て何故かエロに
関しては厳しいのにこう言う作品には甘いんだよな~・・・話がそれましたね
遺体の顔も残虐だし、顔も蒼いよ!もうこの世界にはいないのに殺人鬼は何も感じない・・・
単なる予定調和でもないし、漫画家だって狂気の顔へと変貌を遂げたり、普通にこの人が事件を解決して
チャンチャンとも終わらない。菅田将暉も逃げない!逃げる事の方が怖かったんだろうか?
後半、猟奇殺人者でありながら、その仕事にプライドがある事を語るシーン、そして最後の裁判員達の
前で、黙秘していたのがいきなり饒舌に喋りだすシーン、鳥肌が立ちました。
伏線の回収をもう少し丁寧にして欲しかったと思うところもありましたが、下手なホラー作品より怖かった
フカセさんのサイコパスな役…
この人ほんとに初めて?って感じの演技で脱帽です! 次回作あるのか興味深いです ☆☆☆★
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