著名な女優フランキー(イザベル・ユペール)は、夏の終わりのバカンスとして、世界遺産の街
ポルトガル・シントラに家族や親友たちを呼ぶ。自分の死が近いと思った彼女は、自分の死後も
愛する者たちが問題なく生活していけるよう、この機会に段取りを進めたいと考えていた。
しかしフランキーの思惑とは裏腹に、それぞれの抱える問題が明らかになる。
末期ガンで年を越せない大女優と複雑な関係の家族達がポルトガルのシントラという町に家族旅行
でやって来て、それぞれの時間を過ごす話。
夕方に山の上で待ち合わせをするまでの時間をそれぞれに過ごし、誰かと会って会話して離れ・・・
又誰かと会って会話して、という感じで見せて行く。
日常の挨拶、何気ない一言から、それぞれが抱えている問題や悩みを意地悪くひねったりしてない
ので理解は容易です。フランキーがなぜシントラに集めたのか?なぜ山の山頂で夕方、集合させた
のかが最後まで謎でしたが、友人アイリーンと車でホテルに戻る途中での一言で合点が行きました
余命が解ったら自分は何をしたいのだろうか? 少し考えてしまった ☆☆☆
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