今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

大阪・新世界の通天閣再建の日

2006-10-28 | 記念日
今日は、1956(昭和31) 年10月28日に戦中に火災で崩潰した大阪・新世界の通天閣が再建された日。また、それから、今年は、50周年目の日にあたる 。
通天閣(つうてんかく)は、大阪府大阪市浪速区の新世界界隈の中心部に建つ展望塔である。(所在地:大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-6)「通天閣」とは、「天に通じる高い建物」という意味で、命名したのは明治初期の儒学者、藤沢南岳である。(以下参考の森琴石「響泉堂」 関係人物紹介 師匠・先輩たち 参照)
”♪♪通天閣こうて 通天閣高い 高いは煙突…”
と、子どものしりとり歌にまで歌われた通天閣。 現在の通天閣は二代目であり、阪妻の映画「王将」にも出てくる通天閣は現在のものではないが、当時の通天閣は、大阪のシンボルでもあった。以下のHPでは、初代の通天閣とルナパークが見れて当時を偲べるよ。大阪といえばやっぱり通天閣 ↓
http://homepage1.nifty.com/masaaki/osaka/osaka1.htm
現在の二代目通天閣は、1956年(昭和31年)に完成し、今は、民間会社の通天閣観光株式会社が運営している。避雷針を含めた高さは103m(塔自体の高さは100m)。設計者は、ほぼ同時期にできた東京タワーなどを設計した内藤多仲である。完成翌年の1957年(昭和32年)から、塔の側面に総合電機企業の日立製作所が大きく広告を出している。この通天閣の事は、前に私のブログ、絵葉書のコレクション紹介時にも案内しているので、興味のある方はそちらでも見てください。以下です。↓
今日(7月3日)は、「通天閣の日」大阪名所絵葉書room2-27-3
通天閣の展望台からは大阪の街を一望できる。幸運の神様「ビリケン像」が鎮座していることでも有名だ。地下には「通天閣歌謡劇場」があるが、ここには、大阪の伝説的な棋士故阪田三吉にちなんでつくられた「通天閣囲碁将棋センター」が併設されていた。碁盤を合わせると150面あり、日本一大きい道場としてスタートした通天閣囲碁将棋センターも時代の波にのまれて2001(平成13)年 、坂田三吉の命日にあたる7月23 日 の「王将祭」を最後に25年の幕を閉じた。今は、松竹芸能が運営を行っている。「歌謡劇場」では、現在、演歌歌手の歌謡ショーが催されており、NHK朝の連続テレビ小説「ふたりっこ」のオーロラ輝子のモデル、通天閣の歌姫・叶麗子さんも月1回程度出演しているそうだ。(以下参考の[演歌の道]参照。)
夜になると、広告のネオンと共に、翌日の天気予報を4つの色の組み合わせで示すネオンサインが塔頂上に点灯する。私は、今日このブログを作るまで気がつかなかったのだが、このネオンサインの装置は大阪管区気象台と専用回線で接続されており、そこからの情報に基づいてが予報が表示される仕組みになっているそうだ。(通天閣オフィシャルサイトの天気予報サインを参照)1979年(昭和54年)に日立製作所により制作、設置されたものという。
この大阪のシンボル的存在の通天閣が開業50周年を迎えたのを機に、化粧直しが行われた。通天閣が再建された翌年の1957(昭和32)年からネオンを掲出している日立製作所がネオンを全面リニューアルし、新ネオンの点灯式が昨27日に行われた。約4カ月間かけて工事を進められ、費用は2億円程度かかったという。以下では、新旧通天閣が対比して見れますよ。
大阪紹介リニューアル通天閣↓
http://www1.linkclub.or.jp/~spanky/YH001/osaka/10tutenkaku2.html
東西南北4面の広告文字や、塔の縦横に走るネオンラインを一新し、通天閣の顔だった日立の赤いマークはなくなった。又、東面の大時計のデザインも円形から八角形なり、ネオンデザインはタワー全体がゴールドに光って見えるように一新。リニューアル後の通天閣はシルエットがこれまでよりも一段と幻想的に浮かび上がるようになった。六本木ヒルズ(東京・六本木)の照明デザイナーを務めた岩橋庸夫氏がデザインに当たったそうだ。近年、大阪には超高層ビルが多く出現し、また老朽化もあいまって目立たなくなりつつあった通天閣であるが、27日の点灯式でスイッチを入れた作家の藤本義一さんが「人の気持ちでつながっている人間味豊かな塔。この『閣』は大阪の『閣』でありつづるだろう」と祝っていたが、これからも大阪の象徴の一つとし光り輝き、大阪の観光コースの一つとして、頑張ってほしいものだ。
私も、若い頃、大阪の会社に勤めていた頃は、会社の飲兵衛仲間と通天閣のある新世界へはよく飲みにいったものだ。北や南とは、違った、庶民的な町は、安く遊べて、若い頃の私達飲兵衛にはあり難いところであったが、今は、どうなっているんだろう。もう、長いこと行っていないので、この機会に一度行って見たいな~。(画像は、通天閣ネオン点灯の広告。日立。10月27日朝日夕刊より)
参考:
通天閣(つうてんかく)オフィシャルサイト
http://www.tsutenkaku.co.jp/
通天閣 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E5%A4%A9%E9%96%A3
今日(7月3日)は、「通天閣の日」
http://blog.goo.ne.jp/yousan02/e/af0d9305a3402faa7b104438cecb770a
大阪名所絵葉書room2-27-3
http://m-yousan.hp.infoseek.co.jp/room2-27-3.html
森琴石「響泉堂」 関係人物紹介 師匠・先輩たち 儒学
http://www.morikinseki.com/kankei/s_jugaku.htm
[演歌の道]
http://www.netwave.or.jp/~n-hirao/
棋界トピックス・通天閣の囲碁将棋センターが閉鎖
http://www.nikkei.co.jp/igo/topics/20011127g14br019_27.html
通天閣天気予報(ネオン)表示装置
http://www.cs26.scitec.kobe-u.ac.jp/~mmaeda/neon.html