ソ連の作曲家・ボロフはパリに来た。
(たぶん演奏旅行?)
パリにすっかり魅了されたボロフは
国が設定した滞在期間を伸ばす。
それを知ったアメリカ人のスティーブは
彼の代理人を買って出る。
ボロフを説得に、ブランコフ、イワノフ、ビビンスキーが
パリにやってくるが、彼らもパリに骨抜きにされる。
彼ら4人を連れ戻しに来たのは、
「鉄の女」ニノチカ。
しかし、彼女も、だんだんパリに、
そして自由思想に惹かれていく。
演出のテンポが、とても緩くヌルい。
誰かと思ったら、オギーじゃないか。
オギーは、こういったアメリカンがダメなのかなあ。
なんだか、とっても、散漫な舞台だった。
ガチガチの統制主義のソ連vs自由な都パリ(そしてアメリカ)が
いまいちクッキリしない。
ソ連を馬鹿にして笑いものにしないと成り立たないのに
切り込みが甘すぎる。
ギャグになっていない。
「プロコフィエフは死んだのか?
いつ逮捕されたんだい?」
(芸術家が死ぬ=獄死)
も、あんなにあっさり流さなくてもいいのに。
大野くんの「ロシアン・ブルー」ぐらい
クッキリ見せてくれてもいいのになあ。
お話の流れがイマイチなところに、
ダンサーコンビが主演というのに
二人が踊るまくる場面がないのも期待はずれ。
もっと、踊ってくれると思ったのになあ。
振付そのものは良いときがあるんだけど。
ニノチカが絹の靴下を履くあたりの
細かいステップは良かった。
わたる君は、バリバリの共産党員から
恋する女への変化が見事。
身体がデカイが、チャーミングだった。
帰国後の頼もしさも良かった。
今村さんは、喉がちょっと厳しいのかな。
踊りはいいんだけど、
芝居分は、ちょっと地味かなあ。
もうちょっと小粋さがあれば。
っていうかー。
わた檀でやったら合いそうだなー、と。
作曲家はとうこちゃんで
女優はとなみちゃんで。
いまさらだけど。
作曲家の渡部くんも良かったし、
樹里ぴょんの「頭がカラッポ」の雰囲気も良かった。
ソ連の3馬鹿も、いいコンビネーションだった。
伊礼君は、これくらいの位置が似合うかも。
音楽(コール・ポーター)と役者が良かっただけに、
演出が残念だなあ。
(たぶん演奏旅行?)
パリにすっかり魅了されたボロフは
国が設定した滞在期間を伸ばす。
それを知ったアメリカ人のスティーブは
彼の代理人を買って出る。
ボロフを説得に、ブランコフ、イワノフ、ビビンスキーが
パリにやってくるが、彼らもパリに骨抜きにされる。
彼ら4人を連れ戻しに来たのは、
「鉄の女」ニノチカ。
しかし、彼女も、だんだんパリに、
そして自由思想に惹かれていく。
演出のテンポが、とても緩くヌルい。
誰かと思ったら、オギーじゃないか。
オギーは、こういったアメリカンがダメなのかなあ。
なんだか、とっても、散漫な舞台だった。
ガチガチの統制主義のソ連vs自由な都パリ(そしてアメリカ)が
いまいちクッキリしない。
ソ連を馬鹿にして笑いものにしないと成り立たないのに
切り込みが甘すぎる。
ギャグになっていない。
「プロコフィエフは死んだのか?
いつ逮捕されたんだい?」
(芸術家が死ぬ=獄死)
も、あんなにあっさり流さなくてもいいのに。
大野くんの「ロシアン・ブルー」ぐらい
クッキリ見せてくれてもいいのになあ。
お話の流れがイマイチなところに、
ダンサーコンビが主演というのに
二人が踊るまくる場面がないのも期待はずれ。
もっと、踊ってくれると思ったのになあ。
振付そのものは良いときがあるんだけど。
ニノチカが絹の靴下を履くあたりの
細かいステップは良かった。
わたる君は、バリバリの共産党員から
恋する女への変化が見事。
身体がデカイが、チャーミングだった。
帰国後の頼もしさも良かった。
今村さんは、喉がちょっと厳しいのかな。
踊りはいいんだけど、
芝居分は、ちょっと地味かなあ。
もうちょっと小粋さがあれば。
っていうかー。
わた檀でやったら合いそうだなー、と。
作曲家はとうこちゃんで
女優はとなみちゃんで。
いまさらだけど。
作曲家の渡部くんも良かったし、
樹里ぴょんの「頭がカラッポ」の雰囲気も良かった。
ソ連の3馬鹿も、いいコンビネーションだった。
伊礼君は、これくらいの位置が似合うかも。
音楽(コール・ポーター)と役者が良かっただけに、
演出が残念だなあ。