ベストセラーを連発する人気作家の太宰治(小栗旬)は、妻子がいながら作家志望の弟子・太田静子(沢尻エリカ)
夫を亡くした山崎富栄(二階堂ふみ)とも関係を持ち、さらに自殺未遂を繰り返すという型破りな生活を送っていた。
そして太宰は、二人の愛人から子供がほしいと迫られる中、夫の才能を信じる妻・美知子(宮沢りえ)に支えられ、
「人間に失格した男」をめぐる新作の執筆に取り掛かる
虻川実花監督作品を鑑賞するのは二作品目です。。写真家としての虻川実花のビジュアルは好きなのですが・・
太宰治という作家は天才!それでいて、普通の色男、悪じゃない?・・・良い男だったんだな?というのがよく分かる作品。
太宰治の人生を映画化しているのですが・・・好きな人と愛し合う事を求める女と、男としての性を満たさんとする中で
一生懸命になる男。『男は寝るまで、女は寝てから』、だがしかし、太宰治は寝るまでにも労力を消費しない。。でも
嫁にバレバレでも構わず性に走る様は普通の人間では出来得ないだろう。。そこは、太宰治の男としての未完成さ、そして
魅力なのかも知れない しかしこの作品はあくまでも「太宰治」がメインでは無く周りの女性がメインだと思う
女優陣は、沢尻エリカさんもう流石の演技力も、もう一踏ん張りできれば圧勝だった?今作品においては二階堂ふみさんが
流石に魅せる女優、根性がある。僅差ながら二階堂ふみに軍配が上がるかな~ あの体当たりには感服です・・あ!その2人
の遥か上に宮沢りえさんがいました。宮沢りえさんの存在がこの映画を引き締めたような気がします
色彩を駆使し映像表現を通して太宰治の生き様に
フォトグラファーとフィルム・ディレクターは両立しないなと感じた作品でした ☆☆★
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