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一日一書 799 響きわたる孤独・十字架の聖ヨハネ

2016-02-03 15:32:37 | 一日一書

 

響きわたる孤独

 

十字架の聖ヨハネの詩より

 

半紙

 

 

先日、内藤晃君(栄光時代に教え子です)の、すべてフィデリコ・モンポウの曲というピアノコンサートに行きました。

そもそもフィデリコ・モンポウを知らなかったのですが、すっかり魅せられました。

そのパンフレットに、内藤君が引用していた詩です。(解説も内藤君による)

「十字架のヨハネ」のことも、名前だけは聞いたことがありますが、

こういう詩を書いているなんて初耳。なにもかも「初」のコンサートでした。

 

 

 


静かな夜、

黎明の夜、

ひそやかな音楽、

響きわたる孤独、

憩わせ、愛情をはぐくむ夕食

 

※十字架のヨハネ(16世紀スペインの神秘主義詩人・カトリック司祭)の詩「魂とその伴侶キリストの聞の霊的な歌」より。

フェデリコ・モンポウは、この詩にひときわ強い共感を寄せていた。

 


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