旅好きおやじ

京都を中心にした旅好きおやじの気まぐれ日記です。

初夏の京都へ 1

2017年07月13日 | 京都
     人形供養に   



     梅雨の晴間を縫って初夏の京都へ・・・
     我が家のお雛様が管理の不手際で水浸しになり飾ることが出来なく処分する事となりました。
     段飾りの美しいお雛様でしたが処分するに当たり、京都の人形寺で供養し納める事にしました。
     人形寺は春・秋の一般公開された時に何回か参拝しましたが供養に訪問するとは思いもよりませんでした。
     お寺さんの丁寧な説明で気持ち良く納める事ができスッキリしました。





     我が家のお雛様の供養に寶鏡寺を訪れました。
     受付で紙のひとがたに名前を書き三千円を添えて申し込みます。
     納めた翌日から毎日お勤めがされある程度集まると可能な処へ運ばれお火上げとなり
     燃やした灰の一部が10月14日に行われる「人形供養祭」にて人形塚に納められます。






     人形塚には、京人形を象徴する愛らしい御所人形が彫り込まれています。
     その台座には武者小路実篤の歌碑が寄せられています。
     人形塚は人形と人形制作に一生を捧げた人達の供養塔として真摯な意味を持っているようです。

           人形よ 誰がつくりしか
         誰に愛されしか 知らねども
             愛された事実こそ
            汝が成仏の誠なれ

                    武者小路実篤






        寶鏡寺

      寶鏡寺は、光厳天皇皇女華林宮恵厳禅尼公が伊勢二見浦で、漁網にかかった観世御菩薩を奉じて創建・開山による
      臨済宗の門跡尼院でくらいの高いお寺です。
      歴代の住職に皇女方が出家入山されたところから「百々御所(どどごしょ)」とよばれました。
      皇女方が入寺されていたことから御所より人形が贈られ由緒ある人形が数多く保存され昭和32年の秋より人形展が始まり、
      年一回秋に人形供養が営まれ人形塚も建立されています。いつの頃からか人形寺として名高くなりました。
                                                 (お寺のしおりより)



コメント (4)
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