超高速で移動する能力を持つ、フラッシュことバリー・アレン(エズラ・ミラー)は
過去に戻って亡くなった母親の命を救う。彼のその行動は現在の世界に影響を及ぼし
スーパーマンらはおらず、バットマンは全くの別人になってしまう。さらにかつて
スーパーマンによって倒されたはずの敵が大軍を率いて地球に押し寄せたため
フラッシュは世界を元通りにして人々を救おうとする。
オンリーワンがあつまれば…という宣伝文句通り、それぞれの能力や性格がバラバラで
面白い!そう思わせてくれるよう、それぞれのバックグラウンドも過不足なく伝わる
ストーリーだね、チームワークものとしてのお決まりのパターンを踏襲しつつ
特殊能力を活かしたかっこいい演出が光り、思わず興奮してしまった。
アベンジャーズと比べると、色彩は暗めで少し大人むけのヒーロー達といった感じ?
だからよりスタイリッシュでカッコいいんだけど、ダイアナの立ち位置が・・・
そのまんまナターシャで、なんだか納得できない
男性集団のなかにいる女性ヒーローはやっぱりそんな立ち位置になってしまうのだろうか?
バランサーのような、緩衝材のような。「ワンダーウーマン」のダイアナは、もっと
自由で、観てるとすっきりするような真っ直ぐさがあったのに、今回のダイアナには
そんなに魅力がない。やっぱり女性監督こそが、女性の魅力を理解し最大限に引き出せ
るのだろうか?しかしながら、フラッシュをはじめとした新キャラは魅力的で、これから
の活躍を期待したくなる。ストーリーに目新しさはないが、スタイリッシュな演出は
映画館で観るのがベストだと思います
エンドロールのおまけ映像二段階パターンも完全にマーベル化してましたね ☆☆☆★