きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

7/3めも

2021年07月03日 | 小山卓治




江口さんと信夫さんがサポートに入る贅沢な回。
豊かな音に全身で浸かりました。

この前の新宿御苑とは違うセトリ。
On The Build'はこちらで信夫さんと歌うためにとっておいたのか!

今日はギターも歌声もキレキレでした。

骨太な江口さんのギターに、陽気な信夫さんのピアノは、
これまた面白い化学反応があって。
音の厚み、かな、
やっぱり、豊か、が一番しっくりかな。
二人だから二倍じゃなく、
二乗になるような?
そんな二人の音に乗って
小山さんの歌声も力強かった。

歌えない客席も熱かったね。
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「HOPE JAPAN 2021」(ボレロ:上野水香)/東京バレエ団

2021年07月03日 | バレエ・ダンス

『ギリシャの踊り』
2人の若者:岡崎隼也、井福俊太郎
パ・ド・ドゥ:沖香菜子、樋口祐輝
ハサピコ:伝田陽美、宮川新大              
ソロ:柄本弾
パ・ド・セット:
 二瓶加奈子、三雲友里加、加藤くるみ、
 足立真里亜、髙浦由美子、工桃子、長谷川琴音

初日は5階正面席。
群舞が綺麗に見えました。
ギリシャは美しい。
皆さん綺麗に音楽に乗っている。
久々とは思えないぐらい踊りが身体に入っている。
ベジャールに直接指導してもらったダンサーが
まだ団内にいるのは強いね。
その中でも特に弾くんはベジャールを踊り慣れているため、
身体にブレがない。
キレキレの踊りだった。


『舞楽』
池本祥真
伝田陽美、三雲友里加、鳥海創、後藤健太朗

「舞楽」は初演に戻したとのこと。
アメフト選手も巫女さんもいないと別作品みたいだ。
黛さんの音楽とマッチしていた。


『ロミオとジュリエット』
パ・ド・ドゥ
ジュリエット:秋山瑛
ロミオ:大塚卓


初々しい恋人たちと、対立する人々の死。
とてもドラマティックだった。
秋山さんは可愛い


『ボレロ』
メロディ:上野水香
リズム:樋口祐輝、玉川貴博、和田康佑、岡﨑司

水香ちゃんは雄々しかった。
一人で戦っていて、
その背中を見た者が続くかんじ。
引き込む、ではなく、自発的についていく。
カリスマに酔ってではなく、
自分の意思で、責任を果たしに行くような、そんなかんじ。
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「Arc アーク」

2021年07月03日 | 映画


エンバーミングの発展系技術から不老不死の世界へ。

導入部は説明が足りないのにコンテダンスを織り込み迷走気味。
後半からは面白かった。
開発されたアレは老化を防ぐものだから、
老化由来の病気は防げても、それ以外では死ぬんじゃ?
不死はJARO案件。

それでも、時間は戻せないから、
いつ不老を選ぶのかは難しいだろうな、と。
まわりは拒否するというから自分もそうしたら
取り残されちゃったお爺ちゃんか哀れ。
老化防止は、一旦中止し、また再開とかできるのかなあ。
若すぎるときに老化が止まった麒麟を思い出す。

社会的格差があれば一生続くのかなあ。
それも辛いなあ。
この手の話でよく思い出すのが映画版999のメーテルの言葉。
「永遠の苦しみもくださったわ」

真ん中あたりで面白くなったのは
そこから出てきた役者の演技力によるもの?

入居希望者とかの喋りが素人っぽいわざとらしさで
自然体を狙っているところとか、
未来の場面なのに敢えて昭和の街並みを使うとかが
邦画らしいあざとさで苦手。
「夏への扉」はその辺が無くて見やすかったな。

絵として見せるためには仕方ないんだろうけど、
プラスチック処理の現代ミイラが若い人ばかりなのがねー。
「黒蜥蜴」は趣味で美しい人ばかり選んだんだけど。
ポージングということは、アレを自宅に飾るのかな?


「デイモスの花嫁」で、
不老不死を願ったけど半分しか叶えられず、
老人の姿で不死、という話があったよね。
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