初めて新公を見たよ!
パーシーは、たまきち。
「HAMLET!!」の時、台詞の声はまだ高いものの
しっかりした芝居をする若手がいるなー、
と思ったのが、たまきちでした。
ミーマイ初舞台の研3ですが、
実に堂々とした主演振りでした。
笑いを取る場面でもきっちり決められ
舞台の上を、自由に動いてる印象。
リーダーらしい風格も十分あり、
若いので、正義の道へ一直線の一途さも感じられます。
パーシーとグラパンの演じ分けも見事。
パーシーの昼行灯振りとピンパーネルの差はあまりないけど
これはこれであり、かな。
歌も良いと思うよ。
感情がうまく乗っていた。
シマウマの衣装はとうこちゃんの黒縞だった。
結婚式の衣装のベストはピンクだけど
とうこちゃんのとは違って微妙に縞々。
マルグリットは、りっちー。
ドレスがよく似合っていた。動きも綺麗。
ただ、ショーの歌と、芝居の歌は違うんだなあ、
と思ったのは正直なところ。
役の感情を載せるのは難しいんだね。
あと、元男役なので語尾がキツイというか
攻撃的に聞こえるというか。
娘役が強く言ってもそう聞こえないのは
修練の賜なんだー、と逆に感心。
ショーヴランは、しもん。
明らかに歌はヤバい。
それを差し引いても、黒い炎大爆発なショーヴランは
とても魅力的だった。
まさおの粘着もいいけど、(みりおは未見)
これぐらいパワフルなショーヴランは見応えがある。
いい芝居だった。
3人とも、それぞれ役に工夫があり
本役とは違った魅力、芝居になっていました。
やっぱり、みんなプロなんだなー。
ただ、新公を見ると、あらためて本役のすごさがわかる。
台詞が無いときのちょっとした動きが全然違う。
たとえば、ラストの船の場面でのパーシーの腕の動きとか。
床に平行に左右に動かすだけなのか、
世界を見渡すになるか。
こういう動きこそ、難しいんだなあ。
衣装のアドリブは、
「金髪のカツラに赤い(ピンクの?)衣装、ロケットガールなんかどうです?」
「ロケットは、もう卒業しましたから」
「えー、一緒に踊りましょうよ」
「3人で真ん中で踊ってください」
みたいなかんじ。
スケッチの場面でパーシーは
「グー グー」(エドはるみ?)をしてたら
マリーに「動かないで」と注意されました。
主演以外に印象に残ったのは、、、
プリンスのひびきち。
アホな中にも、食えなさがちゃんとあった。
登場は小姓を引き連れて「Choo Choo TRAIN」。
ロベスピエールの、とし。
ギラギラな悪人。
サン・シール侯爵のゆうま。
「神よごらんあれ」の歌がすごく良かった。
デュハーストのちなつはしっかりした芝居。
フォークスのまんちゃんは、ちょっと台詞回しが不安定?
マイクの位置が悪い?
栄光の日々の踊りはキレがあった。
スカピン団はみんな若いので団結力が、より感じられた。
恋人ちゃん達(女性陣)は、新公の方が個性がある?
シャルルは、本役を見慣れていると、小さい!
一本物を2時間にまとめたのは生田大和先生。
(いちおう、いまの段階では「先生」をつけておこう)
巻くところは巻き、
人数を出せないところは影コーラス、など
ダレる場面無く、それでいてちゃんと話が通る構成でした。
パーシーvsショーヴランの「たすきの取り合い」のとき
ショーヴランが勢い余って柱に激突→ゴン!の擬音
など、笑いもきっちり取ってきましたが
うまく当たっていました。
こちらも将来が楽しみ。
主な配役
パーシー・ブレイクニー:珠城 りょう
マルグリット・サン・ジュスト:彩星 りおん
ショーヴラン:紫門 ゆりや
ロベスピエール:宇月颯
ドゥ・トゥルネー伯爵夫人:玲実 くれあ
ドゥ・トゥルネー伯爵 :篁 祐希
サン・シール侯爵 :輝月 ゆうま
プリンス・オブ・ウェールズ:響 れおな
ジャンヌ:琴音 和葉
アントニー・デュハースト:鳳月 杏
ルネ:真愛 涼歌
アンドリュー・フォークス:貴千 碧
マリー・グロショルツ:花陽 みら
アンヌ:愛那 結梨
アルマン・サン・ジュスト:煌月 爽矢
アン:舞乃 ゆか
ペギー:紗那 ゆずは
ピポー軍曹 :輝城 みつる
ジュリー :真凜 カンナ
オジー :千海 華蘭
ケイト:愛風 ゆめ
ジェサップ:海桐 望
シモン:有瀬 そう
座長:天翔 りいら
メルシエ:瑞羽 奏都
イザベル:白雪 さち花
クーポー:貴澄 隼人
シュザンヌ:咲希 あかね
エルトン:隼海 惺
サリー:楓 ゆき
ポリー :都月 みあ
ファーレイ:星輝 つばさ
ベン:愛希 れいか
ハル:朝美 絢
ルイ・シャルル:晴音 アキ