ロジャース&ハマースタイン・コンビの大ヒットしたブロードウェイ・ミュージカルの映画化。
1938年のオーストリア、院長の命により厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た修道女マリア。
彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、七人の子供たちはマリアの事が好きになるが、父親で
あるトラップ大佐とマリアの衝突は絶え間なかった。だが、次第に大佐に惹かれている事に気づき悩む
マリア。やがて大佐の再婚話が持ち上がり彼女は傷心のまま修道院に戻る・・・・
午前十時の映画祭@TOHOシネマズ甲府で「サウンド・オブ・ミュージック」を観る。
もう何回観ているだろう?数えられないくらい観ているので、今回どうしようかと思ったが、観て納得
・・・良い物は良い!!オープニングで鳥の視点から一気にマリアにズームアップしテーマが流れる
シーン・・・思わず震えがきます。ドレミの歌の場面でも、当時としては画期的なカメラワークで楽しさ
を盛り上げてくれます。ただ楽しいだけではなく、夫婦愛・家族愛・そして祖国愛と言った、人間社会
に大切なテーマが、心躍らせる素敵な歌と共に絶妙に描かれています。亡命前夜の音楽祭で
「エーデルワイス」を独唱するトラップ大佐が、失われた祖国を想い、途中で感極まって声を詰まらせ
てしまう。 すぐさま新妻となったマリアが、代わりに歌いだす。この場面がはまります・・・
厳格で誇り高き父が、初めて人間味のある姿を見せたこのシーンには、不覚にも
こっちまで・・・ ウエストサイド物語と同様に他に類をみない胸の高鳴りを覚える作品です
ドレミの歌・・・エーデルワイス・・・
もうすぐ17才・・・未来に残したい名作ですね ☆☆☆☆☆
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます