きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

友人の報告

2010年06月13日 | 小山卓治
私が雷鳥で大阪に向かっている頃
友人は武生の街を散策。
各所に、12日のライブの告知ポスターが
貼ってあるのを発見したそうです。


「いわさきちひろの生まれた家記念館」の入り口


「ラピュタ研究所」のショーウィンドウの中


「明かり庵」のウィンドウ


「越前市観光・匠の技案内所」の前にあった「武生のイベント」のボード

「これはガラス越しじゃなかったから、しみじみ見たけど、
 パソコンで打ち出した告知部分の真ん中に、
 写真部分が糊づけされたうえに、全体が台紙に貼ってあったよ。」
とのことです。

この他、
「蔵の辻の案内所にも貼ってあったけど、
 そこは、ふるさと商品券を買う人の列で(写真は)撮れませんでした。」


以上、友人の報告でした。


福井スタッフの方、お疲れ様&ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします
コメント (5)
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6/12-13

2010年06月13日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
とりあえず写真を先に

えちぜん鉄道


えちぜん鉄道 福井駅ホームの恐竜


駅ビルで買ったシュークリーム


永平寺
















焼き鯖寿司


丸岡城






かなり遅い昼食のそば


養浩館庭園




福井城址(現県庁)


武生 総社大神宮


Rag Time Classics


蔵の辻


蔵の辻の蕎麦屋


蔵の辻の蕎麦


蔵の辻の蕎麦屋店内のチラシ


武生駅


雷鳥


松竹座


幕間の弁当


宝塚大劇場


羽田空港のハンバーグカレー


私が食べられなかった武生の氷

「裏でカンナで氷を削る音が店内に聞こえる…。
 氷は、ふんわりではなく、つぶつぶで、バリバリ噛み砕く路線。
 最後まで水になることなく、食べられました。
 これに慣れたら他では物足りないかも。
 宇治金時は、金時にボリュームがあって、お腹いっぱい。」
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「TRAFALGAR(トラファルガー)/ファンキー・サンシャイン」宝塚宙組(大劇場)

2010年06月13日 | 宝塚(宙組)


松竹座が、チケット購入時に予想していたより
終演時間が遅かったため
(11時開演、14時25分終演。
 休憩時間が35分あるとは思わなかったよ)
少々遅刻で劇場に入りました。
こういうこともあろうかと、
1階後方通路際の席を取っておいたのよ。
立ち見が2列でビックリ。
ネットで言われるよりずっと客入りはいいかも。

冒頭部分が見られなかったのですが
おおよその話の流れは掴めました。
全体的に、ネルソンの生涯を駆け足で描いた、ってカンジで
「その愛と奇跡」より「その愛と軌跡」の方が正しいかも。
内容は2本の柱で成り立っています。
 ・男役の軍服山盛り
 ・グダグダのW不倫
前者については、眼福と言うほかないですね。
イギリス、フランスの他、デンマークなどの軍隊も出てきます。
制服マニア必見。
イギリス海軍首脳部?が集まるところ。
軍人に、ともちん、大、
王子がまさこ。
その中に入ると、ゆーひが小さい!
いや、まわりがデカすぎるのだ!
後者も、なかなかよろしいですよ。
ゆーひはこういった、後ろ暗い恋愛がよく似合う。
正面切って「君が好きだー!」というより
ずっとずっと、いいよね。
人の道を踏み外す、その苦悩振りに色気がありますよー!
すみ花ちゃんは、借金の形に買われた女。
色気がありつつも、どこか子供っぽく
そんなアンバランスなところに
提督は惹かれちゃったんでしょーかね。

蘭とむはナポレオン。
それほど出番は多くないし、
ネルソンとの絡みは無い?かな??
でも、大陸の皇帝の存在感はバッチリでした。

ほっくんは、嫉妬メラメラの夫。
でも最後は、英国のために身を引く。
もともとは借金の形だもんねー。
結局は「いい人」。
史実があるので仕方がないか。
髭がよく似合っていました。

皇帝の弟は、みー。
つねに兄の傍らに立ち、
「ウィ」と答える姿はエスプリが効いています。
本公演でこんなに目に入るようになってきたのは初めてかも。
ネルソンを兄の敵と狙う狙撃手は、ちー。
こちらも狂気をはらんだ演技が良かったです。

