日本をイメージさせる宮廷。
姫の婿選びに4人の王が
貢ぎ物を携えやって来る。
北の王の風体はコサックで
貢ぎ物は金(の掘削権?)。
(4階席からだと金色の掘削機に見えました)
東の王の風体は清時代の中国。
弁髪に竜の刺青、貢ぎ物は阿片。
西の王の風体はヤンキーで
貢ぎ物は銃(ライフル)。
南の王の風体は、白黒のボディペインティングに
肩に羽飾り。貢ぎ物は象牙。
*この瞬間に「エゲレス人の発想、いいのか?」と思う。
皇帝は衰え、実質的な権力は皇后が握っている。
王達も、姫に求婚しながらも
皇后への配慮を第一とする。
そんな王達に嫌気が差した姫は
そのあとに現れた5人目の客、
見た目はおどろおどろしいサラマンダーの手を取り
宮廷の外へ行く。
なんやかんやでー。
サラマンダーは、実は姫の兄で
世継ぎの王子でした。
皇后は後妻で、兄妹からすると継母。
王子が邪魔になった皇后は
彼をサラマンダーに変え、
周囲には死んだと偽っていたのでした。
姫が去った宮廷では
皇后様が4人の王を相手に酒池肉林。
そこへ帰ってきた兄妹が皇后を負かし
宮廷から去らせます。
それがきっかけなのか、皇帝も気力を取り戻します。
4人の王達が立ち向かってきますが
皇帝一家は戦いに勝利するのでした。
ってかんじ???
キモノ・バレエはビミョー。
「外国人が思うニッポン」ってかんじ。
それを日本の新国立劇場で制作って、いいのかしら。
二幕ではチュチュの群舞から始まり
ちょっとホッとしたら
タツノオトシゴと魚と蛸が現れ、う~ん・・・・・。
ビントレーに動物って、
サイトーにウサギみたいなもんなの?
話を動かすことが主体なので
踊りがいまいち印象に残りにくいかなあ。
小野さんは可憐だし、
福岡さんは爽やかにくるくる回っていたし、
湯川さんはキビキビな動きなのに色っぽかったし
堀さんのよろよろ爺とシャキッと皇帝の演じわけは
良かったんだけどね。
グラン・パ・ド・ドゥを兄妹設定で踊るのは
なんだなあ…と思ったら
2人で力を合わせて戦う場面もあり、まあ納得。
しかし4人の王vs日本ってどうなの?
いかにも日本な皇帝一家が
ロシア、アメリカ、中国、アフリカと戦い、
勝利し、敗者を踏みつける。
なんかをこじらせたいのか、ビントレー。
ABCD包囲網にするには、
どこをチェンジすればいいんだろう、
なんてことを考える。
最後はそれなりに華やかだったけどね。
なんだか、英国人が「見下してもよいと思う国・人」が
垣間見えたような気がした。
最終的にはその気持ちが一番強く残った。
ボヤルチコフの「竹取物語」の方が
デキは良いんじゃない?
【主な配役】
さくら姫:小野絢子
王 子:福岡雄大
女王エピーヌ:湯川麻美子
皇 帝:堀 登
北の王:八幡顕光
東の王:古川和則
西の王:M. トレウバエフ
南の王:菅野英男
初めてホワイエのケーキを食べたよ!
気が付くと「プチシューの山」しか残ってないんだよね。
これで500円なら、
ファミまで105円のシュークリームの方がお徳なんだけど
そこは、まあ、気分で。
姫の婿選びに4人の王が
貢ぎ物を携えやって来る。
北の王の風体はコサックで
貢ぎ物は金(の掘削権?)。
(4階席からだと金色の掘削機に見えました)
東の王の風体は清時代の中国。
弁髪に竜の刺青、貢ぎ物は阿片。
西の王の風体はヤンキーで
貢ぎ物は銃(ライフル)。
南の王の風体は、白黒のボディペインティングに
肩に羽飾り。貢ぎ物は象牙。
*この瞬間に「エゲレス人の発想、いいのか?」と思う。
皇帝は衰え、実質的な権力は皇后が握っている。
王達も、姫に求婚しながらも
皇后への配慮を第一とする。
そんな王達に嫌気が差した姫は
そのあとに現れた5人目の客、
見た目はおどろおどろしいサラマンダーの手を取り
宮廷の外へ行く。
なんやかんやでー。
サラマンダーは、実は姫の兄で
世継ぎの王子でした。
皇后は後妻で、兄妹からすると継母。
王子が邪魔になった皇后は
彼をサラマンダーに変え、
周囲には死んだと偽っていたのでした。
姫が去った宮廷では
皇后様が4人の王を相手に酒池肉林。
そこへ帰ってきた兄妹が皇后を負かし
宮廷から去らせます。
それがきっかけなのか、皇帝も気力を取り戻します。
4人の王達が立ち向かってきますが
皇帝一家は戦いに勝利するのでした。
ってかんじ???
キモノ・バレエはビミョー。
「外国人が思うニッポン」ってかんじ。
それを日本の新国立劇場で制作って、いいのかしら。
二幕ではチュチュの群舞から始まり
ちょっとホッとしたら
タツノオトシゴと魚と蛸が現れ、う~ん・・・・・。
ビントレーに動物って、
サイトーにウサギみたいなもんなの?
話を動かすことが主体なので
踊りがいまいち印象に残りにくいかなあ。
小野さんは可憐だし、
福岡さんは爽やかにくるくる回っていたし、
湯川さんはキビキビな動きなのに色っぽかったし
堀さんのよろよろ爺とシャキッと皇帝の演じわけは
良かったんだけどね。
グラン・パ・ド・ドゥを兄妹設定で踊るのは
なんだなあ…と思ったら
2人で力を合わせて戦う場面もあり、まあ納得。
しかし4人の王vs日本ってどうなの?
いかにも日本な皇帝一家が
ロシア、アメリカ、中国、アフリカと戦い、
勝利し、敗者を踏みつける。
なんかをこじらせたいのか、ビントレー。
ABCD包囲網にするには、
どこをチェンジすればいいんだろう、
なんてことを考える。
最後はそれなりに華やかだったけどね。
なんだか、英国人が「見下してもよいと思う国・人」が
垣間見えたような気がした。
最終的にはその気持ちが一番強く残った。
ボヤルチコフの「竹取物語」の方が
デキは良いんじゃない?
【主な配役】
さくら姫:小野絢子
王 子:福岡雄大
女王エピーヌ:湯川麻美子
皇 帝:堀 登
北の王:八幡顕光
東の王:古川和則
西の王:M. トレウバエフ
南の王:菅野英男
初めてホワイエのケーキを食べたよ!
気が付くと「プチシューの山」しか残ってないんだよね。
これで500円なら、
ファミまで105円のシュークリームの方がお徳なんだけど
そこは、まあ、気分で。