ネルソンの世話係はカチャ。
少年役だから、似合っている、かな。
なんとなくマチオ系の演技のような気もする。

ネルソンの妻はアリスちゃん。
夫の不倫にイライラ。
艶やかだし、大人っぽい雰囲気があり
いつもより語尾の癖が気になりません。
退団、ちょっと惜しいなあ。

ナポレオンの妻・ジョセフィーヌは、まゆみ姐さん。
蘭とむと並んでバランスが良いのは
蘭とむが大人っぽいwから?
まゆみ姐さんが若いから?
夫の野心を後押しする強い女性でした。

回り盆や銀橋をうまく使って
海戦もテンポ良かったです。
銀英伝はヅカで、っていうネタがあったけど
出演者はともかく、この舞台機構があれば
けっこういけるんじゃないかと思ったり。。。

ただ、ラストはよくない。
「いつか平和な世の中が来る」っぽいメッセージがあって
お前はキムシンかよーーーっ!
そんな説教はいらないんだよーーー!
ラスト前の舞台転換で斜幕を降ろすのは仕方がないけど
そこでゆーひのドアップの写真はいらないと思う。
エマの子を「愛の結晶」というのはギリギリ許すからさ。

ショーは、ダーイシの青春回顧。
懐メロ大会とはよく言ったなあ。
60~70年代の曲はいいし、
それをいま歌い踊るのは新鮮かもしれないけれど
ちょっとやりすぎな気もする。
オープニングの娘役はミニスカ軍服。

ゆひすみがショーでがっつり組むのは初めて。
博多座は、娘1不在ショーのリメイクだったからね。
芝居ではいい取り合わせだけど
ショーだと弱いかなあ。
二人ともショースターではないし、
真っ正面から愛し合うラブラブモードは
なんだか違う気がする。
W不倫はあんなに似合うのになあ。
蘭とむ担当の踊りの場面は大迫力。
フェッテ合戦がすごいよ。

主題歌が、なんとも微妙なテンポ。
ソーラー・パワーは「太陽」と
「宙(そら)の力」をかけているのかなあ。


終演後はトークショー。
司会はまいらちゃん。
<その1>は、それぞれの役の立場から
それぞれの役へ、なにか質問があるか。

ネルソン(ゆーひ)からバイロン(ちー)へ。
 「我慢できなくて撃っちゃおうと思ったことは?」
 「何回か見かけたけど、我慢しました」
エマ(すみ花)からトム(カチャ)へ。
*蘭とむが自分かと思う。
 稽古中も何度か自分かと思ったそうだ。
 「提督の右手になったらなにをする?」
 「お守りします」
トム(カチャ)からネルソン(ゆーひ)へ
 「なぜエマに会わせてくれないんですか」
 「隠している」
ナポレオン(蘭とむ)から弟ジュリアン(みー)へ
 「将来、乗っ取ってやろうと思ってますか?」
 「Oui(←ジュリアンがよく言う台詞。会場中、大受け)
  機会を狙っています」
ハミルトン(ほっくん)からアルバート(大)へ
 「エマを見かけていないと言ってもバレバレ
  嘘はつけないんですか?」
 「Oui」
あとは、メモが読めないので・・・
誰かがネルソンの軍服に勲章が4つついていることに言及。
誰かがエマに「5千ポンドで売られたことについて。
足りないと思いますか?」(だったかな。)
お答え:私を(借金の)形にするの・・・・(悲しそうに)
でも、5千ポンドって、いまの日本円で1億4千万円くらいなので
そう思うと・・・

<その2>はショーについて。
蘭とむ:太陽族の場面のモンキーダンス。
「腰が入っていない」と若手を叱るところで
客席の男性が、「うん、うん」と頷いた。
むかし踊っていた方なのかな。
好きな場面
 カチャ:フィナーレの黄色の衣装のところ
 ちー:大階段、太陽族
 大:太陽の戦士。男役らしくて好き。(同期の)カチャと歌う「'o Sole Mio」
 みー:中詰め。同期のアリスと一緒なので
 ほっくん:ひまわりのカメラマン。レビューなのに踊らず、ひらすら走るだけ。
 蘭とむ:日食・サンライズ。体力をつけて乗り切ります!
 すみ花:すべて。特にゆーひの雨合羽&(自分の)お天気お姉さん

このあたりで時間切れで退席しました。
最後まで聞きたかったなあ。
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「愛、時を越えて-遙かなる時空の運命(さだめ)-」

2010年06月13日 | 紫吹淳(リカちゃん)


太閤秀吉亡き後。
石田三成は「日本の富を太閤の元へ」という
秀吉の夢を叶えようと世の流れに逆らっている。
ある時、南蛮から流れてきた棺を手に入れる。
その中に眠るのはドラキュラ。
三成の手によって封印を解かれたドラキュラは
彼の願いを成就させようとする。
魔力がある夜はドラキュラとして
魔力が弱まる日中は、男とも女ともわからぬ芸人・阿国として
徳川方の武将達の命を狙う。

そんなとき、ドラキュラは一人の女性を知る。
汚れ無き、純白の心を持った女性、
それは細川ガラシャ。


3年前にかしげちゃん主演で上演された作品の再演みたいです。
(さらにその前の初演は、郷ひろみが主演だったとか?)
かしげちゃんの時は、ガラシャはキホちゃんで
高山右近が吉野くん、他は歌舞伎界の方々、と
かなりのカオスなメンバーのようですが
今回はさらに、多ジャンルから役者さんが集まり、
カオス感倍増でした。
戦国武将達は、そのまんま普通の時代劇ができそうなのに
そこにヅカスタイルのリカちゃんとタータンが入って
ネタも「薔薇の封印 番外編」としても成立しそうなヅカっぽい話なのに
混じり合って存在しちゃっているのが
なんだかとっても楽しゅうございました。

ほんとにねー。
バラを探しているうちに
ちょっとヤサぐれちゃったフランシス様のようでした。

チラシとかでは知っていたはずなのに
黒髪ロン毛、タキシードにマントのリカちゃんが登場したら
脳みそが溶けましたよ。
後半では白のブラウスに太股までのブーツでご登場で
ほんとに、息が止まりましたよ。
うひいいいいいいいいいいいっっっっっーーー!
退団後も、男役で出るなんて進歩がないとか、
コアな昔からの客だけを相手にする商売はどうなのかとか
そういう意見もあるとは思いますが、
が、、、
私も思わなくもないですが、、、
でも、
それでも、
リカちゃんを見た瞬間に、
そんな冷静な気持ちは吹き飛びます。
リカちゃん、愛してる! 
壊れる自分が愛おしい。
なんてなーーーっ!

たーたんは、普通の芝居ではあり得なくらいの
「純白」な役。
夫への貞節を守りながらも、
妖気・邪気の塊であるドラキュラに惹かれるが
恋愛沙汰というよりは、魂を浄化する系の女性。
まさに娘1の役どころ。
ソプラノは美しく清らか。
リカちゃんに寄り添う姿は、女性。
二人ともオーロだったのにねえ。
感無量。

ゆりちゃんは、
ドラキュラの昼の姿・阿国が所属する一座の踊り子。
チャキチャキ踊って、ポンポン物を言う。
気が強い女性がよく似合っていました。

松竹新喜劇の曽我廼家寛太郎さんも
阿国一座のメンバー。
2幕冒頭でエヴォグッズなどを宣伝いただき
まことにありがとうございます。
同じく松竹新喜劇の里美さん、
剣戟はる駒座の晃大さんともども、
あまりにもカオス過ぎる作品についていけない方々を
笑いの力で引きずりこんでくれるのも大感謝です。

シリアス部門の武将達。
石田三成役の山口さんは
志高い武士だったのに、
ドラキュラに出会って夢に取り憑かれ
狂気をはらんでいくさまが
よく伝わってきました。
忠興の藤木さんは、嫉妬メラメラの夫と
時代を見極める冷静な武将の2面性が
うまく融合していました。
キリシタン大名・高山右近の長谷川さんは
ガラシャと並ぶ清廉潔白な人。
うーんと、、、このテの話での
神父(牧師)の役回りになるのかな。
家康の長門さんは、さすがの存在感。

若手系もいろいろ。
右近に付き従うシスターは桜組のお二人。
とても綺麗な歌声でした。
ハモリは耳に心地よかったです。
若手イケメン組は
スタジオライフの荒木さん、
剣戟はる駒座副座長の津川さん、
うたかたのオペラにも出演の鈴木さん。
目の保養。

こうやって書き出すと、
ほんとカオスだなー。
だから楽しいのかー。

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